「限界のその先へ。『セッション』が教えてくれた“狂気と情熱”のリアル」セッション 尾田将志さんの映画レビュー(感想・評価)
限界のその先へ。『セッション』が教えてくれた“狂気と情熱”のリアル
『セッション』はただの音楽映画じゃなかった。
これは“何かを本気で極めようとする人間”の、リアルで苦しくて、でもどこか美しい物語。主人公ニーマンと、狂気じみた指導者フレッチャーのぶつかり合いは、見ていて胃が痛くなる。でも、その先にある「ゾーン」に入った瞬間の快感が、とてつもなく鳥肌モノ。限界まで追い込まれた先にしか見えない景色があるんだって、教えてくれた。
自分自身も、事業や人生で挑戦する中で「もう無理かも」と思ったことが何度もある。けど、それを超えた先に、予想を超える景色が待っていた。『セッション』はその感覚を思い出させてくれた一本。魂が震える映画でした。
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