劇場公開日 2015年1月10日

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映画 ST赤と白の捜査ファイルのレビュー・感想・評価

全76件中、1~20件目を表示

4.5余白が良い

2026年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

赤と白のあいだで

――『ST 赤と白の捜査ファイル』をめぐって

2015年の映画『ST 赤と白の捜査ファイル』は、事件を解く物語ではない。少なくとも、私にはそう見えた。

ドラマの映画化作品であり、ジャンルとしては刑事もの、科学捜査ものに分類されるのだろう。だが、物語を動かしているのは事件ではない。赤城左門という男の、訳の分からない行動原理そのものだ。

彼は天才だ。だが、その天才性は推理力や知識量にあるのではない。彼が何を考えているのか、なぜそう動くのかが最後まで明確に説明されない点にこそ、この人物の異質さがある。

視聴者の立ち位置に置かれるのは、ユリネキャップだ。彼は赤城を理解しようとし、追いかけ、振り回される。その姿は、物語の中での案内役であり、同時に観る側そのものでもある。

警視庁科学特捜班――サイエンティフィック・タスクフォース、通称ST。ここに所属する面々は、どう見ても警察官らしくない。専門分野に特化しすぎ、協調性に欠け、社会性も怪しい。現実の警察組織を思えば、ほとんど漫画的な設定だ。

だが不思議なことに、物語の根幹にある倫理や信頼、責任といった普遍的な部分は、まったく崩れていない。設定は極端で、人物はデフォルメされているのに、守るべきものだけはきちんと守られている。このアンバランスさが、作品の軽やかさと説得力を同時に生んでいる。

「赤と白」とは何なのか。タイトルが示すこの色の対比は、物語の随所に顔を出す。冒頭に置かれた信号機、ミドリの服装、そしてSTメンバーの名前の色。

私には、赤は事件そのもの、白は解決や理性、科学を象徴しているように感じられた。血の色、危険の色としての赤。説明と決着をもたらす白。そのあいだに立つのが、白――ユリネという存在だ。

進むことも止まることもできる中間色。判断の猶予を与えられた色。彼は常に、赤城の判断を理解しようとしながら、まだ完全には踏み込まない場所に立っている。

事件そのものは、比較的早い段階で見通しがつく。むしろ警視庁の捜査や組織的な判断が、事件解決の妨げになっているようにさえ見える。赤城の中では、物事は驚くほどとんとん拍子に進む。

そこにミスはない。ユリネの昇進を傷つけないという条件さえ、あらかじめ織り込まれている。この物語は、偶然や失敗によって転がらない。すべてが「引き受けられた判断」として配置されている。

構造を眺めると、いくつもの既視感が重なっている。絶対的天才と観察者という関係はシャーロック・ホームズとワトソン。真面目さとおふざけの同居はルパン三世。STメンバーの専門特化した能力はサイボーグ009を思わせる。

それでもこの作品が古びないのは、それらを模倣としてではなく、モジュールとして組み合わせているからだろう。シリアスコメディという外皮の内側に、確かなヒューマンドラマが忍ばせてある。

とりわけ印象に残るのは、ナオミの娘と、その父をめぐる問題だ。極めて重く、扱いを誤れば物語全体を壊しかねない要素である。

赤城は言う。「話せ」と。彼特有の命令形だ。

それは冷酷にも見える。しかしそこには、母子関係にすべてを委ねないという強い意志がある。幼い娘にも「知る権利」があるという考え方。赤城が見ているのは現在ではなく、娘の将来だ。そしてその将来は、今この瞬間の判断によって形作られる。

だが、物語はその後を描かない。娘がどう受け止め、どう生きていくのか。そこは完全に余白として残される。

この「描かなさ」こそが、この作品の最も誠実な部分だと思う。答えを示さないことで、判断を観る側に返している。

物語上の警視庁には、驚くほど良き上司が多い。その根幹にあるのは「信頼」だ。ぬいぐるみ作戦という、見た目には馬鹿馬鹿しい行為も、その信頼があるから成立する。そこには、かつて信じられていた「古き良き時代」の名残がある。

事件をモチーフにしながら、この物語が本当に描いているのは、ユリネを守ること、そして語られない真実とどう向き合うかだ。それをあえてコメディとして包んだのは、真実を消費させないためだろう。

最後の別れのシーン。STを離れるユリネと赤城。娘の父が誰なのかという真実は、ついに語られないまま終わる。

そこにあるのは、日本的な照れくささであり、同時に美学だ。

多くを語らず、答えを決めず、余白を残す。その余白こそが、この作品を「なかなかいい」と感じさせる理由なのだと思う。

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R41

4.0警視庁科学特捜班

2026年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeoonza

3.5漫才見てる様な展開

2025年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

藤原竜也扮する科学捜査班リーダー赤城左門は信号を捜査して護送車の事故から囚人を脱走させたハッカーの存在を知った。
STは初めて観たので人間関係が良く分からなかったが、どうも赤城は単独行動が多い不思議なキャラだね。漫才見てる様な展開だ。馴染むには多少時間かかったけど、まあ面白かったよ。

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重

4.0犯罪者は許さない そういう仲間です

2025年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

犯罪者は許さない
そういう仲間です

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ボブ

4.0竜也かわいい

2023年9月6日
iPhoneアプリから投稿

言いすぎだろってとこも竜也かわいいから許せる。話もおもしろい、ドラマからずっとおもしろい。

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浅井成実

4.0藤原竜也がとにかく面白い

2020年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

知的

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野川新栄

3.0天才子役VSかつての天才子役

2020年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ドラマは全く見てないけど、予想外に楽しめた。志田未来、窪田正孝、芦名星、三宅弘城の4人のメンバーの特殊能力が痛快で、彼らの活躍をもっと知りたい欲求にかられる。犯人の目的は何か?!ウイルスの話がどこかに飛んで行ってる・・・などと、予定通りの展開でありながらも、赤城とキャップ岡田将生vs4人のSTメンバーのSNSまで利用した鬼ごっこが楽しくてしょうがない。結局、鈴木梨央ちゃんはフジンとムジンの話をちゃんと聞けたのだろうか?

 藤原竜也の演技は、どんな映画でもやっぱり藤原竜也。この安定感がいい。岡田将生もキャラ的にはどの作品も似たような扱い。たまには違ったタイプの作品も見たいものです。

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kossy

1.5つまらない。

2020年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

家族で。元々のテレビドラマでの人物関係をあらかじめ娘にレクチャーしてもらってから見たのだが、とにかくつまらない。テレビの2時間ドラマのような安っぽさ、薄っぺらさが蔓延していた。

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Yohi

1.5ドラマ視聴のうえ

2018年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

で鑑賞。個人的にはドラマはそこそこおもしろかったが、放送時さほど話題になったわけでもないのでなぜ映画化したのかよくわからない。実際特番でもいい内容。ドラマとして観ればやっぱりそこそこはおもしろい。ただ単体の映画として評価すると今ひとつかな。キャップと赤城のやりとりを中心に進むが、もう少しチームの個性を出して欲しかった。

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肉ネ~ム

3.5シンプルに面白かった

2018年5月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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みん

3.0楽しめた

2018年3月8日
iPhoneアプリから投稿

細かなことを言うと、キリがないと思いますが
ドラマも見ていないのが、普通に楽しんだ

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おのもん

2.5キャップが大好き

2017年7月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドラマの枠を出切れていない。
わざわざ映画化するほどではない。

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上みちる

1.0テレビドラマなので

2017年6月17日
iPhoneアプリから投稿

なんで映画にする必要があるのか。

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霧霧

3.02時間ドラマ

2017年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

テレビドラマは知らなかった。
特殊能力を持つ特捜部門が事件を解決していくが、テレビの2時間ドラマみたいで、スケール感がないのは残念。

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いやよセブン

3.5TVでも良かったかなぁ~

2017年3月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

でも面白かったからいいか。能力は赤城には敵わないのに百合根がキャップとして随分と信頼感があがってますね。友情より恋愛に感じた。

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レイ零号機

3.5素敵なチーム

2016年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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まーこ

4.0やっぱり面白い

2016年9月20日
Androidアプリから投稿

ドラマシリーズから観てないと登場人物の背景が分からないからドラマ観た後でないと面白さ激減かな。

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DAWN

3.0ST完結作

2016年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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しゅん

4.0子役が輝いている映画は面白い!

2016年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ドラマシリーズも見ておらず、全く予備知識もなく鑑賞しました。その結果、かなり面白かった。

藤原竜也の大仰な演技も、この役柄でハマってかなり良かった。頭が良いのに子供っぽい設定とか、キャラ造形が上手く作りこまれている。
志田未来も素晴らしかった。乱暴な少年っぽいキャラが合ってるね。

そして何より、子役の鈴木梨央が良かった。あの生意気なクソガキは何だろう?ツンデレなところとか、スゴく萌える(笑)

藤原竜也と岡田将生の掛け合いも良いね。罵り合いから、仲の良さが伝わってくる。素晴らしい演出。また、ちょっとだけホモソーシャル感もあり、どことなくシャーロックにも似ていた。

ま、個性的過ぎるキャラ揃いだけど、それに適した演出がされており、とてもバランスが良い映画だと思いました。また観たいな〜。

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サケビオース

4.0面白かった

2015年12月5日
iPhoneアプリから投稿

岡田将生と藤原竜也の掛け合いがめちゃくちゃ面白かった!

そしてほのぼのする1面もあったりで

仲間を思う気持ち‥よかったです。

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mami
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