劇場公開日 2015年11月7日

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起終点駅 ターミナルのレビュー・感想・評価

全57件中、41~57件目を表示

4.0だめだ、ぜったいにかえってくるな

2015年11月14日
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鑑賞方法:映画館

佐藤浩市ファンとして、とても良い映画でした。映画では久しぶりに見させてもらいましたが、理想の男を常に演じてもらっています。なにもかも捨て去っての暮らしぶり、転がり込んできた少女に対しての、だめだ!絶対に帰って来るなの一言。今世の甘い世の中では、聞けないことばです。こんな男になりたいと、再び思った映画でした。

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まさ

4.0味が有る~

2015年11月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

主人公鷲田(佐藤浩市)の演技が「味が有る~」観ていてうなってしまう。名俳優が出るとやっぱり違うな~と感じされる。
南達三(泉谷しげる)この人も演技が上手い!はまり役だからかもしれないが味が有る演技だ。森山卓士(和田正人)も上手い演技をしている。いろいろ考えさせられる映画だけど名俳優達に重みの有る映画に厚みができてきたと思う。
邦画は、心に染みる映画が好きだから名俳優でなければ厚みの有る映画にならないんです。
演技は、年齢関係無いから厳しい世界だと思う。

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グルメくん

1.5人を人生につなぎとめる食

2015年11月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

テアトル新宿での「ディアーディアー」最終上映が始まるまでの時間潰しに選んだのだが、この東映作品が予想外に好かった。
佐藤浩市演じる主人公の男の、人生に見切りをつけた感じは、仕事を続け、家庭を持ったことのある男性なら一度は経験するのではないか。引責、諦め、どのように表現しようともそれは人生から逃げていることにしかならない。
その男が、国選弁護人として弁護を担当した若い女性の、全てを失ってからの人生への前向きな姿勢を目の当たりにして、自分の人生と向き合うことに戻っていく。
長いプロローグを当代きっての売れっ子である尾野真知子が引っ張り、その後を受ける形となる若い本田翼の演技が良かった。初めて見た女優だが、暗いまなざしと、佐藤の作ったザンギを美味そうに食べるときの生き生きとした表情の対比が、じめじめとなりがちなスクリーンをカラッとさせている。
佐藤と本田は何度か食卓を挟む。本田が佐藤の料理を褒めたときの「作っているときは何も考えずに済むから。」という佐藤の言葉に哀感がこもる。誰かのために料理するのではなく、自分一人のための料理に没頭するとは、孤独極まりない。
だが、その孤独な食の探求こそが、本作のテーマである人生への復帰には欠かせない。人はどれだけ希望を失っても、毎日の食への興味は尽きないのだ。ささやかな食卓にも、ひと手間を惜しまずにより美味しいものを作ろうとする。
いや、希望を失ったり、悲しみや罪の意識に押しつぶされているからこそ、最後に残るのは食べることへの欲求なのだ。これを失わない限りは、いつの日かまた自分の人生と向き合える日が来る。
食こそが、人を人生につなぎとめるものであると思った。
この日の夕食はから揚げにしたことは言うまでもない。

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佐分 利信

4.0(^^)良きでした♪ 85点

2015年11月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

●小説は読んでないけど.脚本が良きでした。

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うーほー

3.0佐藤浩市の力だけで持っている映画

2015年11月13日
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鑑賞方法:映画館

ダメとは言わないが私好みではない。
物語をどういう方向に持って行きたいのか分からず散漫な印象を持った。
原作をなぞっているだけなのだろうか?
映画的な世界観に引き込まれること無く終わってしまった。頭で理解できても感情移入できず。
雪の降る場面で、後から合成したと分かる雪に興ざめ。
特筆すべき点が無く星2つで十分だが佐藤浩市に敬意を表して+1。

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toshijp

4.0男たちよ、逃げるな、戦え

2015年11月11日
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鑑賞方法:映画館

何らかの罪咎の意識にあって逃げてきた男が、もういちど、やり直そうと決意する物語。
それほど、珍しい話でもない。

とすると、この映画、どのように観客の興味を引きずっていくかが見所。

若い女に絆(ほだ)されて・・・
<あっ、ほだす、って絆(きずな)って字なんですね>
というだけではつまらないし、そう簡単に絆される男には共感しない。

この映画、同年代(といっても少々歳下なんですが)の男性にとっては、かなり居心地が悪い。

かつての恋人が目の前で自殺した後、その場から逃げてしまう男に、観客としてはどう対処していいのか困惑してしまった。
そう、絵空ごとなら、この恋人の近くで嘆き悲しむとか、そんなことが考えられ、それならば却って感情移入(というか、俺もこうなりたいなぁと無意識で思う)わけだけれど、逃げて、それもホームの階段を五・六段あがったところで転こんでしまうのだから、このような無様な男(自分に近しい男)に対して、どのように感ずればいいのか。

それも、この出来事は昭和から平成に変わるときのこと。
巷では「24時間、戦えますか」なるCMも喧(かまびす)しかったころのこと。
そんなぁ、24時間なんて戦えないよ・・・
と判ったのは、後の事。
このときの、イケイケドンドンをいいことに、男たちは知らず知らずに逃げていた。
そう、思う。

そして、この映画のキーワードは「戦え、鷲田完治」。
つまり、逃げるな、男。

カッコいい見てくれの佐藤浩市が演じているから様になるが、基本的には「逃げている男」の映画。
逃げるな、男。
結構、重く圧し掛かってきましたよ。

でも、映画はちょっとだけ猶予を与えてくれる。

最後、主人公は釧路から東京に向かうのだけれど、それを鉄道で行こうとする。
その時間は長い。
主人公は決意してその鉄路の上にあるけれど、観客(の男ども)はまだ列車に乗らない。
さて、乗る決意はあるのかどうか。
猶予は与えられたようだ。

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りゃんひさ

テーマが重たいけど

2015年11月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

 見る人の感性が問われる作品。
 たとえ、同感できないとしても、この作品の評価は落とさないでもらいたい。
 この映画の深いテーマが、きっとわかる日がきます。
 今の生活が終点だと思っても、やがては新たな出発の日がくる。
 目的地は人それぞれですが、きっとその日がくる。
 その時に、アッ、これか!と思う作品です。

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虎キチ

5.0感動モノ

2015年11月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

良き映画にまた出会えた気がします。
改めて家族や誰かとの繋がりというものを感じた作品でした。

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たにもん

4.0佐藤浩市さん良かった!

2015年11月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

佐藤浩市さん演じる鷲田が本田翼ちゃん演じる椎名と出会うことで少しずつ優しい表情になっていく姿がとても良かったです!

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パズ子

2.5半分寝てしまった・・・

2015年11月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

寝られる

波長の合わない映画だった。

完全に寝てしまわないだけマシか。

わりと説明セリフが多く感じたのと(しゃべり言葉にしては理屈っぽい)、アップと料理や食事シーンが多く、映像を見るのが面倒くさくなり目をつぶってセリフを聞いているうちにうとうとと・・・

JR万歳企画なのか?
映画的には列車の方が画にはなるが・・・
東京までを列車で行く必然性と言うか、主人公のこだわり部分が良く見えなかった気はする。

ラストは良かった。

が、(行きつけの映画館で)普段やらない指定席設定にするほどの映画には感じなかった。

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kita-kitune

4.0「起終点駅」を観て・・

2015年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作は直木賞作家の桜木紫乃の短編小説。舞台は道東の釧路。時代背景は平成26年の現代。65歳の弁護士は、30年前のある事件が今の生き方に繋がっている。
映画では、佐藤浩市が主演である。
ここからはネタバレになるかも・・
学生時代に別れた彼女と、34歳で旭川地裁の裁判官をしていた頃に再会する。
彼女と昔の仲に戻り逢瀬を続ける彼は、妻と4歳になる子供と別れることを決心する。
そして彼女と一緒に駅のプラットホームに立つが、彼女はホームに入る列車に飛び込んでしまう。
ここから彼の国選弁護しか引き受けない釧路での弁護士生活が始まる。
作品のストーリーは、覚醒剤所持で執行猶予中の若い女と関わっていく。
映画では小説よりも全体的にやわらかい暖かい感じがした。
息子の結婚式の招待状に戸惑う様子もよく表れていると思った。
小説では結婚式に欠席するが、映画では自ら漬け込んだイクラを持参して、東京の結婚式に向かう。
映画での息子の手紙に「僕のお父さんはひとりだけですから」と書かれた内容にジーンとした(涙)

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Ryoichi

5.0静かでゆるやかな感動

2015年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

地元の人間として観なきゃという義務感?のような気持ちでしたが
予想を上回る良い作品でした。
佐藤浩市さんはさすがですが、ミスキャストかと思っていた
本田翼さんが良い味を出してたと思います。愛らしい顔や
スタイルの良さがちょっと邪魔してたかもしれませんが釧路駅から
旅立つ彼女の後姿に思わず「がんばれ」と応援している自分が
いました。原作も読みましたが、映画版の方がほっこりとする
内容だったと思います。気がついたら涙が流れていた作品。
日本映画の良さを再確認しました。

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10キロ余分子

4.0いい映画

2015年11月8日
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佐藤浩一の演技が素晴らしい。さすが。
釧路で時間がゆっくりと流れていく感じも良く、自分自身も釧路に一緒にいるかのような気持ちで鑑賞してしまった。

料理のシーンもいい。美味しそう。ザンギが食べたくなった。釧路に行きたい。

欲を言うと、佐藤浩一の戦う、熱い姿をもう少し見たかったかな。

何れにしても、セリフでは無く、行間で、演技で語っていく良質な日本映画でしたー。

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丘の上のひじき

4.0ほっこりとします。

2015年11月7日
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淡々と、ゆっくりとした映画です。
でも飽きることなく、じっくり映画の世界に入り込んで楽しむことが出来ました。

尾野真千子さん、とても綺麗でした。
最初の方しか出てきませんが、表情の美しさに惹かれます。切ない、儚い美しさでした。

大きな展開はないものの、胸がきゅっとなったり、切なくて悲しくなったり…
でも最後は、主演の佐藤浩市さん、本田翼さんがしっかりと前に進んでいく様に心があたたかくなりました。

釧路に行きたくなりました。
入場の時に、映画館で釧路市のガイドブックを頂けるみたいですね。

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あまゆい

4.0骨太な良作でした

2015年11月7日
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鑑賞方法:映画館

ゆっくりとした展開で役者達が好演してます。

佐藤さんと本田さんの絡みは、凍ってる佐藤さんの気持ちをひとつ前に押してくれたようで。

日本ならではの映画だと思いました。(≧∇≦)

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Nobito

4.0昔の日本映画のような作品

2015年11月5日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

寝られる

確かに行間を読む作品ではあるが、これは懐かしい日本映画の感覚もある作品。

昔なら〈高倉健〉さんがやってそうな雰囲気がある。

最近、白髪頭で見るようになった〈佐藤浩市〉が渋い。

白髪頭になったら随分と役者の貫禄があって黒髪よりも白髪にした方が良いと思えるくらいにスクリーンでかなり映えていた。

こういう頑固だけど優しい役が合うね。

ヒロインの〈本田翼〉は、ぶっちゃけ下手。頑張ってはいるが、難しい役だったかなと思う。でも今作で悪い印象かというと、そうでもなく、今作、心の闇の部分を描いていて、まあまあ重いんですが、この子が明るいと重い雰囲気を少し和らげているので悪くない配役だと思ったかな。

ほとんど2人芝居で中村獅童は「いるか?」と思ったが、脇役も好演。

あと、今作、食べ物が凄くうまそうなんですよね。

まず、北海道が舞台で、イクラが出てきてる時点でヤバいが、ザンギという唐揚げが寒い雰囲気の中に暖かみがあり、めちゃくちゃ上手そうなんだな…

しかも、ただ美味しそうなだけでなくストーリーにも絡んでいく。

最後は静かに熱くなり、静かに感動した。

とにかくテンポはゆっくりで地味ではありますが、良い作品でした。

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作品に向き合うゆき平

5.0感動しました

2015年10月30日
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鑑賞方法:試写会

友人に誘われて試写会に行ったので、ほとんど内容を知らずに観たのですが、演技や映画全体の雰囲気が素晴らしく、作品の世界に浸ることができました。観ているのは年配の方が多かったように感じましたが、女子大生が観ても十分面白かったです。主人公が作る美味しそうな料理も魅力の一つですね。

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saya