「予想を裏切る迫力のグロさ」アイアムアヒーロー エルさんの映画レビュー(感想・評価)
予想を裏切る迫力のグロさ
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有村架純ちゃんが出てるならと、予備知識の一切無い状態で見ました。
軽い気持ちで見始めたので、前半の日常が壊れていく様を見ているのが辛く…特に片瀬さんがZQNとなり襲いかかってくるシーンは衝撃のあまり何度か目を逸してしまいました。
ゾンビとはノロノロ動くものという固定観念を見事に裏切り、観客に恐怖と絶望を与える良い演出だったと思います。
後半は読める展開ではありましたが、コミュニティの崩壊後の怒涛の展開は手に汗握るものがありました。
長澤まさみさんは勝気な女性の役もとてもお似合いでした。有村架純ちゃんを背負って走るシーンはとてもかっこよかったです。
とにかく血飛沫や臓物が飛び散るシーンが多く、総評としてはグロ映画と言わざるを得ませんが、笑えるシーンや演出も随所に散りばめられていて、流石大泉洋さんといった所です。
グロシーンでの効果音やZQNになった後の台詞の不気味さも、恐怖というか狂気を感じさせる仕上がりになっていました。
迫力のアクションシーンもあり、邦画としてはなかなかのスケールで作られた作品だったのではないでしょうか。
カップルで見るのは絶対にオススメしませんが、役者さんが好きであるなら見て損は無いと思いますよ。
映画を普段殆ど見ない私が、わざわざレビューを書こうと思う位には印象に残った映画でした!
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