でーれーガールズのレビュー・感想・評価
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ちゃらい話かと思ったが
総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
女子高生の軽くてちゃらい日常生活の話かと思ったら、想定以上にしっかりとした内容だった。
まだ若い頃は友人関係が人生でとにかく重要な位置を占めていたりする。ちょっとした行き違いで心に刺さったままの棘がずっと残ってまま生きてきてそれが心残りになる。大人ならばなんとかなったようなことでも、未熟なこの世代ならば手に余してしまう。
その心模様が生々しく伝わってくるところが気に入った。欠点もいくつかあったが、心にある寂しさ・哀しさ・傷が良くわかる作品だった。
ちょうどよく思い出の橋で母校の学生と会ったりとかところどころ都合が良いことが起きることと講演前に彼女が病気に耐えられなくなることのくさい演出があったこと、突然引越しした友人と電話も手紙もしなかったのかという疑問点があった。それと脇役があまり目立たないことと、主役の女子高生が地味なことがやや不満。足立梨花の存在感と演技は気に入ったが、公開当時そうじゃなくても23歳の大人の彼女がすっきりと整った顔もあって余計に見た目的に完成されていて、心の脆さを抱えた16歳には見えないのが残念。
覚悟せられ~よ❗
若い人向けの安直な話と高をくくってました。評価が高かったので岡山に行ったついでに見たらはまった。それで大阪十三で二回目を見に行った。始まる前自然と皆さんと話をしたのは映画好き冥利につきる。
最後安蘭けいさんふんする武美ちゃんが亡くなるのはちょっと都合よしかなぁって感じですが、なかなかどうして良い出来です。
百恵ちゃんの歌が効果的でした。
後、岩井志麻子大先生や岡山市長もツボです。
何と言っても、根岸季衣さんの先生は秀逸でした。
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