アイアムアヒーローのレビュー・感想・評価
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日本映画が変わる!
と予感させてくれる映画。
まず
【注意】
スプラッター映画が苦手な人は観ないで!
この映画の評価をいたずらに下げる結果となります。
そして
【原作ファンの方へ】
原作と比較するのはオススメしません。かなりの改変があります。
特にヒデオのキャラクターが大幅に変えてあります。原作のようにサブカル童貞臭の強い人間としては描かれていません。童貞野郎→ヒーロー、ではなく、売れない漫画家おじさん→ヒーローの成長物語になってます。
ヒデオのキャラクターに愛着があり過ぎる人は、覚悟してください。原作を忘れて実写版を楽しむことをオススメします。
んで、感想はというと
これ邦画なの?え?日本でこれできんの?すげー!ハリウッド映画みたい!マジかよ!できんのかよ!できんならやれよ!誰だやらせねえのは!ぶっ殺すぞ、そいつ!
ってな具合です。
もう、やりたいことつめこんでる。自由自由。今までくだらん感動台詞満載のお涙頂戴"浅イイ話"ばかり作らされてきた怨みを晴らすかのように、血、血、血、血、血の嵐ですよ。
シナリオもポンポンポンポーン。伏線の無理な回収は無し。説明入れたらつまんないもん。いいでしょ?見せ場作ってんだし。これがみたいんでしょ?
そうです。これがみたかったんです。ありがとうございました。おれはカーアクションからお涙流しっぱなしでした。
じゃあ人間ドラマとしてはどうなの?メッセージ、なんだったの?
そんなの誰だってわかりきってんじゃん!アイアムアヒーローだって!
だから、それをどう見せるかなんですよ。
いいですか、最後まで諦めないでください。ヒデオがヒーローになる瞬間を。
この映画は、その瞬間を実に見事に演出してます。
それを可能にしてるのが、ヒデオの持つ散弾銃なんですよ!はっきり言って原作よりも散弾銃の存在感は強いです。
なぜかと言うと、、、
これ以上はネタバレです。
なんかライムスター宇多丸みたいな口調で興奮してしまいましたが、よく練られたシナリオだと思います。ピクサー映画のようにきちんとシーンを重ねて感動に持っていくあたり、素晴らしいです。
そして、最後に一つだけ。
ファッキンJPOPのタイアップはないぜ!
↑これが本当に嬉しかった
個人的には!
まさに和製ウォーキングデッドやぁ~~(彦摩呂風に)
ここ最近、原作がコミックの作品が実写化されることが多くなってますね。「進撃の巨人」「闇金ウシジマくん」や最近では「僕だけがいない街」「暗殺教室」などなどありますが、作品によっては「原作のほうがおもしろ~~い。」「どうしてこれを実写化したの?どんだけ~~」というようにアタリハズレは多いでしょう。(どの作品かは個人個人によって分かれますけどね。)
でも、この「アイアムアヒーロー」はよくできた大アタリ作品と私は思っております。
昔から、この作品は実写化は絶対無理という意見が多かったのですが、近年のCG技術の発展やメイク技術・特殊効果技術の進化のおかげですばらしい実写化作品ができていると思います。
こういう私も、恥ずかしながら原作コミックは1巻しか読んだことがありません。
この作品に興味を持ったきっかけは、とある美しい人から人気海外ドラマ「ウォーキングデッド」をススメられて観始めたことがきっかけ。この作品も原作はコミックでゾンビ物(こっち側はウォーカーと呼んでおります。)最初観始めのころは目をそむけるシーンはいくつかありましたが、6シーズン観ているとさすがに慣れてしまいまして、今回の作品もZQN(ゾキュン)を倒していくシーンは目をそむけることなくどっしりとした構えで観ながら満足することができました。(慣れって怖いねぇ~~)
原作を知っている人も知らなくても「ウォーキングデッド」などゾンビ系の作品が好きな人もこの作品は現実から近い設定だしいつおきてもおかしくない内容なので2時間20分じっくり観れました。
前半のゾキュンが増殖を開始して人を襲うシーンや高速道路でのシーンは日本映画としては久々に気合の入ったシーンなので注目していただきたい。後半のショッピングセンターのシーンも原作知っている人にとっても見所ありのシーンですよ。(撮影で使ったショッピングセンターは韓国で撮影されたものです。使われていないなんてなんかもったいない。)
主演は北海道のスター大泉洋さん!!ズバリこの役ピッタリ。髪型や顔も原作キャラにバッチリ近い!
ダメ人間の主人公が様々な人との出会いでどのように成長していくのか。原作を知っている人はどこまでで終わるのか?ぜひ注目していただきたい。
それにしても、大泉さんは「水曜どうでしょう」時代から知っているので、すごい役者になったなって改めて思いましたね。「探偵はBARにいる」の時が一番好きでしたがこの作品が一番好きになりました。まさに当たり役といってもいいでしょう。とくにクライマックスの見せ方がカッコイイ(絶対言えないけど(笑))
共演は、有村架純、長澤まさみ。一言で言うとカワイイ。
長澤まさみはご存知のとおりdTVでこの作品の序章ドラマから拝見させていただきました。看護師でもあり頼りになるお姉さんタイプの役どころなのでチェックしていただきたいです。
最後に一つ。原作とは別にこの作品にはちょっとした小ネタがいくつかあります。まずはどこかにメイプル超合金が出てます(M-1グランプリ2015決勝進出した漫才コンビ。???と思った人はWEBで検索)
もう一つはセットに注目していただきたい。ちょっとした小ネタがありますよ。(映画館でもざわつきました。)
以上のように、見所満載ですがまとめると「原作好き」「ウォーキングデッド好き」「大泉洋好き」がすべてそろっている人はパーフェクトな映画だと思います。
続編希望ですが、すごい大変だと思う(笑)
図書館戦争も続編出来たから監督がんばって!!!
本格ホラー
よくぞここまで
R15ではない…
てっこ最怖@@!
いやぁ〜レビューが低かったのであまり期待せず、まさみ&架純のツートップが、どう絡むのかを楽しみに観ましたが、期待を裏切らない可愛さでした。
そして、大泉さん相変わらず軽く抜けた感が最高!
ZQNになっていく周りの出演者のぶっ飛びぶりも最高〜塚地さんも良かったけど、片瀬さん演じたてっこ最怖@@!
徳井さん演じたアベさんにも泣けた。。。
まぁ何で!?どうなってるの!?って疑問を置き去りに物語は進み・・・突如ヒゲモジャになる英雄・・・・
比呂美ちゃんどうなってんの!?メッチャ強いやん!!と思わせ・・・
最後は、カッコイイ英雄誕生。。。の予告のあのシーン。
疑問点を多く残したままで、続編ありきのエンディング^^;
ただ何度か前振りのような描写もあり、なんとなくこの作品の結末は、読めたような気がする。
まぁハリウッドのバイオほど予算もつぎ込めない中で、ロードショー公開の邦画としては、最近の倫理観無視した痛快グロ作品でした。
まず地上波放送は無理なので、コレ系好きならハードル下げて是非〜☆4
B級映画としては成功?
続くのかな?
ゾンビパニック
実写邦画の底力が垣間見れました。
「実写邦画はまだまだ死んじゃいない」
これが観終わった直後の率直な感想。
内容は最初の10分を除き終始グロテスクな描写で進んでいきます。
まー、よくここまで振り切ったものを作りきったなぁとつくづく感心。なるほど納得のR15+な作品です。(下手すればR18+なんじゃないのかな。。。)
また、大泉洋・有村架純・長澤まさみをはじめ、キャスト陣が素晴らしかったです。特に、大泉洋のヘタれさと時より見せる面白さは最高のハマりっぷりでした。
(個人的には「ひろみちゃん、出番だよ」とロレックスのくだりがツボでした。)
少ないセリフでどんどん場面・展開が移り変わっていくテンポのよさから、本当に飽きることなく時間が流れていきます。
序盤のありふれた日常がどんどんと”ZQN”によって壊れていく様が、
てっこ→作業場→街中→ニュース番組や高速道路から見える景色と規模がどんどん大きくなっていくのを説明セリフなしで展開されていくあたりは背筋がぞくぞくするとともに謎の高揚感を覚えました。
終始ヘタレだった英雄が、藪の決死の「てめえで助けろ!自分が助けろ!」で名前の通り”ヒーロー”になっていったり、
アベサンがZQNになった妻を倒した後で自決したりとパニックホラーにしっかりと人間ドラマが組み込まれててよかったです。
テンポよし、描写よし、笑いあり、人間ドラマ性もありで本当によく練られた作品になっています。
グロ系が苦手でなければぜひ!”ZQN”ワールドに足を踏み入れてみてください。
新たな日本を代表するパニックホラー作品が待っています。
(´- `).oO(完全に余談ですが、かつて”助けてください!”と言われてた長澤まさみが今度は病気の子を観て”助けろ!”と言ってるのは何だか観ていて不思議なものを感じました。)
グロすぎるが、大泉洋のコミカルな演技がいい緩衝材に
期待以上でした。
日本のパニックアクション、パニックサスペンスは肩透かしを食らわされることが多いですが、本作は最後まで飽きることなく満足できました。
あまりにもグロすぎるため、血を見たりするのが苦手な人には向きません。割と平気な自分もウワッと思う場面も多々ありました。
ただし、大泉洋の起用は大当たりですね。いい具合に笑いのスパイスを混ぜてくれました。「少し噛んで〜」のくだりは最高でした。最後の感染者を全滅させた後の出で立ちはかっこよすぎです。
あと、有村架純ちゃん。「半分っこ」は可愛すぎです。あの場面だけ何度も観たい。それにしても架純ちゃんの途中からの存在感のなさは残念でした。その後彼女はどうなるのかっていうところも気になるところです。
とはいえ総合的には邦画史上でも最高レベルのパニックアクションだったと思います。ずっとドキドキが止まりませんでした。グロいのが平気でハラハラドキドキものが好きな人にはオススメしたいですね。
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