アナベル 死霊館の人形のレビュー・感想・評価
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とにかく怖くない!
おうち-107
とばっちり。
あれ、怖くなかった‥。
『エンフィールド事件』なんて怖すぎて、一時停止したまま進んでないのですが、昨年の『死霊人形の誕生』ではまり、今年の『シスター』も観て、好きなシリーズです。
毎回びびらせてくれるのですが、この作品は🤔
今回はシリーズでレギュラーの「なんで一人で行くん」が鳴りを潜めているのが要因かもしれない。
というか、舞台がアパートメントなのもあんまり怖くない要因。そして大抵明るい。赤ちゃんおるからしゃーないけど。
やっぱ屋敷とか、教会とか、ある程度の広さと、周囲を含めたオープンフィールドがいいのかもしれませんね。
バイオハザードヲタが多分に影響してます😅
あと、ドラマの部分が長くて、ビビり部分の時間が少ないのです。
わたしは、ここでの評価が低い「死霊人形の誕生」と「シスター」のほうが怖かったです。上映時間はそんな長くないのに、ビビり部分の割合が長くてよき。
それと、もしかしたら、ファーミガ姉妹の顔もいいのかもしれない(笑)
ホラーが合うよね。
オカルト映画としても、ホラー映画としてもやや期待外れ↓
アナベル人形はただそこに居るだけで…
『死霊館』に登場した最恐人形、アナベル人形を題材にしたスピンオフ。
それにしても、あの人形だけで一本映画が作られてしまうとは…。(この後続編も製作)
まあでも、確かにそれだけのインパクトはあった。
子供の誕生間近の若夫婦。夫は人形好きの妻の為に一体のアンティーク人形をプレゼントする。
相変わらず怖ぇー顔してるわ、アナベル人形…。
奥さんも人形好きとは言え、よくプレゼントされて喜んでるもんだ。
明らかに他の人形とは異質で気味悪くて、普通は捨てるよ…。
ある晩、カルト集団の一味が家に押し入り、夫婦は襲われる。命からがら助かるが、この時人形に呪いがかけられ…。
この後の続編が本当の誕生編となっているようで、本作は誕生というより、アナベル人形による呪いの事件の一つといった感。
話的にはオーソドックスな呪いホラー。
不審な物音や人影、一人でに動く椅子、奇っ怪な現象…。
引っ越した先で、少女の影が自分を襲ったカルト女に豹変するシーンはなかなか。
でも、恐怖演出もドラマ的にも何もかも、『死霊館』に遠く及ばず。
別にB級とまでは言わないが、『死霊館』では感じた格調高くクラシカルなムードが損なわれてしまった気がした。
特に肝心のストーリーがつまらなく、恐怖の中にも描かれた哀しみや愛情などのドラマ要素が今一つなのも残念。
作品的には期待してたより微妙だったが、アナベル人形自体の不気味さはやはり天下一品。
このアナベル人形が何故こんなにも不気味で怖さを感じるかは、全く動かないから。
下手なB級だと瞼が動いたりありがちな演出になる所を、アナベル人形は一切動かない。
それがまた見る側に恐怖心を想像させ、煽る。
アナベル人形と一緒。
ずっと傍に。
ただ、そこに居るだけで…。
何だかんだ言って、ユニークなホラーキャラクター。
続編も続けて見ようかね。
普通
悪霊はいつまでも取り憑いてくる
実在する呪われた人形のアナベル
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