マダム・マロリーと魔法のスパイスのレビュー・感想・評価
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分子料理よりも地のものでしょう。
フランス料理店の前にインド料理店を開店してバトルするという触れ込みの映画ですが、バトルというよりは主人公のインド人青年が料理を追及してゆく話という表現の方が正確かも。
幸せのスパイスが詰まった映画です
料理は好きなのでタイトルが気になって観てみました。
始めはつまらないかな〜って思いましたが戦争が始まってからは展開が面白かったです。
お母さんから教わった料理について、もう少し深く取り上げて欲しかったですが、慣れない土地で頑張る姿、マダムに認められた彼の才能は素敵だった。
何気にお父さんの恋路はストーリーにスパイスをきかせてましたね。
深夜の厨房で泣きながら故郷の味を思い出してたのはジーンとしてしまった。
母の味、自分の原点を思い出してたに違いない。
終わった後に、幸せな気分になれる映画でした。
私の顔も緩みっぱなし!
ラストはただただ気持ちが温かく、私の顔も緩みっぱなし。ストーリー自体はスパイシーではないが、インド、フランスの色々な面でのハーモニーがとても美味しく、感動的だった。何か、本当に幸せな気分になる、魔法のスパイスの映画だった!あと、個人的にパパの鼻がどうも気になった。
ヘレンミレン味
丁度お料理熱が高い今日この頃。
なーんとなく見てしまった映画だけど良かったです。
心が温まりました。
ヘレンミレンと主人公の父親の食材買い占め戦争とか観てて近年の情勢と重ねて観れたのも楽しめた要因の1つかもしれない。
人の心は育った場所や家族の元に還るということも、この映画から改めて実感したことかもしれない。
よくあるシェフのサクセスストーリーかと思いやスパイスの効いたヒュー...
よくあるシェフのサクセスストーリーかと思いやスパイスの効いたヒューマンストーリー。
原題のthe hundred-foot journey で納得
美味しい幸せ面白い
期待してレンタル。
予想どおり、素敵な物語でした。
タンドリーチキン、美味しそ…
パパのキャラクターがすごく良くて笑えました。町長の愛らしい感じも良いスパイス。周りに「よかったよ!」と勧められる一本だと思いました。
ラッセ・ハルストレム監督はなぜ家を燃やすのか?
200年の伝統のフランス料理に、インドのスパイスが加わって新たな味ができあがるように、保守的な田舎町にインド人一家が加わって変わっていく人達を描くヒューマンドラマです。ラッセ・ハルストレム監督作品では、シッピング・ニュース以降、一番好きかも知れません。パリにはあまり興味がありませんが、こんな田舎町には一度行ってみたいです。(南フランス)街並みが、すごく素敵です。
劇中に登場する「Food is memory」という言葉に共感しました。
祖母が作っていたピーナッツがたっぷりかかったハンコンパン(ちょっと字が分かりません。台湾のおこわ)や、母が作る五目寿司や煮物の味は、口にすると子供の頃の記憶が蘇ります。きっと観た方は、お袋の味を思い出すことでしょう。
ポスターと邦題を観て、ヘレン・ミレンが主役のような印象を受けますが、全くの脇役です。また原題は100フィートの旅ですが、道路を挟んで対立するフランス料理店と、インド料理店の距離を表しています。
登場人物の中でヘレン・ミレンが一番有名だから、こんな売り方になってるのでしょうが。広報のミスリードが、映画の評価を不当に下げることが多々あるので、本当にどうかして貰いたいです。
だって、主人公のインド人青年ハッサン(マニシュ・ダヤル)は、ものすごく魅力的なんですよ。とても好感が持てる、可愛いイケメンなんです。でも少年っぽい可愛さが、パリに行ってワイルドに変わるところなんか、確かな演技力もあります。ハッサンのパパ役は、インド映画界の重鎮:オム・プリです!取り敢えずな有名人で、映画好きを馬鹿にしないで欲しいです。
なんか愚痴っぽくなってしまいました。すみません。
前半はインド人一家の苦難が描かれますので、ちょっと悲しくなります。でもハッサン一家は負けない。ユーモアと、柔軟な心と、料理への真摯な態度で、周りを変えていきます。この人格破綻者の私が、中盤からずっとにこにこしっぱなしでした。
食は偉なり。丁寧に、じっくりと、料理を作りたくなります。そして私の作る味が、誰かの思い出になるって素敵です。
今晩は、何を作ろうかなー?
PS 今回も家が燃えてましたが、どうしてラッセ・ハルストレム監督は家を燃やすのでしょうか?
大人のスパイスが効いた素敵な作品。
『ギルバート・グレイプ』の監督なんですね。
この監督の作品はどれも、一本芯が通っていて本当の優しさが自然に描かれている所が好きです。
出てくるお料理がどれもとても美味しそう。
愛おしくてちょっぴり切ない、大人のスパイスが効いた素敵な作品。
リスペクト
自分の国籍や文化に自信があれば、異なる国籍や文化を持つ人々に対してもリスペクトができます。そして違いを認め取り入れることにより、全く新しいお料理も美味しく食べることができるんですね。食わず嫌いは、もったいない。
若きインド人シェフがフランスの片田舎でその才能を認めら開花させて行...
若きインド人シェフがフランスの片田舎でその才能を認めら開花させて行く流れは気分が良く何故か涙が滲んでくる、そのきっかけを作るヘレンミレン(イギリス人でありながら)厳格さの中に優しさを持ったフランス女性を演じきる姿はまさにクィーンに相応しい存在感、サイダーハウス以来この監督の代表作がまた誕生できて嬉しい限りでした。
とんとん拍子すぎ
観てると腹が減る映画.観たときはチトとんとん拍子すぎ(「エル・ブリの向こうを張る料理を瞬時に会得するってどうよ?」)て逆に拍子抜けでネガティブ気味の印象を受けた.
鑑賞後にとあるblogで「多様性を受け入れることの重要性を訴えている」という解釈を読みある程度腑に落ちたが,やはりモヤモヤが残っている(もう一度観た方がよい気がしてはいるが…).
こじんまりとした佳作
先の読めてしまう展開、安定のストーリー、適度なヒューマニズム……まるで寅さんシリーズみたい。
悪くはないけど、どうしても観ておきたいほどの作品ではない。
好きな映画第3位に「ショコラ」をあげている私としては、うーん…。あれ以上の作品はでてこないのかなぁ
ハッサン役のダヤルは、腕をあげて成長していくほどに顔つきまで変わって、なかなか良かった。マルグリット役のシャルロット・ルボンは、「イブ・サンローラン」にも出てましたね、全くイメージ違う役をこなしてて、これからが楽しみ。
今だからこそ見ておきたい
もう、ヘイトスピーチの差別扇動が起こるような今だからこそ見ておきたい映画。ハッキリとテーマの一つは人種差別です。直接的な表現もあるけれど、でも見せ方は柔らかい。最後も気分良く終わる良い映画だと思います。
マダムマロリーの車はDSで主人公と出会う時の女性の車はメアリです。時代考証を無視してオールドシトロエンをもってきたところは車好き的には悪く思いません。
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