ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
全253件中、21~40件目を表示
胃が悪い人は見てはいけない
とんでもないことを考えて本当にやってしまう奴がいたもんだと思った。しかも一人でやったんじゃなくて色々とこういうことに味方する奴らがいるということに驚いた。白人というのはこういう奴らなんだと。そしてやり遂げてしまったことにやはり感動を覚えた。 ・・・途中までは,ありきたりなネタが当たり前のように進んで退屈だなと思って見ていたのだがクライマックスは非常に盛り上がった。 私の部屋にはプロジェクターがあるのでこの映画の醍醐味を存分に味わえた。 ところで 私は皆さんほど正直者ではないのでこの映画を見てこれは実話だとは即座には信じる気にはなれない。あのような高いビルの上にどんなに日だろうとも、強い風が吹いているのが当たり前である。また高層ビルというものは風が当たると微妙に揺れるものである。ワイヤーが伸び切ったり弛んだりする。そこを渡ろうとする計画など立てる筈がないと思う。もし本当に渡ったのだとしたらそれは組織的な綿密な計画であり、風のない日を待って決行されたに違いない。だからこれはきっと、でっち上げの話ではないかと思う。2001年に起こった、あの話と同じようにね。
大道芸人はいつも皆を驚かそうと考えている。
フィリップ・プティが行った事は罪であり、賞賛されるべき事ではない。
でも、オープニングの自由の女神越しのツインタワーは圧巻で実際、もう見られないタワーをCGで観れた事に感謝。
絶景もタワーも高い所も大好きなので本当にワクワクでした。
どんどん増えてく仲間、いつの間にか自分も共犯者の一員になった様な楽しさに包まれた。
フィリップは去年渋谷で大道芸と綱渡りしたんですね(*^^*)
お元気そうで何よりです✨
とんでもない猛暑日に清涼感を味わえた作品でした(*^^*)
※内容がない作品なのでネタバレという程のネタバレはなし
内容としては、綱渡りしたいがために我儘フレンチ坊ちゃんが「これは芸術なんだ~!」と芸術を盾に人に迷惑かけまくりながら高層ビルの間にワイヤー繋いで綱渡りする自己満成功談。ちなみに実話ベース。 震災の時の風刺画といい、コロナと五輪のシンボルマークを掛け合わせたイラストといい、前から思ってたんですが、フランスって芸術って言えば何でも許されるんですかね? 人に迷惑かけて自称「偉業を成した英雄」ってドヤ顔できるその神経、確かに凄いです。あれを祭り上げる周りも凄いけど。 まぁ、今作ではこの綱渡りを評価したのはフランス以外の国で、フランスの新聞には「芸術への冒涜」とか何とか書かれたようですが。 芸術かそうじゃないかなんて誰が決めるんですかね。そのうち原爆のキノコ雲は芸術的とか、自爆テロで崩れるワールドトレードセンターは美しかったとか平気で言い出しそう。芸術って言えば何でも通るんでしょ? 主人公が完全に自分に酔ってる感じで、全く好きになれませんでした。最初から最後まで自分、自分、自分、自分… 恋人?に「貴方は我儘で傲慢で…」と言われてたけど、まさしくそれ。ラスト「こいつら(警察)どうかしてる!!」とか言ってたけど、元々どうかしてんのはお前らだよ。 「芸術家は皆ちょっと頭おかしい」が通説ですが(だよね?)、おかしいなりに世間の常識は持ってる人と、「芸術家なんだからお前らの常識なんか知るかよ!!」と平然と逆ギレできる人達の違いなんですかね。 しかもあれだけのことをやって捕まったのに、即解放なの凄いな。アメリカも市民が感動すれば何でも許される雰囲気あるけど、ここまで甘々な対応とは… 日本だったらあんなに観客集まらなそうな気がします。そもそも気付かない人が多そうだけど、気付いたら即SNSアゲor通報しそう。そして、感動しても「それとこれとは別ですね」とか言って普通に重罰が待ってそう。 説明にはこのワールドトレードセンターの綱渡りで「世界中で話題になった」と書いてあったけど、日本じゃ全然知名度ないしね…一応、昔日本にも来て赤坂だかどっかで綱渡りしたらしいです、この人。 作品全体としては、緊迫感を煽る音楽は映像と合っていて良かったですが、肝心の映像がやや安っぽく感じました。高所のシーンがゴリゴリのTHE☆C!G! 元が3Dのせいもあるかもしれませんが、2Dで見ると完全に「合成です!!!」感が凄くて笑っちゃいました。2015年にしてはだいぶチャチな気がします。こんなもんだったっけ? 売りが「高さ411mの迫力」らしく、それを楽しみに見たんですが、2Dだとこれも正直「別に…?」って感じです。3Dで観ないと何の価値もない作品かもしれません。 更に、実話ベースだからってわけでもないんでしょうが、主人公の自分語りが頻繁に入ります。つまり、映画を見てる最中、しょっちゅう(バリバリ合成の)自由の女神の上に立つ主人公がドヤ顔しながら「この時はこんな気持ちだった」「この時こんな状態だった」と解説してくるんですが、これがまた絶妙に集中を妨げてきます。 やってることからもわかると思いますが、この自分語りの量といい、主張の激しさといい、どう考えても「俺が!俺が!!」の人に感じます。スーパーで欲しいお菓子買ってもらえなくて床に転がってギャーギャーバタバタやってる幼児みたいな、あの感じ… 実在の本人がそんな人かどうかはわかりませんが、少なくとも映画から感じる人物像はそんなんで、本人がそんな人じゃないなら完全にネガキャン。 緊迫したムードの作り方も良く、命懸けの挑戦なのもあって、もちろん準備も「そこまでするか!」というような大掛かりな物、大胆なやり方で、本番以外の場面でもちゃんとハラハラさせてくれます。 でもね…如何せん「自己満綱渡り」だからね…見届けた仲間達が涙を流して喜んでても、全然主人公に感情移入できてないせいなんでしょうが、応援する気持ちにもなれないし、ていうか主人公が自己中過ぎてうぜーしで、感動はまったくなかったです。 主人公がとにかく自分の嫌いなタイプだったので余計にかも。 自分のどーでもいい拘りのために仲間を平気で危険に晒すし、不安になると恋人に当たり散らすし、自分の希望通りにならないと仲間に八つ当たりするし、もはや綱渡りより「主人公がどんだけ性格悪いか選手権」みたいな映画になってました。これが救命とかだったら感動できたかもしれませんが… こうやって見てると、何かで大成功した人が実はどんなに嫌な奴でも、我々は知らずに持ち上げてるんだろうなーと思ってしまいました。成功者として称賛されまくるその人に裏で虐げられる人達が、陰で泣いてたりもするんでしょうね。何か、綱渡り云々よりそういう成功者の闇を延々と想像してしまいました(ラストがあまりにもつまんなくて…)。 演技も良かったと思うし、熱意とか、仲間の団結とか、悲願の達成とか、感動させる(はずの)シーンは色々あるんですよ。でも、所詮ツナワタリじゃん…とかいう気持ちが邪魔をしてしまうんですよ。そんな人に迷惑かけてまでやることですかねって!!どうしてもやりたきゃ自分で綱渡り用の高い建物用意してやってろよって!!!それじゃダメなんだろうけど!!!どーーーーーしても「くだらねぇー!」って気持ちが邪魔をしてしまうんですよね!ゲイジュツとか1mmもわかんない人間なんで! 綱渡り自体が下らないとかでなく、内容として、どうしても主人公に感情移入できないというか、もう感情移入する理由すら見付からないような作品でした。キャラの設定が悪い?作り込みが甘い?うーん… 綱渡りに限らず、これがけん玉だろうが、大食い大会だろうが、靴の臭さを競う大会だろうが、作品として「くだらねー」と思わせない話作りってあると思うんですよね。下らなさを逆手に取るとか。でも、それができてなかった気がします。致命的。 脚本のせい!と言いたいところですが、事実に基づいて作ってるならこんなもんだろ、というような出来ではありました。 結果、単純に自分が主人公のことを微塵も好きになれないから感情移入できなかっただけかも、としか…意外とこのぶっ飛んだ主人公じゃなく、恋人や仲間の目線で撮った方が感情移入できる作品には仕上がったのかもしれません。そしたら迫力のある綱渡りシーンをどう撮るんだって話なんですが。 とにかく見所部分が「俺スゴイ、俺カッコイイ」で塗り潰され過ぎてて、もう書いてる端から記憶が薄れてきてます。残念。 自分の好きなことやってる人に「それやって何か意味あんの?」とか野暮なこと言うタイプではないですが、でもこういうのを手放しに称賛して「反対する奴は心が貧しい」みたいな安易な批判をする人が増えると、それはそれでヤバい社会になりそうだなーと思わされる映画でした。自分の拘りを「くだらねー」と思わずにここまで必死になれる人の方が、本人は幸せなんでしょう。人の迷惑が気にならないんだから当たり前ですが… 現実には、称賛しつつ「度胸あるね、でも自分はやろうと思わない」って人が多いからこそ社会が成り立ってるんでしょうね。 普通、映画ってラストに向けて盛り上がってくもんだと思うんですが、何故かラストが究極につまらなかったです。 主人公がワイヤーの上で自己陶酔してる辺りが多分クライマックスだったんでしょうが、正直「ワイヤー切れねーかな」くらいしか考えることがなく、自分の普段の振る舞いを省みるのには良い時間でした。今後は自分ももっと周りの人に優しくしようと思います。 もうレビューでも何でもない。
リアルではない
超高層ビルの屋上で、そよ風とは、失笑ものです。 映画的には失敗です。 ハルカスの屋上に出ましたけど、こんな風ではありませんよ、それより高いでしょ。 それに実際も、そんなに高くて、近くで見ていないなら、命綱なしと誰が確認したんでしょうか、証拠はあるのか、そんな疑念で観ていました。 まあ、それも映画の品質が低いせいではあります。 時間を無駄にしました、残念。
もう!見てられない!心臓に悪いわー!
手に汗を握りながら映画を見たのは、初めてではないだろうか? フランス人大道芸人のフィリップが、当時世界一の高さを誇ったNYのワールドトレードセンターで、命がけの綱渡りをした実話をもとにした映画。 フルCGとは言え、地上400mを超える高さでの綱渡りシーンは、見ているだけで縮み上がりそうだ。 しかし、一発世界をあっと驚かせてやろうぜ!という信念のもと集まった同志とともに、準備して臨む姿は感動だった! まさに、スリラーでビックなエンターテイメント!もう一度、見たいわ!
高所恐怖症だけど観た
手に汗にぎりっぱなし。なぜ、あんなことしたのか共感は全くできないけど、夢を追いかける情熱は凄いんだなという感想です。彼の夢は叶ったからと、彼女は夢を諦めないために去ってしまうのが少し残念。
なぜそんなことをする!
なぜそんなことをする⁈と主人公の狂気にはとても共感できないと見ていくうちに、WTCに張ったワイヤーに一歩踏み出した瞬間の光景からラストまでの美しさに、別の感覚が湧いてくる、なぜか感動する。考えてみれば、どの分野でも一流のアーティストは、ある意味誰も理解できない狂気の世界に足を踏み入れた人が達成できるものなのかもしれない。 この映画を見て、犯罪行為だから賛成できないとか言ってる人は、感覚の悪い、本当につまらない人生を送ってるんだなぁと思う。
たしかにスゴイのですが、
たしかにスゴイ。
スゴイ勇気だし、スゴイ技術だとは思います。
しかし僕はやはり犯罪行為を犯してのチャレンジを手ばなしには称賛する気持ちにはなれませんでした。
そして命よりも大切なものはないと思うので、結果として成功はしましたが命を懸けてのチャレンジにも賛同する思いにはなれませんでした。
命綱をつけてのチャレンジだったらダメだったのか?自分の技術を誇るのに他の手段はなかったのか?
これがフィクションだったら面白かったと思うのですが、実話だからこそ共感はしきれませんでした。
でもストーリーはあまり好きではありませんでしたが、映像や脚本や構成などは映画として完成度はとても高いと思いました。
そして、これはドキュメンタリー映画?と勘違いしてしまうほどの演出や役者の皆さんの演技は素晴らしかったです。
3D映画と云えど
ただ単にハラハラさせるだけではなく、自らの思想を持ち、そこに邁進する困難さや具現化していく現場の過程が描かれており、物作りをする人はハマると思われる。 またこの寛容な時代を懐かしく思い馳たりもした。 にしたって、宣伝によく使われるあのシーンは非3Dにも関わらず手に汗握るモノであった!劇場で観たかったナァ! 主演のジョセフ・G・レヴィットのフランス訛りの英語が聞けてファンとしては嬉しい🇫🇷
実話ものとして好感がもてる
実話ものは難易度が高い。事実は小説よりも奇なりとは言うが、実話は映画用に構成されていない。名作でも実話を銘打っておいて脚色という名の捏造が過ぎるとケチがつくし、本作は非常にうまく構成されていて好感がもてる。 綱渡りに魅了された少年が成長し、誰も考えもしなかったノートルダム大聖堂での綱渡りを成し遂げ、次にあのワールドトレードセンターに挑む。なんせ違法なんで、計画を立てるのも準備も実行も凄く大変なんですよ。前日忍び込んで徹夜で準備してからの綱渡りですから、体調だって万全とは程遠い。 ここまで、少年の成長と準備の大変さに感情移入していると、綱渡りが出来た時のヤッター感が凄い。でもすぐに足下に広がる風景に気がつき恐怖に飲み込まれる。もうね大事なところが「ひゅん」ってなる。でもそれがいつの間にか恐くなくなって別の感情に変化していく、高所恐怖症の人にも是非観て貰いたい。
【今は無きワールド・トレードセンターのツインタワーの間に張られたワイヤー綱を渡った男の姿が何故か神々しく見えた作品】
ロバート・ゼメキス監督本領発揮作である。 稀代の綱渡り士、フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の高所での顔つき、眼差しが神々しい。 フィリップを幼いころから指導したパパ・ルディ(ベン・キングズレー)と幼きフィリップの姿をきちんと描くところが良い。 又、フィリップのかけがいのないパートナー、アニー(シャルロット・ルボン)との出会いから、クライマックスの綱わたり場面までも丁寧に描かれる。 <幾何学的なビル群が聳える中、”共犯者たち”の協力の下、高さ411mのタワー間の直径2.2センチのワイヤーを、命綱無しで渡るフィリップ・プティの姿が神々しく見えた作品。高度感も半端ないです。> <2016年1月23日 劇場にて鑑賞>
若い頃の内村光良が気が触れてワールドトレードセンターを綱渡りした話...
若い頃の内村光良が気が触れてワールドトレードセンターを綱渡りした話(笑) 実話というのがすごい。あくまでも犯罪なので手放しで褒められるものではないが、お見事! 実際にわたるまでの過程も凄く面白い。スリリング。 そしてその場面、なんだこの緊張感は!今まで味わったことのないものだ。下半身がスースーします。◯◯が縮みあがります。エンディングを迎えた時、私の足の裏は得も言われぬ汗を多量に分泌していました(笑)
高いところが苦手の人こそ、面白い
高層ビルを綱渡りする府画像だけを知っていて。 「私、高い所は苦手だから見れないわー」と避けてました。 けど大丈夫でした。恐怖心を抱かせる、上から下を見下ろすシーンがあまりないからです。 綱渡り(ワイヤー・ウオーカーと読んでいた)を実際するときは、下見ちゃダメですから。なるほどね。 サーカスで綱渡りに魅入られ。 成長後新聞で「ワールドトレードセンター(以下WTC)」の計画を知り。 完成する前に綱渡りをしたい。不可能に思える夢が、膨らんでいく過程がちょっとワクワク。 そんな予告なしの綱渡りを、いろんな仲間と出会うことで可能に限りなくい近づけていく。 この辺の準備までが念入りに丁寧に描かれてました。 加えて実際の様子は。 ちょっとした「ミッション:インポッシブル」っぽいハラハラ度が万歳。 タワーを渡る姿に朝日が差し込む映ところは、息をのむ美しさ。 劇場で観たかったなあ。 ニクソン大統領が辞任した頃の話。 そしてWTCも、仏ノートルダム大聖堂の尖塔も失われた今。 実話だってすごいなー、と感じました。
自宅で鑑賞する作品ではない
プライムで自宅鑑賞したが、この作品、間違いなく3D以外で見るものではない。 面白味、激減でしょう。 クライマックスの繰り返しも、3Dならばこそ、いい意味での早く終わって欲しい感が出るはずなのですが、自宅TVでは間延びする事に。 劇場で3Dで観たかった。 ちなみに、主人公には全く共感できなかったけどね。
全253件中、21~40件目を表示