「妄想癖のある主人公の話」アイアムアヒーロー 黒羊さんの映画レビュー(感想・評価)
妄想癖のある主人公の話
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Amazonプライムビデオの「あなたへのお勧め」で出てきたから気になって鑑賞した。
人々がZQN(ゾキュン)に感染しゾンビ化した世界で、主人公の大泉洋が演じる妄想癖のある漫画家の鈴木英雄(ひでお)が、ゾンビと戦う話。
ひろみちゃんと出会った時には「えいゆうと書いてひでお」と紹介してたのに最後は「ただのひでお」をと言っていてゾンビを倒して英雄の心情が変わってことを表していると思った。
鈴木英雄は妄想癖があるので、このZQNに感染した世界こそ鈴木英雄の妄想というオチなのではないかと思ったが、現実なのかどっちかわからない。
ヤブがZQNに感染したゾンビを「過去の人」と言ったり、ゾンビ自体も自分の過去に執着した動きをしていることから(陸上選手、買い物等)ゾンビは過去の人を比喩してるのかと考えた。
ひろみちゃんが噛まれて感染したけど人間半分残ってるみたいなところは、「鬼滅の刃」の主人公の妹禰󠄀豆子に似てるところがあった。
この映画は、アクションシーンが迫力があって凄いので、あんまり考えるのが好きでない人や楽しい映画が見たい人にお勧め。R15なのでグロいのが苦手な人には不向き。
あと途中でメイプル超合金のカズレーザーがゾンビ役で出てきて笑った。
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