「超大作」エクソダス 神と王 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
超大作
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モーゼの十戒って話になると、なんだかお伽話を想像しちゃうが、これは違った。
なんというか…人の生活に起因してるように思うから、とても見やすかった。
歴史物、特にエジプトとかの作品だと、世界観の構築だけでも相当な体力を要する。
今回の作品も、その世界観たるや、見事なものだった…。
まだCGが発達しなかった時代でも、この題材の作品はあったから、映画の底力みたいなもんも考えてしまう。
やりきった感が半端ない。
僕は十戒の項目を知らない。
映画の中でも語られる事はなかった。
だけど、石は揺るがないという台詞が印象的だった。
その世代毎に価値観は変わっていく、ましてや今の時代は何が真実なのか見極めのが困難だし、その真実に其れ程の重要性も感じない。
なんというか、人に起因してるわけだし、人は立場で物を考えるから。
でも、普遍的な事は確かにあるのだと。
それも、そんなに多くはない。
たかだか10個くらいの事なのだと。
話の流れにファンタジックな部分が少なかったから、そんな事も考えてた。
海が割れるシーンは、とてつもないスケールで、怖かった。
実体験として、この目で見たからだろうな。
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