世界から猫が消えたならのレビュー・感想・評価
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世界から映画が消えたなら…。
自分がもし明日死ぬと言われたら…。
その時自分はどんな時を過ごすのだろう。
ここに出て来る青年は、医師から余命数日という宣告をされてしまいます。
死ぬ事なんて1ミリも考えていなかった彼にとって、言いようのない恐怖を感じたことでしょう。
絶望しかない彼の目の前に、突如として現れたのは、自分そっくりの悪魔。
悪魔は彼の命を1日分伸ばす代わりに、青年の大切なものを次々に奪って行きます。
普段当たり前のように身近に存在していたものが、ある日突然無くなったら…。
それは想像以上にダメージの大きい出来事です。
自分にとって大切なものほど、失って初めてその大切さを理解できるのだと教えられました。
自分がこの世からいなくなっても、世界は何も変わらないけれど、大切な人の記憶には自分がこの世にいたことを忘れないでもらいたい…!
だからこそ、自分の人生に後悔のないように、大切なもの、大切な人を今のうちからしっかりと受け止めておきたいなと思います。
じんわり
酷評されてもいるようですが、家で観るには良かったです。映画館で1800円にはどうかな…と思いますが。
俳優も良く、絵柄もノスタルジックで素敵でした。(函館が絵になる街だし)
猫も可愛い。
佐藤健、朝ドラで再評価しているので、この映画も見てみたのですが、悪魔と本人の表情の差が怖いくらい。上手いです。でも、素でも悪の部分持ってますね、たぶん彼は。(笑)
原作を読んでいないためか、アルゼンチンの画面は唐突過ぎました。
原田美枝子が素敵で、息子がいる身としては、母の手紙に泣けました。奥田瑛二のお父さんもいい味だったので、父の心情がもう少し描かれていたら良かった。
猫好きで、素敵な俳優陣のちょっと泣ける話を観たい、家に籠ってる日にお勧めします。
永井聡よ岩井俊二に成るな。
現存するあざとい要素を集めて一本の映画にした。
友人が推す映画の全ては私も推すが、
こう正面から具体的に出されると笑う程にあざとい。
こんな素材もそれなりにこなす日本一期待の永井聡 よ、この手はもう撮るな、岩井俊二に成るな。
1回目に見たときは?な部分も多く、物語の本質は掴めないでいました。...
1回目に見たときは?な部分も多く、物語の本質は掴めないでいました。2回目を見ると、内容も掴め、とても深い物語であるんだと気づきました。
しかし、タイトルがとても印象的なものであるので、もう少しストーリーにインパクトが欲しかったなぁと思い、この評価としました。
淡々と流れる。
命を1日延ばす代わりに世界から1つ、大切なものが消えていく。思い出とともに。
ストーリーは淡々と流れ、起承転結がない。過去と現在が唐突に流れるため落ち着かない。まとまりがない。
中途半端にファンタジー要素を取り入れたために現実味が湧かない。
宮崎あおいとのラブストーリーかと思っていたら実は家族の愛を再確認させるストーリーだった。
イグアスの滝は素晴らしかった。
でもその後外人が引かれる所は衝撃的。それいらないよ…
濱田岳の悲しむ演技は秀逸。
この世界から自分が大切にしたい思い出が消えるのなら自分の命はなくな...
この世界から自分が大切にしたい思い出が消えるのなら自分の命はなくなってもいい
大切なもの、大切にしたいもの、大切にしてくれるひと、大切にしたいひと今欲しいものはたくさんある
このポンコツな人間の脳からはいつしか記憶はなくなってしまう
とても悲しい
今生きてる毎日をちゃんと生きなくてはいけなくて
今贅沢してる暇はなくて大切なものを早く見つけて少しでも長く長い時間を過ごせるように探していきたい
悪魔が悪魔
世界からなくなってもいいものを1つ「選ぶ」としたら目に入ったどうでもいいもの選べるのに、
悪い悪魔が主人公の周囲との繋がりや思い出の品を消そうとするあたり意地が悪い。
自分の命よりも大事な、人との繋がりを持っている主人公は少し羨ましくも感じた。
自分がいる世の中といない世の中は少しでも違ってほしい
自分の延命と引き換えに世の中の何かを消せるとしたら何を消すか。
無意味なものは一つもない。
生きた証は思い出の中で生き続ける。
函館やアルゼンチン、トレビの泉でのロケは少し見もの。
んー。という感じ。
泣ける人には泣ける映画。
しかし、話の内容に現実味が欠けている。
突然、外国の話になったり、いろいろ悲劇で悲しい場面の詰め合わせという感じで。
映画の全体的な内容のつながりにかけていると感じた。
あまり感動しない映画だった。
あまり理解ができなかった。
時間で生活を縛って生きているのは人間だけだ。
という言葉にはとても共感した。
僕の父は時計屋なんです。
その言葉もなんだかヘンテコなものに感じ、このやり取りは好きである。
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