駆込み女と駆出し男のレビュー・感想・評価
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面白かったけど、勉強しとけば良かった
思ってたより面白かった!
登場人物も役者さんもいい感じでした!
でもタイトルだと気楽に観れそうな感じでしたが、昔の言葉が多くて何を言っているのか分からないところがしばしばあり、もっと勉強しておけば良かったなぁと思いました。
解説の字幕欲しかったです。
細部理解できなかったところは原作の小説を意味を調べながら読もうかなと思いました!
どのシーンもキレイで印象的なのに、映画全体のリズムが早すぎて消化し...
どのシーンもキレイで印象的なのに、映画全体のリズムが早すぎて消化しづらかった。むしろ映像がキレイすぎると作られた印象が強くなる。クオリティはスゴイ高かったと思う。
●耐え抜いたその先に。
男尊女卑。耐えられず駆け込む女性たち。
いつの世も男はわがままで、失って初めて嫁の大切さに気付く。
東慶寺で2,000人の女性が救われた現実。それはそれで驚きだ。
作品としては全般的に自然の描写がホントに綺麗。
そこに織りなすそれぞれの人生描写もステキ。
ラスト。火打石でお清め。暖簾をくぐる。
なんて綺麗なんだろう。いちばん好きなシーンだ。
「きつみと渋みはちょんぼしだけど」のじょごが可愛い。
戸田恵梨香を見直した!
満島ひかりさん、大泉洋さん、樹木希林さん、と皆さん演技派なんで、正直、この中に戸田恵梨香さんが入るのは心配ではありました。
でも!!この戸田恵梨香さんは素晴らしい!!
満島ひかりさんとの友情とか、心にも体にもキズを負った無学の女が、強く逞しく成長していく姿を見事に演じてらっしゃって、初めて、戸田恵梨香さんの演技に涙しました。
大泉洋はどんだけスゴイ役者なのか?
って思うくらい、ハマり役だと思う。大泉洋おそるべし!
戸田恵梨香か満島ひかり、武田真治もイイね。
セリフや各キャラの演出も巧みで、独特で面白い。
何だそれ?って思うシーンはいくつかあるけど、それも込みで大好きな作品。
素敵な人情喜劇でした
今の時代では考えられないぐらい、江戸時代の離婚事情はこんなにも大変だったんですね。
今はむしろ女性の方が強い時代だったりしますけど、この時代は男尊女卑の精神が圧倒的に根強かった時代でしょうから、女性から離婚することなんて出来なかった、でもそんな時代に女性側からの縁切りを手助けする幕府公認の寺(東慶寺)があったんですねぇ、私は史実に疎くて全く知らなかったので、興味深く見させてもらいましたよ。
まあ最初は台詞量が膨大過ぎて、いまいち入り込めなかったのですが、この世界観に入り込めてからはあっと言う間、長尺の映画でしたけどテンポの良さも相まって、時間の長さを感じずに楽しむことが出来ました。
時代考証は史実に基づきながらも、随所にユーモア溢れる会話劇を盛り込んでくれたのも、この映画を楽しめた重要な要素だったでしょうか。
それと取っ付き難い題材でも、親しみ易いキャストが演じてくれたことによって、スッと入ってくる部分がありましたね。
特に主人公の信次郎を演じた大泉洋の口八丁ぶりが最高でした、台詞多すぎて大変だったでしょうね~(笑)
医者としても、戯作者としても、離婚調停人としても駆出し男、でも人情に厚くて正義感に溢れていてそれでいてユーモアたっぷり、一見頼り無さそうだけど物凄く頼りになって、まあいつもの大泉洋ワールドと言えばそれまでですが、この映画の世界観と見事にマッチして、とても面白おかしく見ることが出来ました。
大泉洋と樹木希林が同じ画面にいるだけでも楽しかったなぁ、あと陽月華演じる法秀尼との掛け合いも最高でした!
物凄く真面目に演じているのに、大泉洋とのコントのように見えてくるのがおかしくておかしくて、凜としているのにある種萌えキャラのように見えてくる法秀尼の存在が何気にツボでした。
ただ全体的に惜しいのが、テンポが良い反面各エピソードがやや駆け足になった部分もあって、もっとじっくり見たかったなと、そう思わずにはいられませんでしたね。
しかし戸田恵梨香、満島ひかり、二大若手演技派女優の存在感が半端じゃなかったぁ~!
じょごが自信を取り戻していく様子、そしてお吟の隠された真意、そしてじょごとお吟の絆、全て見応え十分でした。
和を感じさせてくれる映像美も素晴らしかったなぁ、日本映画の底力を見せてくれた良作映画だったと思いましたよ。
粋
井上ひさしさんの「東慶寺花だより」を読んでいたため、どうも勝手な'イメージ'で観ることを躊躇っていた作品。
ですが、観て良かった!!
粋や人情を感じられる作品でした。
じょご(戸田恵梨香さん)とお吟(満島ひかりさん)のシーンが大好き。だし、豪華俳優陣に大満足!!!!!
ひとりひとり、みんな必死に生きている。
様々な想いを抱えて、時には飲まれたり、乗り越えたりしながら…。
わたしもがんばらなくちゃ!!
用語が難しいので字幕で見た。伏線の回収が気持ちよいのと全ての登場人...
用語が難しいので字幕で見た。伏線の回収が気持ちよいのと全ての登場人物の設定がしっかりしているのでどんどんのめり込む。美しいロケ地や役者陣の好演も光った。見終わったあと「良い映画を見た」と満足する作品だった。もう少し短くまとまっていれば、、。
KAMIKAZETAXIを彷彿とさせる。べったべった、だんだん
時節入る景色がきれい、本物のお寺で撮影したのかな
やはり台詞が聞き取りづらいのでボリュームアップ
半人前の医者で戯作者を大泉洋が好演
食事を囲む人たちの模様が暖かくて、
誰かに逢いたくなる。そんな映画でした。
とても良い映画でした。
全てを受け入れてくれる聖母のような穏やかな海のようなもし神さまがいたら、救って欲しいと願っているときにほんとうに救いの手を差し出してくれる。そんなような、言葉は難しいけれど。。。ひとりひとりに愛を感じた。あと誰も死ななくてほんとに良かった。監督がとても愛のある人なんだね、上手に書こうと思ったけど、言葉にするのが難しい。たくさんたくさん書きたいことがあるけど、書いたら自分の中から出ていってしまいそうで、あとは胸の内にしまって抱き締めながら眠ります。
べったべっただんだん、
人生リセット
健気さと逞しさの両面をバランスよく見せた戸田恵梨香の演技に引き込まれた。
陽月華が演じる尼僧からは、保守と進取の両面を柔軟に使い分けてみせるしなやかさを感じた。
やはり女性にはかなわない。
しくじったと悟ったとき、このような救済措置があったこの時代は、もしかしたら、今よりずっと融通の利く時代だったのではないか。
調停に入った者たちが人間関係を壊すような暴露合戦を煽る現代より、遥かに厳粛でありつつ人間的な裁きを取り仕切る東慶寺システムに、原作者が理想郷を夢見たのは、なんとなく分かるような気がした。
原田眞人監督のテンポの良さは、時代劇にはやや馴染まない感じがした。
多くの役者の台詞回しが聞き取りづらい中、山崎務の演じる滝沢馬琴の言葉が染みてくるのは、演出であったか役者の力量によるものであったか。
聞き取り辛さでマイナス2ポイントであるところを、戸田恵梨香と山崎務で1ポイント回復した。
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