「キャメロン・ディアスの一人ツイスターゲーム!」ANNIE アニー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
キャメロン・ディアスの一人ツイスターゲーム!
orphanじゃなくてfoster kid (普通はfoster child)なんだとまた一つ勉強になりました。オリジナル映画では女子専門孤児院だったけど、なんだか孤児や里子に対してはかなりリアルに描いてあったような気がします。舞台化や映画化などはその都度設定が変わっているとのことですが、そんな中で週157ドルで里子を預かるハニガン(ディアス)のキャラが光っていた。
貧富の格差ってのはやっぱり描き足りないし、超リッチな生活を羨ましく感じるのみ。終盤の逃亡劇もSNSを使った新しさやダンスの素晴らしさはオリジナルを超えているのだろう。かなりコメディ寄りになってるのも見やすい。とは言っても、82年映画版はすっかり忘れています。
劇中劇「Moon Quake Lake」をもっと見たくなるし、エンドロール後の映画も気になる。そしてやっぱり目立っていたのはキャメロン・ディアス!元はスターだったらしいし、惚れてる男もいるし、彼女だけでも物語が作れそうな予感。でも引退なんですね・・・残念。
マイケル・J・フォックスもカメオ出演してるし、これはフォックス繋がりってこと?『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも黒人の市長が誕生したことのオマージュなのか?それともトランプ批判の一環なのか・・・調べて見ると、BTTFシリーズのビフ・タネンもトランプがモデルなんだとか、なかなか興味深い話があるものですね~
「トゥモロー」はもちろん素晴らしい曲だけど、キャメロンが絡む曲は結構良かった。そして終盤の「I Don't Need Anything But You」でキャメロンが「Everybody Dance Now♪」と歌うところが面白い!