ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
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不思議と応援したくなる
正直、こういったパフォーマンスって「結局のところ違法であり自己満足な迷惑行為」という思いがあり(社会的にはまぎれもなくそうなんですが)、主人公に感情移入はできないだろうと思いながら観賞。
が、主人公の、幼少期からの憧れ、青年期の努力や挫折などが描かれて行くと、いつのまにか「思いを遂げさせてやりたい」「がんばれー」という気持ちに…
主人公が小難しい理屈無しに「渡ってみたい」という点に正直だったのがそう思わせたのかもしれません。
手に汗握る!
高所恐怖症の人も
永遠。
ある人にこの映画の話をしたときに、「そんなん映画になるの?」と言われた。僕の話が下手なのを差し引いても、そういう題材であるということか。
しかし、ロバート・ゼメキスは持てる技術を駆使して、この冒険野郎の物語を見事に映画にしていた。
僕にしては珍しく3Dで観たのだが、綱渡りのシーンでその威力を発揮していた。
フィリップ(ジョセフ・ゴードン=レビット)がワールドトレードセンターの綱渡りにとりつかれた理由はよくはわからない。気がつけば、彼はそこへ一心に向かっていた。
いろいろな人が彼の無謀な挑戦を後押しし、協力もし、そして成功する。
フィリップがワールドトレードセンターが見える自由の女神のトーチに立ち、我々に語るという構成をとっており、それも功を奏していた。
フィリップはのちにワールドトレードセンターの展望台への無料パスをもらう。普通は期限があるのだが、彼のパスにはその期限に線を引き、代わりに「forever」と。
これは切なすぎる。
実話とはスゴイ
シャルロットルボン
思ってるよりも楽しめた。
ロビン
スリル満点!
初めて3Dで見るべき
3Dはオススメしない派
綱渡りは前衛的な芸術なんだ
主人公にとってこれほどおあつらえ向きの仕掛けはなかった なんせ同じ高さのビルが二棟並んでいるのだから しかしその高さと言ったら(^_^;)
そこで繰り広げられるおいおいやめてよそれはとスクリーンに向かって言いたくなる東京タワーより高い場所での大胆不敵なパフォーマンス 一方自身が身を任せるワイヤーには、疲れていないだろうかと気にする繊細な感覚 この大都会の真ん中の冒険的な行為は彼だけのものではなくて 新しいビルへの祝福でもあった モダンな設計思想を反映して整理棚と呼ばれていた無機質なツインタワーがニューヨーカーにとってみぢかなものになったのだ そしてそれは映画を見る者にとっては 単に高所の綱渡りということだけではなく 今はないタワーの悲劇を越えて たしかにあの二棟がNYに君臨したことを思い起こすことになる
自分にとってWTCは、LIVE中継中に崩れさった存在である それだけに映画などの映像を見るときどうしても崩壊していくイメージがフラッシュバックしてその存在が痛々しいものに映った だがタワーに命が吹きこまれる瞬間を見ることで WTCの背負った深いトラウマが中和され薄くなっていくことを感じることができた 綱渡りは芸術だとわからせてくれたこの映画はもちろん質の高い芸術である
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