脳内ポイズンベリーのレビュー・感想・評価
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共感しつつ反論。
脳内会議は、私自身かなり心あたりがありますけど、元来がポジティブなので、イチコの出す結論には結構なーんでーそっちいくー!!とか、脳内ツッコミしました。
23年来の親友がネガティブで、よく石橋と池田みたいなやり取りをしてきたのですが、池田はネガティブなのに我が強くて面白い!ネガティブな親友は、巻かれやすいので。
ラストシーンは、みなとみらいTSUTAYAから出てきた越智さんと会ったのか、他の誰かなのか、原作に手を出してしまいそうです。
池田の『ポジティブってどっち向いてる』って言葉は、かなり深い指摘だと思いました。
面白かったです。
幸せの定義
実際、定職に就いていて穏やかな彼と、フリーターでキレ易いけど魅力的な彼とに挟まれた時に、後者を選んだアラフォー女です。自分が書き物をしているという点も含めて、非常に共通点が多く、考えさせられる映画となってしまいました。まずはそこから。
確かに男のプライドってすごくややこしくて面倒くさい。それに対して“男といるときの自分が好き”な状況が上手く想像できない。彼は私といるときの自分が好きだろうか?誰と一緒にいるときの自分が好きだろうか。
居心地の良さと、自分が好きな状況というのがどうしても合致しなくて、自分が好きな状況はとても(石橋の言うところの)利己的で、それを尊重することは『結婚』とはほど遠い気がするのだ。プライドが高くキレ易い彼に気を使って付き合っている自分はやはりある意味彼を侮辱しているのだろうか。愛情を刺し違えてしまったのだろうか。
結論から言うと、この部分に関してはそっくり“彼”の気持ちが抜け落ちているのでなんとも言えない。恋愛や結婚は一人では出来ない、男のプライドなんかよりよっぽどややこしくて面倒くさい残念な状況なので。
映画はお金がかかってなくてシンプルで王道で良い。真木よう子さんと眼鏡の西島さんとネクタイの神木隆之介くんが見られて幸せ。物件やインテリアも女子が憧れるセンスで良かったと思います。
いつのまにか
えーっと
わちゃわちゃ楽しい!!
素直に面白かったです。
もったいない
神木くんが上手かった
可愛かった
各気持ち担当のキャラがたっていて可愛かった。
ストーリーはツッコミどころ満載なんだけど脳内ストーリーと実生活ストーリーがたたみかけるように進んでしまうので、いろいろ考えるまもなく、クライマックスへ突入。
確かにいろんなキャラが、一人のにんげんには内包されているので、あたまの?なかではいろんなおもいが右往左往したりあがったりさがつたり、。
その辺を女子だから女子キャラだけに絞らず、老若男女キャラを活躍させ、しかも旬の俳優をそこに当てたのが、実際の俳優自身の魅力とあいまって映画を楽しくさせていましたね。
観賞後の感想は実生活のストーリーをおざなりにした感があり深みがなくて星2つ、脳内俳優陣の実際での魅力におんぶに抱っこした勢いに星4つ。ということで星3つ映画だったなという辛口になりました。
響いた言葉
神木隆之介さんが好きで見に行ったのですが、個人的な理由で映画の内容になかなか集中出来ず、客観的なレビューが出来ないので内容の良し悪しには触れません
ただそれでも心に残った言葉
みなさんやはり映画の主題である「誰といる自分が好きか」に注目されてますが、
私は
「前向き前向きって言うけど、じゃああんたの言う前ってどっちなのよ!」
というセリフがとても良かったと思いました。羊さんのセリフです。
ただの恋愛映画として見るより、こうして自分だけのセリフを見つけに行くのが楽しい作品かもしれません。
大人のかわいらしさ
主演の真木よう子がかわいい。30歳女子のかわいらしさを演じられていると思いました。
言葉に詰まり(つまり脳内会議で揉めているとき)お目目ぱちくりの表情。
唐突に話出すとき(つまり脳内会議でマイクを取り合った結果)の声。
おとなのかわいらしさがよく出てると思いました。
それでいて、アイドルのような「可愛い」では全くない。
脳内会議で議長が落ち着いて話すときは、30歳の大人の声であり、
脳内会議でマイクを取り合っているときは、30歳女子のかわしい声と目。
おとなの女性とおとなの女子のギャップがとっても面白い。よくでてる。
この映画は彼女のキャスティングがマッチしたと思います。
予告編を見るまでは、真木よう子はミスマッチだと感じていました。
キャスティングの good job と真木よう子の演技が素晴らしい。
好きだけどあなたといる自分が嫌い
面白かったです。
水城せとなの原作漫画は二巻まで読んで止まってますが、好きです。
女性向け漫画の映画化は中々に裏切られるので期待せず見ましたが、面白かった!です。
キャスティングも良し。脳内の面々も良い。ハトコがかわいい。そして、真木よう子が可愛い。
系統としては問題のあるレストランのたま子の系統です。さよなら渓谷のかなことは全然違う役どころです。
真木よう子はうまいなぁ、ますますいいなぁと思っております。
あと、走るとどうしても揺れるおっぱいにどっきんどきんです。超自我の黒光りコスでの谷間より、ニット帽でグレーパーカ姿で揺れちゃうおっぱいにどっきんどきんします。
わたしはヘテロの女ですが、いいもんはいいのです。
さて、アラサーいちこさん、年下の生意気ボーイにトキメキまして、どうやって舵をとるか分からず、テンパったので感情さんたちに脳内会議をしてもらうというストーリー。舞台っぽい脳内会議が面白いです。
暗黒付箋とかポジとネガの喧嘩とか、風見鶏とか面白いです。結構笑いました。
そして、早乙女役の彼が、わたし前からかわいいなーて思ってたんですよ、あんなかわいいのに触られた日にゃあ、わたしのハトコが喜びまくりです。そしてわたしの池田も騒ぎ出すことでしょう。古川くんでしたっけ?あの顔、好きです。
脳内会議は実際にやります。ネガとポジとが喧嘩してます。わたしはネガが強めで、記憶さんも細かく過去を参照してきます。風見鶏はネガに引っ張られまくりです。わー同じやなぁと思いました。わたしのハトコはだいぶおとなしいですけども。普段の自分の思考回路に近いものが劇として見られてほんと面白かったんです。
そして好きだけどその人といると自分の一部を殺さなくてはならず、結果振り切って別れてほんとーほんとーにスッキリ!というのも経験ありなので非常にオチにもスッキリしております。
誰が好きかではなく誰といる自分が好きか、で決断をして正解だと思っています。自分を愛さず幸せにはなれないのです。我慢などするだけ無駄なのですよ。
いちこのように苦しみながらも恋人と別れる踏ん切りがつかない方に見ていただいて、はっきりきっぱり別れを選んでスッキリしてほしいと思います。
実用的に役に立つと思います。まわりであまり良くない恋人に囚われているお友達がいたら、観るのを勧めると効果的かもです。
いちこは普通に打算的な、けしていい人ではないです。越智さんにしたことはひどいし、結果的に弄んでますからね。
でも誰に対してもフェアにできないですから越智さんには申し訳ないけれど、ああしかできなかっただろうと思います。
そしてまたネックレスは転がり、恋にぶつかる訳ですね。そして性懲りも無く脳内会議はひらかれる…ふふふ。
しかし、いちこは婚約破棄して本を出すまでの収入は何で得てたんでしょうね?もうなにか書いてた収入でしょうかね?結構素敵なお部屋に住んでましたよ?インテリアといちこのフアッションがかわいかったです。
中目黒、真木よう子ファンとしては最高の離婚を思い出す地名ですね。
そういえば最高の離婚でも、ゆか(尾野真千子)はミツオ(瑛太)に、あなたが好きだけどあなたといるわたしが嫌いと言っていたような気がします。
期待したんだけどなぁ。
笑った
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