「名演が与える物語の説得力」百円の恋 えらさんの映画レビュー(感想・評価)
名演が与える物語の説得力
冒頭、甥っ子とテレビゲームをする安藤サクラの後ろ姿に覚えた不気味さ、気持ち悪さからは想像もつかないトレーニング後のフットワークの軽さには本当に恐れ入った。同じ人に見えないし、この映画に起こること全てに説得力を与えている名演だと思う。あと地味ながらトレーナー役の松浦慎一郎さんトレーニング中の指導の発声とかもめちゃくちゃ本物っぽかったなあ。『イン・ザ・ヒーロー』の監督ってことで割とナメてました。すみません。
気になったのは新井浩文さん演じるボクサーにあまり魅力を感じなかったところと試合前と後のスローモーション演出…。特に後者はかなりガックリきました。そこでやっちゃうのかー。
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