「全部入りスパイアクション」ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション えのきちさんの映画レビュー(感想・評価)
全部入りスパイアクション
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を鑑賞。
トム・クルーズ主演のスパイアクション。
シリーズも今作が5作目となる。
毎回少しずつ違う作風で展開するシリーズ、中でもハリウッドでは今作が最高傑作と言われているらしい。
鑑賞後の感想も紛れもなくその通りで、全く非の打ち所のない出来である。
最初から最後まで一瞬も目を離せないアクションとストーリー展開はシリーズの集大成とも言える素晴らしいものであった。
公開前から航空機に掴まったまま離陸するというノンスタントアクションシーンが大々的に流れており、このシーンが作品のピークになってしまうのかと心配したが、全くそんなことはない。むしろ何事もなくサラッと流してしまう始末。
航空機をはじめカーチェイスやバイク、肉体を駆使したアクションは、これ以上何をやれと言うのかと思うほど。
そして、今作が最高傑作と言われる要因の最大の要因はスパイシーンにある。
1作目を彷彿させる潜入計画や、2作目を思わせる裏切り。ストーリーも全く先が読めず最後まで楽しめる。
とにかく全部入りなのだ。
シリーズファンなら間違いなく楽しめるし、全く観ていない方でもほぼ問題なく楽しめる。
心配なら基本設定などを公式サイトなどで読んでおく程度で十分だ。
夏休み洋画部門では「ミッション・インポッシブル」と「ジュラシック・ワールド」「ミニオンズ」がオススメ。
お子さんの年齢に応じて選ぶも良し、お盆休みを利用して全部観るのも良しであろう。