劇場公開日 2015年5月22日

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「疾走感が心地よい」メイズ・ランナー MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0疾走感が心地よい

2018年3月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

巨大な迷路に周りを囲まれ…という設定がまず好きだ。原作は未読だが、これは映像化にして良かったのではないかと思う。登場人物にもしっかりと個性があり、場面を盛り上げてくれる。その割には主人公が魅力不足に感じるところもあったが、主人公の正体が謎を呼ぶ展開でそれをカバーしている。迷路にはバケモノがおり、薄暗く、廃墟のような佇まいなので、そのシーンはかなりホラーチックだ。視覚的にも同じシーンばっかりということに対する不満も感じなかった。
良くも悪くもヤング・アダルト小説という感じではあるものの、「ハンガー・ゲーム」よりは日本でも受け入れられ易いのでは、と思う。
続編ありきで終わるのは「やっぱりな」とは感じたが、期待出来るだろう。

Mina