「なにこれ怖くないつまんない」劇場霊 Lisaさんの映画レビュー(感想・評価)
なにこれ怖くないつまんない
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星0.5はチョイ役で出たベテラン俳優さん方の演技に対する敬意です・・・
あ、あと、エリザベート・バートリという題材のチョイスと衣装のセンスもそこに入れておこう。
というか主演がAKBアイドルなら最初からそう警告してよ・・・
「超大根!」とは言いませんが「輪廻」の優香のド迫力演技を見た後では・・・うーん。物足りない。
以下ネタばれ(バレても特にがっかりしないネタです)
単に、呪われた人形が人を殺すだけの話です。
蒸し暑い夏の夜長、ジャパニーズホラーでも観て涼しくなろうと思ってたのに・・・(電気消して、フルスクリーンにして、こっちの演出だけはバッチリw)
全く背筋は凍らず、でも途中で投げ出さない主義なので、何箇所かは音声だけ聞きながら通販サイトを観て耐え続けました。
素人でも「あーあ、ここでいきなりオバケ出てくれば怖いのに」と突っ込まざるを得ない空っぽな瞬間がいくつもあった(あえて騙すとかそういうレベルではなく・・・本当にただただ何も起きない。)
プロットにも突っ込みどころ満載。
1.幽霊の動機が弱すぎる。自分が勝手に事故って死んだのに無関係な人間ねたみすぎ、殺しすぎ。
2.主役1号も2号も稽古の時点で人形の異変に気づいてたのに最後の子だけ何故本番までこぎつけたのか。
3.エクソシストの「首回し」が起きた時はさすがに吹いた。
4.最後、なんで破壊したはずの人形がまた綺麗な顔(首オンリー)で復活しているのか。せめてあそこで「ふっかーつ!!」って叫んで物凄いスピードで主人公に襲い掛かるエンディングとかなら良かったのに。
マネキンにゆっくり追いかけられるのが怖い方は怖いかも知れません。
容赦ない昔のホラーが恋しいです。
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