ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
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2Dでも充分出ていた
3Dは暗い上に変にミニチュア感があって、作り物に見えてしまい、また本当に出ているのかどうか気になってノイズになる場合が多くて苦手なので2Dで見た。確かにここはさぞ飛び出ているんだろうなと想像しながら見ていたのだが、2Dでも充分飛び出ていて迫力があった。2Dの方が映画に集中できて結果的によかった。
他人にはできない偉業を成し遂げることに対して法律やモラルを超えて人々が称賛する様子が描かれていて、感動した。
主人公が1回渡るだけでなくしつこく何度も往復するのが、いい加減胸焼けするほどだった。彼女が分かれてパリに帰ってしまったのがなぜかむしろさわやかな印象だった。自由と風通しのよさを感じさせた。
ドキュメンタリーも見たくなった。
3Dはオススメしない派
綱渡りは前衛的な芸術なんだ
主人公にとってこれほどおあつらえ向きの仕掛けはなかった なんせ同じ高さのビルが二棟並んでいるのだから しかしその高さと言ったら(^_^;)
そこで繰り広げられるおいおいやめてよそれはとスクリーンに向かって言いたくなる東京タワーより高い場所での大胆不敵なパフォーマンス 一方自身が身を任せるワイヤーには、疲れていないだろうかと気にする繊細な感覚 この大都会の真ん中の冒険的な行為は彼だけのものではなくて 新しいビルへの祝福でもあった モダンな設計思想を反映して整理棚と呼ばれていた無機質なツインタワーがニューヨーカーにとってみぢかなものになったのだ そしてそれは映画を見る者にとっては 単に高所の綱渡りということだけではなく 今はないタワーの悲劇を越えて たしかにあの二棟がNYに君臨したことを思い起こすことになる
自分にとってWTCは、LIVE中継中に崩れさった存在である それだけに映画などの映像を見るときどうしても崩壊していくイメージがフラッシュバックしてその存在が痛々しいものに映った だがタワーに命が吹きこまれる瞬間を見ることで WTCの背負った深いトラウマが中和され薄くなっていくことを感じることができた 綱渡りは芸術だとわからせてくれたこの映画はもちろん質の高い芸術である
ゼメキスの新作ザウォークは前作のフライトと似ていて、要は、 「社会...
圧巻の3D映像なのだが
3Dでこそ
私たちも共犯 (笑)
物語は単純だけど、それだけと思わせない描き方でした。主人公と一緒に夢と野望に向かっていく共犯者として、歩くシーンまで1秒たりとも飽きさせない展開に脱帽でした。
作品の中で、このクーを beautifulと表現してましたが、夢を達成したとき、本当に素晴らしい芸術だと感じ、自然と泣けてきました。それだけ引き込まれていたんでしょうね。
夢の終わりに、主人公と彼女が別れるシーンがありますが、個人的に悲しかったけど、主人公のことを本当に理解してる彼女だと思いました。この別れが必ずお互いの成長になる。そう思える別れでした。素晴らしく素敵な女性像です♪
3Dで
素晴らしい。
無理解というカタルシス
この映画から私が受け取ったのは、「世の中にはマジでこんなことをしでかすやつがいる」ということです。
主人公のフィリップは、何かのために綱渡りをしたいのではなく、綱渡りこそが生きる目的、というぶっ飛んだ人物です。映画全体が彼の主観に寄り添う形で描かれますが、感情移入はできてもなぜ彼がそこまで綱渡りにこだわるのか、なんて理解はまったくできません。
理解はできなくても、おしゃれな音楽とテンポのいい編集が心地よいので、クライマックスのワールドトレードセンターまで一気に持っていかれます。
無理解が極致に達するのがクライマックスで、ただでさえ常軌を逸しているフィリップの行動はここにきてどんどんすごみを増していきます。
彼がこちらの想像を超える行動をとった時、、「く、狂ってる…」と思わずつぶやいてしまったほどでした。しかもそれ級のことを次々に繰り出してきて、綱一本の上でここまでのことができるのかと驚かされます。
それを通じて描かれるのは、「あっ、この人のことは絶対に理解できないな」という断絶です。しかし、その断絶こそが心地よい。彼が今まで見たことのない世界をワイヤーの上からみたのと同じように、観客もまた、いままで想像したこともないような他者の心の中を見ることになります。
これはまさに、映画でないと表現できない極致でしょう。3D映像がここまでテーマと密接に絡み合っている映画は、その表現自体に感動してしまいます。まさにフィリップの行動が、テーマやメッセージを越えた「表現」それ自体によって観客を感動させたのと同じように。
恐ろしいのはこれが実話だということ。フィリップは実在してこの目もくらむような犯罪も本当に行われたのだと思うと、本当に彼にしか見えなかった世界があったのだろう、と想像せずにはいられません。
すべてが終わったあとに不意打ちのように残される悲しい余韻も味わい深く感じました。
IMAX3Dで観賞できる人は絶対にみたほうがいいです。
手汗でびしょびしょになるし、内臓が冷える感触があるし、上映前にはトイレに行っておいた方がいいと思いますが、「表現」の偉大さを感じることができます。
高所恐怖症の方は注意
ひゃ~~~
手のひらから滝のように汗出てきてやばかった。
映画というよりディズニーランドのスターツアーズ的なやつをかなり引き延ばしたアトラクションって感じ
綱渡りシーンは思ったより足元アングルが少なかったけど、とにかく早くロープから降りてくれなくてヒヤヒヤした。「何してるの!!!!???!?!もういいから!!ほんと、もう早くやめて!!!!!!ほんともういいから!!!」っていう観客皆の心の叫びが聞こえてきた。
迫力のある映像と人間味の豊かさ
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