味園ユニバースのレビュー・感想・評価
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第69回全日本赤犬歌謡祭
映画「味園ユニバース」(山下敦弘監督)から。
申し訳ない・・あまり意味がわからなかった。
メモも、この作品を思い出せるようなインパクトはなく、
まさか「ポチ男ノート」では・・と前半焦った。
冒頭、バットで頭を殴られたら死んじゃうでしょ・・と
映画だと知りつつ、嫌な気分になったし、
記憶喪失になるにも、もう少し違ったキッカケはないの?と
暴力的なシーンが続く展開に途中でやめようか、と思ったが、
やはり気になってしまったのは「赤犬」という市民バンドの存在。
この、やる気があるのかないのか判らないような演奏でも、
意外と地域では市民権を得ていて、そこそこ人気がある。
それを象徴するかのような表現は、イベント名にあった。
「第69回全日本赤犬歌謡祭」
この、コテコテの「全日本○○歌謡祭」というネーミングだけでなく、
「第69回」という数字は、生半可な人気ではないことを物語る。
もしかしたら、この回数なんてのもいい加減で、
今回は「第34回」にしようとか、勝手に変えているかも、なんて
考えただけでも、面白いものがあった。
主人公よりも、インパクトがあった「赤犬」というバンドだけど、
なんと、大阪を拠点とする、本物のバンドだったとは・・、
参りました。(汗)
二階堂ふみ
ルック◯
シナリオ◯
アクター◯
デプス◯
ラスト◯
オススメ◯
二階堂ふみは今私が日本で一番の女優だと思ってます!!(なってほしいです)
演技力が素晴らしい。世界の賞も受賞されましたし、あの時から、「ヒミズや脳男」みました。最高でした。
二階堂ふみさん出演映画、すべてオススメできます!
赤犬ってバンドを知るきっかけにはなりました、大阪の映画
渋谷すばるありきで作った映画なんですかね、うまくはまってる。二階堂ふみが沖縄出身と知ってビックリ
鈴木紗理奈ええ感じ!
少ないセリフから伝わる凄さ
山下監督の作品が好きで、冬に映画館で観た後、DVDで三回続けて観ました。
映画館の時は、とにかく渋谷さんの歌声と表情にやられてしまい、ストーリーの細かいところの素晴らしさや、他の役者さんや赤犬さんの素敵さまで、感じる余裕がありませんでした。
DVDが出ましたので、落ち着いて細かいところまで観てみると、ほんとストーリーが自然で素敵だった。
二階堂ふみちゃんの表情が、ほんとにストーリーを引っ張っていると思った。
全体的に説明が少なく、セリフも少ない。
だからこそ、伝わる事が多く、自分の解釈で想像していくのもおもしろかった。
そして、何度観ても渋谷さんの表情は、言葉の表現を超えていたと思います。
不安や心細さを強く感じるかたわら、暖かさもじわじわと感じられる映画でした。
ショウ役の松澤匠さんが、出てくる度にほんと憎ったらしくて、上手いなと思いました。
赤犬さんにはまり、動画を毎日見てます。
友達に薦めまくってます。
しょーもない人生に新しい指が一本増える
関ジャニ∞の渋谷すばる単独初主演映画。
関ジャニ∞が全員出演した「エイトレンジャー」は以前見たが、彼の事は全く覚えておらず。そういう映画だし、きっとそんな役だったから。
作品も役も変わればこうも印象に残る。
バンドのライブ中に突然現れたその男は、歌う事以外全て忘れた記憶喪失者。彼の歌声を気に入ったバンドマネージャーのカスミは“ポチ男”と名付け居候させ、バンドのボーカルに迎える…。
ライブ中に突然乱入し歌う“和田アキ男”の「古い日記」が圧巻。
関ジャニ∞の中でも歌声に定評があるんだとか。納得。
本作の為の新曲2曲も披露。
何も歌声だけじゃない。
記憶喪失中のポ~ッとした何とも言えぬ“ポチ”のような表情。
記憶が戻ったら目付きも雰囲気も変わる。
その演技もなかなか!
やがて記憶が戻るが、彼の素性は薄々察しが付く。
冒頭数分間で“真っ当じゃない男”のようにも描かれている。
ありがちな展開だと過去と対峙する事になるが、そうならない点に好感。
過去は過去。その過去と決別し、新しい未来に向かって歌う。
これは前を向く事を描いた作品なのだ。
渋谷すばるの土壇場に待った!
二階堂ふみがさすがの存在感。
二人の掛け合いが絶妙なケミストリーとなっている。
バンド“赤犬”やタイトルにもなっている舞台の“味園ビル”“ユニバース”も実在。これは地元・大阪ミナミの方にとっては馴染みあるのでは?
しょーもない人生にも、大切な新しい指が一本増える。
山下敦弘監督が味のある作品に仕上げた。
すばるさんの歌声!期待通り!
すばるさんの歌声が好きで・・これは期待していたんですが・・曲もいい感じでぴったりで期待通り素敵な作品でした。
演技のほうもこれまた期待通りで・・個人的に満足度高いです。
これからも映像全般・・すばるさんに期待しています。
俳優として見ていきたい・・注目しています。
二階堂さんも関西弁でさっぱりした役どころで面白かった―。
安定感ある演技力に今回もいやされました。
彼女の演技を見ていると・・本当に落ち着く。どんな役も本当に素晴らしくやりこなしている感じは今後も目が離せません。
ストーリーよりライブ感!あの迫力ある歌声と雰囲気。
好きなテイストでした。
ラストはちょっとあっさりでしたが
そのぶん唄がいい!!
ぜひまた見たい。
鈴木紗理奈
二階堂ふみのランバードのシャカシャカジャージが素晴らしい。鈴木紗理奈は良い感じなのだけれど、大阪らしさは意外と薄め。もっと味園ビルの面白い空間を見せてほしかった。お話は70分におさまったはず。
渋谷すばるの力量を感じさせてくれる一本
実はこの作品を観る直前まで、コレがジャニーズ映画なんて知らんかったわ。役者より監督重視で選んでいるからな。
んで、観た感想は...相変わらず山下敦弘らしい淡々とした作りなんだけど、渋谷すばるの存在感が凄かったな。
歌と義理人情と、実在する架空の町
私事ですが、地方劇団をやっている友人が書く脚本が大阪に根ざしたものなんだなと思ってしまった作品です。(似た感じを受けました。)
大阪撮影という事で、中には見たことのある風景も混じったりしていたのですが、全部をつなぎ合わせると、大阪ってのはこういうマンガみたいな町になるのかと。
日本有数の大都市でありながら、中心街にボロ屋があったりするゴチャゴチャ感が大阪のような気がします。
アマチュアバンドのライブで歌を前面に押し出した設定も良く、引き込まれました。難を言えば、出自を引っ張っておいて、そこはそれだけ?みたいな感はありましたが。
赤犬リーダーさんの最後の行動が何気に素敵です。
どちらかと言えば男性向けのストーリーで、女の子が好きそうな映画とは思えなかったのですが、パンフレットによれば主人公の役者さんが関ジャニ∞だとかで女性が多く。
どちらかと言えばアイドルグループの演技って今まで馬鹿にしてましたが、彼には拍手を送りたい。
最後の展開ですが、雑だとかよく解らないとかいう声も散見されますが、私には「大阪ヤクザの義理人情を表したもの」としてすんなり理解できました。
なんでも屋というのが一種の伏線で、あのタイミングで抜け出そうとするとそういう事だよね、と。
そう解釈しないとハッピーエンドにならないというのもありますが、そこのネタバレをクドクドやってしまっては逆に興ざめじゃないかなぁ……と思う次第です。
邦画って感じが好きなら…
すばるくんが好きで観ましたけど
すばるくんが好きだけじゃ映画館までは行きませんっていう人です笑
興味持ったのは
評価が高いのと山下監督の作品ってところ
でした。
音楽映画って評価の基準ってなんだろうって思ってて、それは単にあまり観ないからですけど。純粋にいい音楽映画を観てみたかった。
知ってたけどそれ抜きですばるくんの声は響く。バンドの音も届く。
心地よかった。
です
赤犬はあまり知らなかったので申し訳なかったんですが、あの味園ユニバースとの空気感のマッチしてる感じは堪らないですね
行ったことない雰囲気の場所ですけどすごく行きたくなる。ライブハウスとも違う感じがいいなー
話は、好きじゃあない笑けどいいんじゃあないかな笑
そんな簡単に人は変わらないし、ぐちゃぐちゃのまま矛盾抱えたまま
でも捨てたくないものにしがみつくことだけは続けよう
て、意味ならすごく好き。
小学生でもなきゃ人はそんなに変わらない。簡単に変わっちゃう話よりはしっくりきちゃう
個人的にカスミの身勝手なお節介は苦手なので、手放しに好き!面白かった!とは言えなくて自分のひねくれ具合には頭痛いです笑
あとジャニーズ映画ではなかったのがほんとよかったです。
音楽とジャニーズの映画で
赤西くんのBANDAGE?ってあったけど
あれは全く何も入ってこなくて
それになったら悲しいと思っていたから
すばるくんお疲れ様です。
演技は頑張らない程度にまたやって欲しいと思いました。
山下監督の作品、実は意識してちゃんと観るの初めてだったから
もしかしたら好きかも
と思えたので今までのを漁ってみようかな
新しい考え方増えたので
観てよかったです。
音楽が素敵〜
古い日記をホーン抜きでコピーするとそうせざるを得ないんだよというアレンジに頷き、不思議なオリジナルを妙なクオリティで延々と再現するスタジオ練に膝を打ち。
渋谷さんの歌を楽しみに見たんだけど、赤いスイートピーが一番良かった。普通にパンク全般お手の物だろうけど湿っぽいブルース風味もできる、倍音のある声が素敵。お芝居は私興味ないので、もっと歌の経験値積めるといいなと。
山下監督と味園は何でもこいって感じで。だるだるに伸びたバンドT、謎の店員の制服、セーラー服でのPAシーン(卓から放れても大丈夫)、対バンのライブシーン、本当に良かったです。
キネカ大森で見たのですが、東京で見るには一番良い場所だったかもしれない。シームレスに現実へと戻っていけました。
需要と供給のアンバランス
これコレ、コレが観たかった!な、自分の大好きな山下監督が帰って来た一本。
オフビートで時に突き放すような物語、荒い色合い、そして赤犬!さらに赤犬!!
まさか…彼らを彼らのまま、スクリーンで観る日が来るとは…涙
懸念した「単なるアイドル映画」に収まることなく、演技もまずまず。
白眉はお姉さん役の女優さんと…輝きを消して輝く二階堂ふみ氏!
最近女優顔して映画に(以下検閲)
ただ、惜しむらくは所々から臭うオトナノジジョウか…
仕方がない、仕方がないのだけどそこが違和感になっていてね…
そこだけが惜しいし、今の事情では仕方がない邦画界の現実を思わずにはいられない…
でも「リンダ・リンダ・リンダ」や「松ヶ根」を思い出させ、そこからの進化を感じた作品。
ま、山下監督と赤犬好きとしては…
ライブシーンのロケを想像するだけで楽しくてしょうがないんだけどね!
例えばアイドルのファンクラブで集められたエキストラの方々が、いきなり見せられたのが赤犬だったりしたかもしれないんだよ?!
最も異質な、両極端同士の未知との遭遇が
あったかも…
故に本当に勿体無い…いや、作品がかわいそうでならない…涙
バットで頭を殴るなキケン
渋谷すばるが記憶を失くす冒頭と御都合主義に塗れたクライマックスの入り口。どちらもバットで人間の頭を殴るってそういうことじゃないと思う…というのは細かいか?否々このノイズは大きい。中盤はしっかり面白いだけに余計。あと味園ユニバースって結局どんなもんなん?
ラストのライブシーンも物足りず。「ココロオドレバ」は渋谷すばるの声色が劇中終始一定(同音源だから当然)。歌しかない男の心に変化(ここの演出もタメが無さ過ぎ)が起こったなら歌声が変わるもんだろ。結局最初の「古い日記」が一番良かったやんか。まあ渋谷すばるの存在感は光っとったけどな
ライブならではの歌声が不安定になる感じ。あれが欲しかったぜ
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