ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
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なぜ法的に事前許可を取らないの?
当該作品は、
1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した、
フィリップ・プティの著書を実写化した実話です。
先週末興行成績は、初登場8位でした。
1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター。
その高さ411m、地上110階の道なき空間をワイヤーロープ一本でつなぎ、
命綱なしの空中闊歩に挑んだ主人公。
当該作品を観る前は、
「ひょっとして、ただそれだけ?」
と不安でしたが、
やっぱり、それだけでした!
私は、「綱渡り」による挑戦を否定するつもりはありません。
しかし、なぜ、非合法で行う必要があるのでしょうか?
なぜ、法的に事前許可を取らないのでしょうか?
失敗して、他人を傷つけてしまったらどう責任を取るのでしょうか?
許可が取れなければ、それこそ、メディアを通じて、
なぜ、自分が挑戦したいのかを訴えればよいのです!
挑戦し目標を達成する事は、素晴らしい事であると同時に、
それは、更なる上の段階への挑戦の始まりとなるはずです。
非合法では、目標を達成しても、当該作品の様に、有名にこそなれ、
所詮、自己満足・自己顕示欲でしかありません!
Michi
ハラハラドキドキ楽しかったなー
犯罪者?命知らず?...いや、実は、神?!?
兎にも角にも、最新鋭で最高峰のVFX技術を駆使して撮影された映像にウットリ。さすがハリウッド。日本映画界も早くハリウッドの水準に追いついて欲しいね。
全編通して、緊張感たっぷりで、最後は「手に汗握る」どころか「両手が汗だらけ」じゃわ。
本当にドキドキする。目を背けたくなるシーンが何度あったことやら。ホラー映画より怖い...そんな作品だったわ。
不快な映画‼️
IMAX3Dで味わう「視覚」のサスペンス
3Dのもっとも効果的な使い方は奥行きを見せることにあると思いますが、
飛んでくる矢のシーンでは思わず目をつぶってしましました。
ヒッチコックの「逃走迷路」(自由の女神のトーチ)
「北北西に進路をとれ」(ビルから見下ろすところ)
「鳥」(ワイヤーの上で主人公が見上げるウミドリ)
を意識して作られたであろうショットが垣間見えます。
主人公の恋人(シャルロット・ルボン)と数学の先生をしている友人
(モデル風のイケメン)との裏切りを暗に示唆しているところもよかったです。
やたらとクーデター(革命)と言わせてみたり、ニクソン大統領をコケにしてみたり、
青臭いテーマが鼻についてしまいましが、ただの綱渡りをここまでスリリングにみせるのはさすがです。
ポッド好きのハイだった仲間が急にストーン状態になり
「警察に捕まるから逃げなきゃ」と土壇場で逃げだしたり、
主人公の師匠に当たるベン・キングスレー演じる伝説の綱渡り師「パパ・ルディ」の本名が
ルディ・”オマンコスキー”だったり。
ゼメキス先生!そっち向きの映画ってことでよろしいですか?
82点。
WTCへのオマージュ
犯罪者は芸術家
美しい!ストーリーはケイパーもので語り口は上品な『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが絶えず第四の壁を破る!)。ただ目的はお宝じゃなくて「夢」というのがオツですな。作品そのものがニューヨークという街への敬意を芸術的に表している
なぜ上品な『ウルフ・オブ・ウォールストリート』かってどちらも犯罪者を断罪してないから。後者は観客にラストで「主人公は犯罪者だけどお前らはこいつが羨ましいだろ!」って投げかけてくるし前者は犯罪者だが芸術家だというバランスで描かれる。そこがいいんじゃない!
インモラルこそ映画の花!いや現実でもそうなんかもね…僕は退屈な人間です
仮にエンディングに「ニューヨーク・ニューヨーク」が流れたらやり過ぎやけど最高だろうなと個人的には思った。それしたら完全にスコセッシやけどな
「劇場のスクリーンで3Dで観ないと意味ない作品」だと思う。ワイは『アバター』とか『ゼロ・グラビティ』とかを自宅の小さいテレビでそれも2Dで観といて批判する人は好きじゃないのねん
すっごい迫力です
「手に汗握る」のは間違いなし。
3D IMAX 字幕版にて鑑賞。
まさに文字通り「手に汗握る」一本。
観ている最中、手がびしょびしょになり本当に困った。
自分は高いところは平気なはずだったのだが…
IMAX 3D効果は抜群。
とにかく「早く止めろ!」としか思えなかったよ、本当に。
本当に高所恐怖症の人には拷問だと思う。
作品自体は言葉は悪いが「凡打」。
どうして今、これを映画にしようと思ったのだろう?と不思議でならない。
言葉は悪いが「中身が全く無い」。
自分が先に鑑賞済みということもあるが。
本人のドキュメンタリ「マン・オン・ワイヤー」を観ればそれで十分だし、そちらのほうが正直面白い。
この映画にあるとすれば、嫌がらせのようなゼメキス監督の執拗な「高さ」の3D描写だろうか?笑
ともあれJ・G・レヴィットの魅力と、高所感は抜群に伝わる作品。
それ以上も以下も無い、本当にSONYらしい映画。
ワールドトレードセンターへの鎮魂歌
アメリカの悪夢、同時多発テロから15年近く経って、ようやく作る事が許された映画なんでしょうね。まず、しみじみとそれを感じました。
こういう、はた迷惑なフランス人っているよな〜と思いつつ、彼らの中にある、ある種の不屈の魂、やりたい事は、誰が反対してもやるんだという、強さを感じた りもしました。 あんまり友達や恋人には持ちたくないですが笑。
3Dの映画で、もっと高さの恐さを強調するかと思いましたが、個人的には、そこまではと思いました。時々ドッキリさせられて、まぁ悪くない演出かとは思いましたけれど。
いろんな素材のある中で、こうした映画を作るっていうアイディアが、なんか素晴らしいです。面白く楽しめました。日本映画でも、そんな意外性のあるエンタメ映画があるといいですね。
3Dで見るべし。
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