「物語部分が薄い作品でした」エクソダス 神と王 エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
物語部分が薄い作品でした
「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコットが監督なので、「出エジプト記」をベースにした大スペクタクルだと思って見に行きましたが、意外やドラマになっていました。ただそのドラマの部分が弱い。一緒に育てられながら、袂を分かつことになるラムセスとモーゼの葛藤に焦点が当たっているわけでもなく、また家族を残してヘブライ人を救いに行くモーゼの苦悩もサラリと描かれていて拍子抜けします。特撮は良く撮れているとは思いますが、今日のレベルで言えばビックリするほどではない。ということで評価は⭐️⭐️⭐️です。ただ、ヘブライ人を救うためとは言え、欧米の"神"は実に無慈悲ですねぇ。
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