欲動のレビュー・感想・評価
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美しい!!!
グラビアをやっていた10代の頃から三津谷葉子さんの顔もナイスバディーも明るさも大好きでした。その彼女が主演してヌードにもなっていると知り、正直それ目当てで鑑賞しました。
バリでのオールロケとのことで、自然そのままの映像や音からまさにバリが感じられとても美しいです。
もちろん三津谷さんも年齢を重ねて更に魅力的な女性になられており、仕草や立ち居振舞いの一つ一つが非常に美しく見惚れてしまいました。
監督ご自身が妹役で出演されていることも観終わってから気付き、杉野希妃さんという才能豊かな女優さんを知れたことも良かったです。
話の流れ的には、正直理解しきれない部分が多かったですが、環境映像というかバリのPVというか穏やかで美しい映画でした。
何の欲も感情も微動だにせぬ
重い心臓病を患う夫とその妻が、夫の妹の出産に立ち会う為、バリ島へ。 バリ島の風景は気分に浸れるし、映像も美しい。 死を覚悟して訪れた異国の地で、癒されながら穏やかに最期の時を迎える…と思いきや、 死の影が迫る夫は時に妻に不満や怒りをぶつける。 妻は妻で現地のジゴロと関係を持つ。 濡れ場がやたらと濃厚で、繊細な人間ドラマかと思ったら、単なる官能映画。 話もよく分からないと言うか面白味が無いと言うか、何を描きたかったのか。 役者陣の複雑な内面演技と、バリ島の雰囲気にだけポイント。
つれあいが病気の時に観た
妻が病なので、作品の設定とは逆ですね。内容的には薄いと思うのだけど、一つ一つの行動における心理描写がよく伝わります。行きずりのシーンもあれはあれで良い。全般を通して、僕としては見入ってしまいました。ただし、他の人が観るとどうか…。
女性がみると違うのでしょうね
女性が見るためのものでしょうね? 男性の多くは理解できないか、好評価できる男性は余程女性的な感性があるのか別の付加価値からでとかなのだろうなと?男性は勧めないです 時に男性の自己満足の様な展開の作品に 女性が批判する事がありますが、それと 逆の現象が起きてるかと 女性の視点にこだわるあまり女性の自己満足的で 夫婦の話ですが夫婦の絆や愛をあれで表現できたと思うのは女性側だけの自己満足でしょう 男性側はあんな嫌な死に様(実際は暗示だけしててどうなるかわからないけど) 絶対嫌だろうと思いますし。 あの作品の世界観だったら夫婦になんかならない方が良いんじゃないと感じてしまいます。 大人の女なんて言うのは体の良い表現で 死に怯えるパートナーに辛く当たられたからと裏切れば男性も何かしら感じて 悩むでしょうし(男性はバカなんで何も気づかないと言う設定だと考えるならばまさに自己満足)死の迫る日比で悩み苦しませるって幼児性の成せる業でしょ 10代かよって あれだけ女性だけの視点で撮るなら夫婦の話にする必要、あの設定にする必要あったのかな?と もう少し夫婦ということでの男女のバランス考えた描き方がある気がします。 仮に女性層限定でとかならまだわかるし 齋藤工で女性層釣るのはわかるが その割に公開時三津谷葉子のヌードの話題でも男性層を釣ってたのが片腹痛い スケベ心の男性にトラウマを与えるための罠なのか? 自己満足的な印象を更に拍車をかけるのが、設定、展開、の強引さ 二人がバリ島に行く必要性が薄い、とか 異国の地で女が一人でさ迷い 偶然、人と再開し、そこきっかけで なんかチープな感じのジゴロに堕ちる? しかも襲われかけたのに惹かれるって 古いマッチョ的な男性な価値観な気もするし 色々な角度から見ても矛盾がポロポロ出てくるご都合主義からの~説明省き、で 受け手の想像にまかせるのも度が過ぎてて稚拙にしか感じない そもそもの時点で なんかこの夫婦バリ島に行かない方が穏やかな別離を出来ただろうなと思わせる 時点で崩壊してるかなと 嫌な感じだけが残ります まあ酷評してますが確かに 部分で部分で良い所はあるんですがリカバーしきれない圧倒的物語の崩壊感が 否めない
バリ
ガムランの音楽と人々の神に捧げる踊り。これを味わえただけで満足だったかな(笑) あと女の裸体…艶めかしくどうしょうもない。 この国では自分を偽ることなど出来ないのかもしれない。 自分を偽ったところで何の意味もなさないのだから… 欲動 聞き慣れない言葉だったけれど、何となく伝わった。
バリ★と夫婦愛と・・
見どころは・・・バリでしょう。
映像がとても綺麗でした。
今すぐ・・バリへ行きたくなってしまう。そそる映像。
見る価値ありです。
そして・・エロティック作品とありますが
全然エロくない。美しい・・夫婦の性とかホント美しい。
病気で弱気な夫。煮詰まる妻・・
でも終盤の濡れ場はとても感情高まるまさに欲動。
でも美しかった。
夫は死ななかった。死におびえるも・・なんとなくエンディングは
光さえ感じる。夫婦って・・すごい。
妻の感情も良かった。
途中・・・現地の男とゆきずりで?・・してしまうが・・
やっぱり夫と連れ添ってゆく。
この感じは大人な女でいい。
バリの風景とこのしっとりした大人の男女。
見ていて心地よい後味。
この夫婦はお二人とも美男美女。
そこだけでも・・見て良かった。
個人的には・・来ている洋服なんかも好き。
くすんだ色使い・・斉藤さんの魅力を引き立てていた。
コーディネートとても好き。
参考にしちゃいたい。
欲動
欲動
良く言えば、繊細な映画で、悪く言えば欲求不満な人妻が浮気をして
満足して、機嫌良くなり、夫とも仲良くなる。
人の感情を描いていますが、夫婦間の感情が中途半端。想像しないといけない部分が多すぎる。
最後夫婦が見つめなおすシーンですが、欲動してしまった妻が、旦那に受けいられるまでの過程が
曖昧すぎる、夫も妻のしたことを感じつつも何も聞かない。ベットで抱きついてきた妻が離れて
泣いていても何も聞かない。死を前にした人と、夫婦としての感情をもっと出して欲しかった。
観てよかった
ケチャックダンスとガムラン、波の音と虫の声がとても耳に残りバリの空気感と匂いを感じました。生への執着・死への恐怖…いろいろな想いが重なってあふれてゆく性への衝動やパートナーへの愛着、それらすべてが欲動につながっていくように思いました。 千紘とゆりのシーンはラブシーンでも濡れ場でもなく、言葉では表せないけれど圧倒されました。また赤道を越えてバリに行きたくなりました。
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