ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
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不思議と応援したくなる
正直、こういったパフォーマンスって「結局のところ違法であり自己満足な迷惑行為」という思いがあり(社会的にはまぎれもなくそうなんですが)、主人公に感情移入はできないだろうと思いながら観賞。
が、主人公の、幼少期からの憧れ、青年期の努力や挫折などが描かれて行くと、いつのまにか「思いを遂げさせてやりたい」「がんばれー」という気持ちに…
主人公が小難しい理屈無しに「渡ってみたい」という点に正直だったのがそう思わせたのかもしれません。
手に汗握る!
主人公はぶっ飛んだ人なので、彼に真に感情移入することはできません。だからこの映画の醍醐味は何と言っても高所の恐怖の疑似体験です。つまり3Dありき、劇場鑑賞ありきということになります。色々な実験的な手法が取り入れられてましたが、ベッドの中で雷に驚いて目を覚ますくだりや、必要以上にリアルな模型を作るあたりが、バックトゥザフューチャーを思い出させて面白かったです。監督の
遊び心か癖なのか、どう思います?
高所恐怖症の人も
安心して観れます
1シーンだけヤバイと思いだした時に、監督の気配りを感じました。なので安心して観て下さい。
ただWTCを渡るだけだと思ってましたが、それは圧巻のシーンでした。スタンディングオベーションしたくなりました
永遠。
ある人にこの映画の話をしたときに、「そんなん映画になるの?」と言われた。僕の話が下手なのを差し引いても、そういう題材であるということか。
しかし、ロバート・ゼメキスは持てる技術を駆使して、この冒険野郎の物語を見事に映画にしていた。
僕にしては珍しく3Dで観たのだが、綱渡りのシーンでその威力を発揮していた。
フィリップ(ジョセフ・ゴードン=レビット)がワールドトレードセンターの綱渡りにとりつかれた理由はよくはわからない。気がつけば、彼はそこへ一心に向かっていた。
いろいろな人が彼の無謀な挑戦を後押しし、協力もし、そして成功する。
フィリップがワールドトレードセンターが見える自由の女神のトーチに立ち、我々に語るという構成をとっており、それも功を奏していた。
フィリップはのちにワールドトレードセンターの展望台への無料パスをもらう。普通は期限があるのだが、彼のパスにはその期限に線を引き、代わりに「forever」と。
これは切なすぎる。
実話とはスゴイ
高所恐怖症の自分には信じられない、最初から実話と知って見ていると、こんな事夢見て実際やってしまうとは!
普段手に汗握って映画見る事はない自分だけど、今の時代でも楽しめる一見の価値ありの映画でした。
アニーとは上手くいかなかったのね(T . T)
シャルロットルボン
ゼメキス。ファーストカットからちょっと意表を突かれて、期待していた程には革新的な3D使いにはなっていなかったけれど、何度も北棟と南棟をしつこく行ったり来たりする感じとか、らしい。まぁ実話なんだろうけど。WTCの屋上から見える70年代のNYの景色が素晴らしい。もう背景CGとして文句ない。&シャルロットルボンが、もうなんだがウィノナライダーの背をキーラナイトレイ的に高くして、ちょっとサルマハエックのラテンフレーバーを加えたようなもう反則的に綺麗で驚く。ちょっとミニチュアっぽく見えてしまったけれど、WTCの描かれ方をつぶさに追ってきた者としては、やっぱりちゃんと3Dで見ておいて良かった。
思ってるよりも楽しめた。
IMAX3Dの予告で流れていて気になっていた作品。
あの高所を大画面で体感できたらおもしろいだろうなと思ったものの
「見所は綱渡りのシーンだけやん」、と行くのをためらっていた。
でも、レビューを読むとそれ以外のシーンもおもしろいって書いていたので行ってみることに。
パリとNYが魅力的に描かれていたり
共犯者を集めていくまでの物語に
好感を持てた。
一見ありえなく、常識では考えられない夢に
ひたすらまっすぐ取り組む姿が妙に
応援したくなってしまった。
これが実話というからすごい。
映画館ならではの作品を楽しめて満足です。
ロビン
2016年劇場8本目。
何このスパイ映画。
綱渡り以外のシーンも結構ドキドキできた。
そして劇中では決して明言されることは無かったが、911で犠牲になったビル、ニューヨークの街、そして人々への深い追悼の思いをヒシヒシと感じた。
ラストのforeverでジョセフゴードンが涙ぐんでいるように見えたのは気のせいか。
スリル満点!
2Dで観ましたが、久しぶりに手に汗握る映画でした!
ただアメリカンジョークが一般の方にはわかりにくいのかなぁとも思います。
具体的に言うと、ワールドトレードセンタービルはモルガン基金が建てた建物で、モルガン商会の創始者はJP.モルガンです。
そのことから、搬入口のシーンで現場責任者(違ったかも)は自分の名前を略して"JP"と言ったのです。
他にも英語とフランス語を駆使したジョークがあったので、そこも楽しめる要素だったと思います。
初めて3Dで見るべき
と思った作品です。
最後は汗ばんだ手で拍手しました。
パリとニューヨークの街が魅力的に描かれています。
惜しいところは、スパイ活動のところをもっと脚色していいんじゃないかなあ。アニーをもっと活躍させたかったな。歌を使えばなあと思った。
でも、傑作です。一気に見られました。映画館で見たい映画。
それが映画の本質なんじゃないかと改めて思わせてくれました。
3Dはオススメしない派
3DIMAXで鑑賞したのですが、個人的には3Dはオススメしません。
というのも、3Dの画面はCGで映像を当てはめているなと、人工的な映像にみえてしまいます。ですので、この映画の肝である綱渡りのシーンは、彼のところだけ雲がかかってなく鮮明になってしまっていて、没入できず、手に汗も握れませんでした。
綱渡りは前衛的な芸術なんだ
主人公にとってこれほどおあつらえ向きの仕掛けはなかった なんせ同じ高さのビルが二棟並んでいるのだから しかしその高さと言ったら(^_^;)
そこで繰り広げられるおいおいやめてよそれはとスクリーンに向かって言いたくなる東京タワーより高い場所での大胆不敵なパフォーマンス 一方自身が身を任せるワイヤーには、疲れていないだろうかと気にする繊細な感覚 この大都会の真ん中の冒険的な行為は彼だけのものではなくて 新しいビルへの祝福でもあった モダンな設計思想を反映して整理棚と呼ばれていた無機質なツインタワーがニューヨーカーにとってみぢかなものになったのだ そしてそれは映画を見る者にとっては 単に高所の綱渡りということだけではなく 今はないタワーの悲劇を越えて たしかにあの二棟がNYに君臨したことを思い起こすことになる
自分にとってWTCは、LIVE中継中に崩れさった存在である それだけに映画などの映像を見るときどうしても崩壊していくイメージがフラッシュバックしてその存在が痛々しいものに映った だがタワーに命が吹きこまれる瞬間を見ることで WTCの背負った深いトラウマが中和され薄くなっていくことを感じることができた 綱渡りは芸術だとわからせてくれたこの映画はもちろん質の高い芸術である
時代感伝わる
アナーキーな主人公だが、感情移入できる。師匠との修行シーンがもっとあったら、泣けたかも。さりげない演出は好感。ワールドトレードセンター伝説のひとつに日があたり、アメリカ人には、たまらん映画だろうね。
普段3Dはあまり好みませんが、これを観るなら是非3Dで!個人的にも...
普段3Dはあまり好みませんが、これを観るなら是非3Dで!個人的にもっと怖くても!何よりただのスリル映画にあらず。あのビルがどんな存在だったのか。最後のセリフが素敵でした。
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