ベイマックスのレビュー・感想・評価
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荒廃した日本にベイマックスを
観てよかた! 劇場では多くの子供達の笑顔に出会えました。当初、全く観る予定がなかったのです。というのも、ずいぶん前にチラシや予告編で主役キャラのロボット「ベイマックス」を見かけました。僕は何の魅力も感じなかった。なんで、主役キャラがこんなにもブサイクなんだろう?
無味乾燥な色とデザインなんだろう?
「どうも、ディズニーのスタッフは日本人の感性を誤解しているようだ」とさえ思いました。
何しろ、本作はディズニーのスタッフが日本の文化、漫画、アニメへの強烈な敬愛の念を込めて作った、という触れ込みだったからです。
実は、ひねくれていたのは、僕の方でした。どうせ脳天気で楽観主義者のアメリカ人が作った、ありきたりなヒーロー物の子供向けアニメだろう、などとハスに構えて傍観していたのです。その僕の予想はいい意味で「ちゃぶ台返し」のようにひっくり返りました。
本作は見て損はない作品です。
物語の主人公ヒロ(本城雄太郎)は天才的な才能を持つロボットオタクの少年です。ロボット同士の賭け試合をやって、こっそり、賞金稼ぎのアルバイトをしたりしている。
「おまえ、そんなことやってるなら、オレの大学でロボットを学べ」と勧めてくれたのがお兄ちゃんのタダシ(小泉孝太郎)です。
早くに両親を亡くしたのか、彼らはカフェを営むキャス叔母さん(菅野美穂)のもとで暮らしています。
やがてヒロが作った新型ロボットが大評判。タダシの担当教授の推薦もあって、ヒロはお兄ちゃんの大学へ入学が許されます。
憧れていた大学、ロボット研究室に入ったヒロ。そこには変わったロボット、けったいなキャラの学生たちがいっぱい。その中でお兄いちゃんの開発しているのが、ケアロボットの「ベイマックス」ふわふわの真っ白な風船を組み合わせたようなロボット。見た目ははっきりいって、ぜんぜん「COOL!!」じゃないんですね、これが。なんとも野暮ったい。でもその隠された機能は抜群!
ある日、大学で大火事が発生。ヒロはこの火事で、たったひとりの家族である、兄のタダシを亡くしてしまいます。残ったのはロボットのベイマックスだけ。しかも、ヒロの作った画期的な新型ロボットまでもが何者かによって奪われてしまいます。兄さんの命を奪った火事と、盗まれたヒロのロボット。これはどこかでつながっているのか?
ヒロとベイマックス、大学の仲間たちは協力して、この大事件の真相に迫ろうとするのですが……
以前から僕は、ハリウッドのアクション映画や、VFXを多用したCG映画に否定的で、軽蔑さえしていました。
しかし、本作ベイマックスを観終わって、偏見の目でCG映画を否定することはやめよう、と思いました。
なぜなら、CGということを全く意識させないほど、作品の描く世界にぐいぐい引き込まれていったからです。
コンピューターグラフィックは、あくまで道具であり、表現手法の一つです。画家で言えば「絵筆」と「絵の具」にあたります。
表現者の根底に流れる、血の通った芸術への哲学と魂。その背骨さえ曲がっていなければ「どんな道具を使おうが自由」「何を描いても自由」「どう表現しても自由」
そういった「自由な表現」が守られることこそが大事なのだ、と遅まきながら思い知らされました。
ところでクラシック音楽では、冬のこの時期にピッタリ「くるみ割り人形」という作品があります。
その中の一曲「花のワルツ」
試しにクラッシックなど聴いたことのない子供たちに聴かせてあげたいと思います。
なんでこんなに美しいのだろう!
なんでこんなに愛らしいのだろう!
まさか、こんなカワイイ楽曲が、ひげもじゃらのチャイコフスキーという、オッサンによって作られたなんて!!
「花のワルツ」という楽曲は作曲家の手を離れ、すでに普遍性を持っているのです。美しいものは美しいのです。大人も子供も楽しめる楽曲なのです。
話がだいぶ脱線しました。
本作「ベイマックス」のCG表現は申し分なく素晴らしい。本作は「誰でもわかる作品」「子供と大人がともに楽しめる」映画作品、背骨の曲がっていない魂と哲学を持ち合わせた作品だと思うのです。
それを突き詰めていけば結局のところ
「おもしろい!!」の一言に尽きるのです。
多くの芸術家が自由自在に絵筆を操り、楽器を演奏し、原稿用紙にペンを走らせたように、CGクリエイターたちは、本作において思う存分にその才能を発揮させています。コンピューターで作られた映画であろうが、もうそんなことはどうでもいい時代に入ってきました。
本作は日本のマンガ、アニメに代表される日本文化への敬愛の念が随所に見受けられます。街の風景もどことなく日本の街角を思わせます。心優しいケアロボット、ベイマックス。ラストシーンでは主人公ヒロを守るその健気な自己犠牲の精神に、自らは燃え尽きて、地球にカプセルを送り届けた、あの小惑星探査機「はやぶさ」の帰還をオーバーラップさせる人も多いと思いますね。
おっと、これはネタバラし寸前ですな。でも、エンディングはアメリカ人が作ったであろう、ひとひねりを加えたハッピーエンディングが待ってます。
えっ、なに?
「ハッピーエンドなんぞ深みがない?」
何で良くないんです?ハッピーエンド。大いに結構じゃありませんか。現実の世界、そしてニッポンという国は、一家に一体ケアロボットのベイマックスが必要なほど、すさんで、疲れ果て、荒廃しきっているのですからね。
なお、エンドロールは最後まで見たほうがいいですよ。素敵なプレゼント映像が待ってます。
ベイマックスは兄さんの心
家族で楽しめる、軽快で元気をもらえる作品でした。
兄さんが遺してくれたケアロボット・ベイマックスは、優しい兄さんの心。
寄り添う優しさを想像していたら、けっこう自由度の高い、愛嬌のあるヤツでした。
仲間とアイデアを形にしていく過程がワクワクして楽しかったです。
新しい仲間との絆はあっさりめでした、さらなる活躍を期待します。
ちょっとおごって、4DXで鑑賞。
思っていたよりアクションシーンが多く、日本によく似た街並みも楽しくて。
動と静のバランスも良く、疲労感なく4DXを満喫しました。
惜しむらくはどうしたミスか、キャスおばさんの店で明らかに違う香りがしちゃってました。
本当は甘い美味しい香りだったのかな、残念。
さすがディズニー!!
面白かったー
さすがディズニーですよー
娯楽映画をやらせたら、ディズニーかジャッキーチェンか、ですね!
興奮するし、ホロリとするし、笑えるし。
んで、ベイマックスが可愛い。
ベイマックスをギューっとしたい!
ヒロは、もう少しビジュアル良くても、良かったんじゃない?って思いますけど(笑)
さすがの完成度
王道中の王道を、素晴らしい完成度で作り上げる、さすがのディズニー!
スパイダーマンなどの所謂ヒーロー譚と同じ型な訳ですが、悪役や脇キャラの描き込み不足を補って余りある主人公とベイマックスの魅力が本作を代え難いものにしてますね。
王道になりきれてない細部が難
すでに新しいCMなどでもわかるとおり、
メインはアメコミ原作のヒーロー活劇。
プロローグ部分の30分ほどが過ぎると後はアクションがメインとなります。
ストーリーは子供向けの範疇ですが、この手の映画に多い不快なキャラクターなどは本作にはいないため、万人向けといえるでしょう。
この作品が素晴らしいのは衣服やベイマックスたち主人公のCGの質感。素材ごとに(フォーマルなスーツやラフなシャツ、毛糸のニット帽など)質感を変え、皺が自然に浮き出ていて実にリアル。
金属や風景部分がCGでリアルなのはもはや当たり前とはいえ、こういうところまですでにリアルに作れるのですねえ。
ビニール製のベイマックスも、空気が抜けた時のCGがやたらリアルため、ユーモラスさに拍車をかけています。
作中の要であるアクション部分、ラスボスとの対決シーンはさすがの出来…とはいっても、
昨今のVFXの大作アクション映画をみてればそこまで新鮮なものではありません。
むしろ中盤の追いかけっこの方が見どころかも。
残念なのは、ヒロとベイマックス以外のキャラクターがややおざなりであること。
ヒーローに憧れるスコットはさておき、それ以外の三人がなぜヒーローをやってくれるのかという説明はまるでなく
また犯人を特定する部分にはベイマックスの設定からすると不自然さがあります。
映画化するにあたってキャラの設定を変えたせいもあってか、ストーリーは王道ヒーローものなのに、
主人公たち以外の設定の粗さがやや残念です。
そのぶん込み入った設定はなく、わかりやすいストーリーなので
低学年のお子様からでも楽しめることでしょう
もう少し成長してて、さといお子様からフレッドの設定などいろいろ質問されたら
とりあえずぐぐっときましょう
キテレツ大百科
ベイマックス@イオンシネマ名取にて観賞
サンフランシス奏京、日本と支那とごちゃ混ぜな亜細亜都市。
上海な東京やね。
ドラえもんよりキテレツ寄りな感じよね自分で作っちゃうからね。
空飛んじゃうシーンの爽快感ったら!
超強力磁石でねっぱってんのかしら。
大学入りたくてプレゼンしたマイクロボットが、いかんせん活用されておらず、あろうことか敵陣に模倣されている始末。んもったいない!
ぼく、この大学に入らなくちゃいけない!ベネッセのチャレンジ勧誘漫画化決定です。
ベイマックスの更新&改良を、マイクロボットの活用となぞかけてみたほうが良かったのでは?
タイタニックのような、ベイマックスとのお別れシーンでお涙ちょうだいな筈なのに
「また、ぼくを作ってね」
と言わないのね?と、COOLな自分がいて感動もいまいち。速水もこみちです。
でもね、あにやんのプログラムを握りしめてのアンパンチでしたのね。そこで涙腺が。。。
四次元ポケットで行方不明の教授の娘発掘したんだからや、ベイマックスもまた後日談で発掘するんでねーの。
同時上映のごちそうといぬ、感動もとめてベイマックス見に行った人にはうってつけのお涙ものがたり。
犬飼ってる人から言わせてもらえば、糖尿まっしぐらだけどねこのワンコ。
ディズニーから日本に溢れんばかりのラブレター!
ディズニーよりマーベルっぽい世界観で男のコにとって最高に楽しい1本だ!日本オマージュも凄まじくあきらかに画面を中央線らしきものが走っている!悪役が弱いのは最近のディズニーの傾向だが歌舞伎マスクでビジュアルとしては楽しめる。理系の大学のワクワク感が前半では描かれていて子どもにもイイ影響がありそうだ。日本の鈴をモチーフにしたベイマックスは日本人デザイナーが手がけてるそうで実に素晴らしい!
涙あり、笑いあり…!
ディズニーらしさとマーベルらしさが上手く組み合わさった映画でとっても面白かったです!涙あり笑いありアクションもあり楽しめました♩
とにかくベイマックスが愛おしくなります。笑
とにかくオススメです!
単純に楽しかった
ヒーロー大活躍もので、単純に楽しいです。空を飛ぶシーンとかワクワクしますし。小ネタも色々散りばめられてて、それも楽しいと思います。ただ、主人公を甘やかしすぎ、簡単に敵の居場所わかりすぎ、敵の攻撃単純すぎなど、不満点も多いです。
ヒットさせるには致し方ないのかもしれませんが、CMや劇場予告が本編の物語とあまりにも違うのは、どうかと思いました。吹替え版だとAIさんの曲が流れますが、合ってるとは思えませんでした。残念です。
視聴中に寝てしまった作品
この作品はいったい何を訴えたいのか?3D映像迫力もありきたりで無いしuね〜。お金と時間を返してって感じです。ただしエンディングのAI の英語バージョンのストーリーは素晴らしかった。m.youtube.com/watch?v=AayWdXTq7S4
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