「ラロ・シフリンのテーマは鳥肌もの。」ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
ラロ・シフリンのテーマは鳥肌もの。
トム・クルーズが精魂傾けて作っているシリーズ5作目。
前作あたりからチーム戦であることを意識した作りになっていて、それが好感持てるものになっている。チームに裏切りはないし。
世界各国で事故等に見せかけて内戦や経済暴落を誘発するような虐殺をおこなっているシンジケートという組織を追うイーサン・ハント(トム・クルーズ)。そこに元英国諜報員のイルサ(レベッカ・ファーガソン)がからむ。
クリストファー・マッカリー脚本・監督にしては、ストーリーがやや単純ではある。イルサの真意と、シンジケートの正体だけでは、込み入った話とはなかなか言いがたい。しかし、これくらいがちょうどいいのかもしれない。
売りであった飛び立つ飛行機にしがみつくトム・クルーズのスタントは冒頭に登場。ストーリーの本筋とはあまり関係ないところでの大がかりなスタントは、失敗しても、ということか。
すでに6作目が始動しているという。大がかりなスタントもいいが、スパイものらしい練ったストーリーを見せてほしい。ラロ・シフリンのテーマが泣く。
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