王の涙 イ・サンの決断のレビュー・感想・評価
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ヒョンビン
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イ•サンの映像作品、3作目。
イ•ソジンのTVドラマ、つい2,3日前に観終わったwowowのジュノ&イ•セヨンの『赤い袖先』
そして、ヒョンビンの本作。
イ•サンは名前で正祖と呼ばれた朝鮮王朝の王で、その賢さ誠実さ民を思う心も有名だし、その父と祖父との関わりも違った作品で数多く描かれている程有名な人物である。
イ•ソジンのは、逆境に負けぬ不屈の精神の人物像が描かれ、ジュノのは映像も美しく女人への愛情たっぷりな一人の女性を生涯愛す人物像が描かれていた。
本作のヒョンビンのは、画面全体が暗く暗く宮廷の陰惨なドロドロした王暗殺が描かれていた。ただただ辛い内容ばかりであるが、幼い時からの友のような宦官が暗殺目的で側近になったが、改心したのを確認して命を助けて解放した。そして王暗殺計画当日、王の窮地を救いに来てくれ、命尽きた。暗殺目的で育てられ送り込まれたが、王イ•サンの悲惨な生い立ちやそれにめげず生きる人となりを間近に見るにつけ暗殺断念となったばかりか、自身の命を賭してでも助けようとしたその尊敬の念というか友愛の気持ちが感じられ、陰惨な印象の場面が多い中でも心が洗われる気持ちにさせられた。
王太妃が命を狙っていたのには驚いた。
イ•サンの物語、というと作る方達は、やはり、
入念な構想準備のもと制作されるのだろうか?
三者三様に観応えがある。
冒頭からヒョンビンがあの美しい顔を汚い髭面にして役に挑んだのを見てもその意気込みが感じられる。
ただ、ヒョンビンのは、王でも護衛が要らないほど剣術の達人にならねばいけないのかとも感じる程、達人だった。
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