「どちらかというと和風ホラー?亡くなって初めて知る“夫婦”の形。」岸辺の旅 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
どちらかというと和風ホラー?亡くなって初めて知る“夫婦”の形。
【賛否両論チェック】
賛:様々な人々との出逢いを通して、生前は知らなかった夫の人物像を知っていく中で、主人公が“夫婦”について改めて見つめ直していく姿か印象的。
否:展開は極めて静かなので、退屈で眠くなるかも。内容も、見方によっては結構ホラーな印象。
若干設定に無理がある気はしないでもありませんが(笑)、亡くして初めて実感する“夫婦”という存在の尊さが、不思議な世界観の中で描かれていきます。
ただ、どうしても内容が内容なので、結構描写がホラーチックなシーンがあります。その辺り、怖いのが苦手な人には、やや向かないかもしれません。
展開もかなり静かなので、興味を惹かれないと眠くなること請け合いです。ゆったりとした雰囲気で、大切な人をそっと想い直したい。そんなすっごく大人の方向けの作品です(笑)。
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