「ただの綱渡りの映画だろうと思っていたが。。。。。予想とは違った。」ザ・ウォーク ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
ただの綱渡りの映画だろうと思っていたが。。。。。予想とは違った。
Movix堺で映画「ザ・ウォーク」(The Walk)を見た。
綱渡りの映画だ。
自分も2年前からスポーツジムでスラックラインをやっているので
綱渡りが実際にどういう感じのものなのか少しは知っている
昨日カミさんに「ザ・ウォーク」を観に行くよというと、
「えー?他にないの?見たくないわ」と言った。
カミさんは観るのをいやがっていたが、
米国の映画サイトではやけに評価が高い。
「AUDIENCE SCORE」は81%が「好き」だった。
ただの綱渡りの映画がどうしてそんなに支持されているのか
個人的には不思議だった。
だが、そういう映画は予備知識無しに観てみようと思う性分だ。
主演がジョセフ・ゴードン=レビットで、
ニューヨークのワールドトレードセンターで
命がけの綱渡りを敢行した男の物語ということしか知らないで出かけた。
観客は我々夫婦と、他のカップルが2組、
ひとりで来ている年配の男性が2人だけだった
Movix堺のシアター11は400人以上収容できるはずだが、
観客は合計で8人だった。
人気がないどころか、不人気の部類なのかもしれない。
主人公の少年時代からストーリーはテンポよく進む。
知らなかったが主人公はフランス人だ。
台詞はフランス語と英語が入り混じっている。
やけに存在感があるサーカスの団長は
最後のクレジットを見て気付いたのだが、
ベン・キングズレイだった。
ただの綱渡りの映画だろうと思っていたが、
予想とは違った。
この物語は実話に基づいたものだが、
これを扱ったドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」は
アカデミー賞を受賞している。
これもまた最後のクレジットを見て気付いたのだが、
監督はなんとロバート・ゼメキスだった。
よくできているはずだわ。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
カミさんは面白くなかったらしい。
ラストシーンで主人公たちが祝杯を挙げるシーンの中華料理屋は
香港広東飯店だった。。