「誰にでもある、あの時ああ言っていれば」でーれーガールズ toさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にでもある、あの時ああ言っていれば
80年代を舞台にした青春群像劇。
高校時代と現代のシーンが
交互に入れ替わります。
多感な高校時代で青春を謳歌し、
いろいろな現実を知る。
はじめはスローペースの下地作りで、
後半にたたみかける構成です。
鮎子の自作漫画をきっかけに武美と
仲良くなり、のちにそのきっかけで
お互い傷つくことに。
徐々にすれ違うが本当に大切なもの
に気づくが思いを伝えられないまま
大人になる。
ひとこと告げれば繋ぎとめれるもの
も離れてしまう。叫んだ名前はもう
届かない。
最後まで友情を貫き通した武美。
それにこたえれなかった鮎子。
学生時代わだかまりを残したまま
大人になった人にこそ見てほしい
映画です。
出演している俳優全てが
いい演技しています。
傑作の青春映画だと思います。
友達その1の篠山役の子に期待。
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