「子豚から子鹿へ」監視者たち 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
子豚から子鹿へ
これは脚本と監督の演出が凄く優れていた。
脚本は、よく練られた頭脳戦や頭脳対頭脳になるように作られた人物設定、新米のヒロインの成長物語と結構作り込まれている。
普通だったらちょっと詰め込みすぎてだらけるが、監督の演出が手際よくグイグイ引っ張っていかれテンポを一切崩していなく緊迫感も出ている。
尾行シーンが交代しながらというのもおもしろいし、ヒロインの設定をうまく使った演出も良い。
カメラワークもなかなか良くアクションとしても見応え充分。
とにかく監督の演出も凄く優れていて、ドラマ性はちょっと薄くなってしまっているが、エンターテイメントとしてはかなり楽しめる作品になっていた。
これはオリジナルがほぼ完璧と言った方が言いのかもしれない。
音はちょっとエグいけど、グロさはなく汚さもないので苦手な方もぜひオススメです。
萌えポイント
やはり〈ハン・ヒョジュ〉!
可愛いさ、クールさ、演技力ととにかく完全にツボだった。
ちょっとだけ調子に乗る所とか喜ぶ所とかもう可愛いすぎて大変でした(笑)
こりゃあ…デビクロくんも見ちゃうな…
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