シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのレビュー・感想・評価
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今見るとなお、楽しくて面白く
公開当時劇場で見たのだけど、ほぼ覚えてなく。
SNSで拡散炎上→逆手にとってPR
フードトラック=移動販売車
このアイテム、今も十分通じる。
むしろ時代が追いついた気がする。
ナイフとフォークを使う料理より、片手で食べれるフード。
どれも美味しそうで、私も列に並びたい!。
父と息子の、ひと夏の旅。いいじゃないの〜。
ノリノリのキューバ風音楽も、かっこいい。
助演のジョン・レクザイモや、オリバープラット等。
私の好きな俳優さん集合じゃん笑。
あと特別出演も(すっかり忘れてたし)。
見てよかったなあ。楽しかったなあ。お腹すいたなあ。
みんなキャラが立っていていい。 家族愛と、自分の仕事に誇りを持つこ...
みんなキャラが立っていていい。
家族愛と、自分の仕事に誇りを持つことの大切さを教えてくれる映画。
仕事にひたむきだが、思うように料理ができないことへの苛立ちを募らせていたカール。どん底に落ちていたカールが周りに助けられ、一歩を踏み出し、トラックで旅をする様はとても感動的だった。様々な文化や土地に触れ、笑顔が絶えないトラック内に、たまらない気持ちになった。自分がやりたいことをする大切さを教えてくれた。
旅をする中でカールが自分を取り戻し、家族にも向き合う。
パーシーの望んでいた、何気ない父親との生活。嬉しそうなパーシーを見ていると私も嬉しくなった。買い出し抜きで、ただパーシーをカフェデュモンドへ連れていったカールも、絶大な変化を迎えている。
1秒を繋げた動画は素晴らしかった。目頭が熱くなった。カメラに写るカールやパーシーがどんどん笑顔になっていく。愛おしいひとときだった。
あとマーティンいいやつすぎる。なんであんなにカッコイイんだろう
5.0
キューバサンドとは、キューバの移民がアメリカで広めたサンドイッチで、ローストポーク、ハム、チーズ、ピクルス等とマスタードソースをパンでサンドしたら、プレスして焼き上げるホットサンドのこと。たっぷりのバターで両面をカリッと焼くのが美味しいポイント。
Está bueno!(おいしい!)
美味しそうな料理、気分の上がるラテン音楽、楽しそうなシェフたち、夏休みの旅の思い出。観客の心を楽しく、優しくさせてくれる要素が詰まった娯楽作品。
LAの有名フランス料理店のシェフ、カール(ジョン・ファブロー)は、オーナーの意向で自分が作りたい料理を作ることが出来ず、毎日同じメニューを出し続ける日々。有名批評家に古くさい料理と酷評され、オーナーとは対立して店を辞める。ツイッターの使い方をよく知らないまま怒りにまかせて批評家にツイートしたら炎上。料理人としての地位も名声も失ってしまう・・・。
ここからが、これまでの料理映画では観たことない展開。シェフとしてのキャリアをスタートした地でもあり元妻の故郷マイアミからLAに向けての、息子パーシーと元右腕料理人マーティンとのキューバ料理のキッチンカーでの全米横断ロードムービーに。立ち寄る先々の街で彼らのキッチンカーには行列が!その行列の秘密は息子パーシーのナイスなSNSマーケティング!料理の腕は一流だがそれ以外は不器用な父と、デジタルネイティブな10歳の息子がタッグを組んで店は繁盛。バックに流れるラテン音楽に乗って彼らと一緒に楽しい旅をしている気分になれる。
①美味しそうな料理
LAのフランス料理も、カールが挑んだ創作料理も、キッチンカーでのキューバサンドも、テキサス風BBQも、どれもこれも本当に美味しそう。特にサンドは行列並んで買って食べたい!
焼きすぎたサンドを「どうせタダだから(このまま客に出していいでしょ)」というパーシーに対してカールが「お客さんが喜ぶのがオレはうれしい。おまえはこのサンドが出せるのか?」と問いかけ、パーシーが謝るシーン。ストレートな表現だが、子供に料理の本質を伝える父とそれを素直に受け止める息子が清々しい。
②ラテン音楽
LAの場面からフランス料理なのに何故かラテンチックな音楽がバックに流れていたが、これは次なる展開への前奏だったのか?それはともかく、全編に渡って流れる陽気なラテン音楽がこの映画全体の雰囲気を明るくしている。ナイスチョイス。
③楽しそうな料理人たち
真剣な顔をして1品1品向き合う料理スタイルもあるでしょう。それはそれでよし。
一方、この映画ではバタバタ動き回りながらも、料理をすることを楽しんでいる姿が生き生きと描かれていて、観ているこちらも何故か元気な気分になる。そして、ジョン・ファブローのナイフ捌きはお見事。
キッチンカーは、料理人の動く姿が客からも見え、料理人が客の反応を観ることができる。料理人と客が直接ふれあうことができる。このダイレクトな感覚が、厨房の奥に籠もって型にはまった料理を作っていたカールには堪らない体験なのだ。
④夏休みの旅の思い出
離婚して2週間に1回しか会えなかった父と子。夏休みの親子のキッチンカーの旅は、彼らの絆を強くした。
夏休みと子供の冒険、ロードムービーというハートフル映画の王道ストーリーの組み合わせなのだが、ぐっとくるのは、そこに、”いつか終わる”という「儚さ」と、”この思い出はずっと残る”という「永続性」という相矛盾するものが同居しているからではないかと思う。ノスタルジーの本質はそういうことかもしれないと考えてしまう。劇中でもカールがキッチンカーの上でパーシーに同じ意味の台詞を言う印象的なシーンがあった。
ジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演の4役を務めたという本作は、凝った演出もひねったストーリー展開も、もの凄い演技もない、ほんとに真っ直ぐな映画だが、彼の人柄が滲み出ているような、爽快で、優しい映画だった。
ごちそうさまでした。
観ていて間違いなく幸せになる映画
そこかしこの場面で、出てくる登場人物たちそれぞれに、相手を思いやる気持ちが溢れていて、観ていて間違いなく幸せになる映画。
唯一イラッとするのは、ダスティン・ホフマン演じる頭の固いオーナーだが、彼とて経営センスが致命的にないだけで、決定的な悪役とまでは言えない。
主人公と対立する批評家については観ての通りだが、はじめから間違ったことは言ってない。いろんなことが重なって対立、炎上につながったに過ぎない。
そうしたトラブルが起きても、出てくる登場人物たちは、きちんと寄り添うべき相手を間違えずに寄り添い、それによって互いの人生を豊かにしていく。
スーシェフの座を蹴って駆けつけてくれたマーティンはもちろんのこと、ロバート・ダウニー・Jrが演じる妻の元夫も、自分は好きだった。
とにかく、出てくる食べ物すべてが美味しそう。そして、その裏には、シンプルなように見えて、作り手の細心の注意や配慮があるってこともよく伝わってきた。
自分でも、ホットサンドをつくってみたくなった。
再生のキューバサンド
どん底まで落ちた一流シェフが再び家族とともに人生をやり直し、見事に返り咲くまでを描いた、これぞ観たら幸せな気持ちになれるお手本のような作品。
まずは腕は一流だが大人げないカールがどん底に落ちるまで。
彼は一流レストランの料理長を任されているが、新しいメニューを開発したいという彼の願いは保守的なオーナーの一言でかき消されてしまう。
ある日、有名な料理評論家ラムジーはカールの作った料理をブログで酷評する。
それに対してカールがTwitter(現:X)で口汚く反論し、再戦を挑んだために炎上する。
カールは新しい料理で勝負をしたかったが、オーナーと再び対立し解雇されてしまう。
カールは店を訪れたラムジーに怒りをぶつけるが、その様子がネットに拡散されたため、彼は新しい職を得ることも出来なくなってしまう。
こうして彼は地位もプライドも失ってしまう。
が、すべてを失ったわけではない。
ラムジーも傲慢だが、同じように家族を顧みずに自分のプライドを頑なに守り続けたカールもまた傲慢だった。
彼は別れた妻イネスと息子のパーシーと共に出発点でもあるマイアミへと旅立つ。
そこで彼はパーシーと、彼を慕ってマイアミまで追いかけてきたかつての部下のマーティンと共に、キューバ料理の移動販売として再スタートすることを決意する。
ボロボロのキッチンカーが蘇り、試作品のキューバサンドが完成するまでの展開はとてもワクワクさせられる。
そしてフードトラックが軌道に乗るまでの爽快感。
キューバサンドが本当に美味しそうで視覚的にも楽しめる作品だ。
これはカールがシェフとして返り咲く物語でもあり、家族の再生の物語でもある。
彼はパーシーと心を通わせることによって、傲慢だったかつての自分を顧みる。
キッチンカーの助手としてだけでなく、Twitterを使った広告塔としても活躍するパーシー、そして善意の塊のようなマーティンの存在にも心がほっこりさせられた。
画面に拡がるツイートが鳥の姿になって飛んでいく演出も面白かった。
が、いずれTwitterの名前も人々の記憶から消されていくのだろうか。
カールは家族との関係をやり直すだけでなく、ラムジーとも和解する。
そして彼の出資によって再びレストランのシェフとして返り咲く。
出来過ぎの話ではあるが、こういう底抜けに幸せなストーリーに心が救われるのも確かだ。
エンドロールにメイキング風景が映し出されるが、カール役のジョン・ファブローが本物のシェフに見えたのは、相当な鍛錬があったからなのだろう。
どんなメンタルの時でも観れておすすめ
ただほっこりしてるだけじゃない映画で
飽きずに続けて鑑賞
料理したくなるし、
お腹空く!夜中は注意笑
声優陣も豪華〜
コナン感強め
ただトラック掃除してる時は、
かなり父親にイライラした笑
マーティン?(高木渉さんの人)
嫌いな人いるってぐらいいい人大好き
なぜか泣ける
以前観たのにレビューを書いてなかったので、再視聴して書いている。
以前も面白かった印象があったが、やはり面白い。
そしてなぜだか泣ける。
料理は美味しそう。
太い腕と指(関係ないか)の見事な包丁さばき。
どれも美味しそうだが、ハバナサンド?オースティンなんちゃら?どれもおいしそうだ。
ラテン系美人の奥さん、可愛い息子、気のいい仲間、負けず嫌いの義父、元奥さんの元旦那(わけわからん)…みんな良い!
そして辛口評論家でさえ、最後には良い人に。
SNS、この頃出始めだだったかな。
うまく取り入れたね。
1秒動画を繋いだ動画もないす!
幸せな夢を見て目が覚めなかったみたいな映画
この映画をつまらないと感じるとしたら、きっと「そんなにうまくいくはずがない」とか「ただベタに、いいことが起こっているだけ」という感想になるんだろうか。
多分私もこの映画を見た時の私自身の環境とかコンディションが違えば同じ感想になったかもしれない。でも今回この映画を初見した感想は「いいじゃん、映画なんだから。」
この映画がノンフィクションっていうなら違うけど、あくまで作り物で、誰かが見たいものを具現化した映画なのであれば、むしろこのくらい振り切ってくれた方が好感が持てる。
ジェットコースターに乗りたい気分の時もあれば、ただメリーゴーランドに揺られたい時もある。それに揺られているときは、コースターのスリルはむしろ邪魔になってしまう。
この映画はどん底からのサクセスストーリーではない。主人公は環境こそ変わりはしたものの別に何も失ってはない。むしろ、誰もがが思う「こうなりたいな、こうだったらいいのにな」という夢物語を見せてくれるものなんだと思う。
美人な元妻、聡明な息子、見守ってくれる義理の父、手助けしてくれる友人達、理解のあるセフレ、加えて自身の料理のセンス、逆に最初から全部ありすぎて主人公が羨ましくなる。
主人公がそこまで持ち合わせている理由づけとして、料理への情熱であったりとか、同僚への言動で伺える人柄とか、最低限の説明はあるのでそこまで違和感もないかな。
そこにほんのちょっとのリアリティがスパイスとして加えられる。最初から全部持ってる主人公だけど、そこに上司との軋轢とか息子との関係、大人気なさだらしなさに、女々しさとか、そういうある種のベタ、ほんのちょっとのリアリティと共感があって、夢物語がむしろ強調されているように感じる。スパイスの加減が、この作品を夢物語として成立させるのに邪魔にならないバランスなのがいい。
この映画は誰かが見ている夢を覗き見させてもらっている感じ、それ故に文句はつけられない。リアルってのは安アパートの荒れたキッチン、炎上したTwitterに口も聞いてくれない息子、自分がいない店はむしろ大繁盛みたいな現実でも、いいじゃん、これは映画なんだから。
テンポが素晴らしい
愚直で不器用な料理人の父が…って難しいお話ではないです
題材も深い要素がある訳でもありません
いろんな人が関わって良い方向に進んでいく様が気持ちよかった
とにかくテンポがいいんですよ
キッチンカーも素敵で、テンポも店舗もよかった
心温まる
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雇われシェフの主人公はオーナーに逆らえなかった。
本当は個性的な料理を作りたいのに、売れる定番料理しか作れない。
ある日ネットで有名な料理評論家に叩かれて反撃、首になる。
そこで離婚した妻の紹介でフードトラックを得て商売を始める。
昔の仲間と息子も手伝ってくれて大繁盛となる。
やがて評論家が来て食って絶賛し、出資を申し出る。
店は準備出来てるから、好きなものを作ってくれれば良いとのこと。
こうして店を持つことができ、ハッピーエンド
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なかなかいい作品だった。
昨日の敵は今日の友。共通点は料理を心底愛してるということ。
本来なら息子との交流もポイントなんだろうけど、それはどーでも良かったw
ってか昔の仲間、優し過ぎるやろ。どこまで天使やねんw
お気楽ハッピームービー
気楽に見れるハッピーエンディングな作品です。料理人の世界には職人気質な人もいればビジネス優先の人もいます。前者は自分が選んだ素材を自分が考えた方法で料理し、お客様に満足を提供したい。他の店でも食べられるものではなく、自分の店でしか食べられないものを提供したい。そうした願望が強く、時としてビジネス側の考え方を受け入れられません。後者は味の再現性やオペレーションの平準化・標準化により売上・利益を最大化することに関心があり、味の繊細な違いにはあまり関心がない事もあります。この二つの異なる軸がバランスを取れた時に飲食店は繁盛します。
現実世界でも、自分の味をわかってくれる人がいる、と思い独立に踏み切ったものの赤字続きで借金を抱えて撤退という話はその辺に転がっています。それほどに飲食店ビジネスは難しいのです。
この映画では飲食店ビジネスの難しさを発端にして主人公が息子との結びつきを再確認して行く生きざまが描かれています。ちょっとご都合主義すぎる展開も否めませんが、その分お気楽に鑑賞できます。
人生に迷いがある人やお気楽ムービーを見てハッピーになりたい人におススメです。
父と息子のヒューマンドラマとも
離婚して奥さんリッチなのに
カールはプアー。
この風貌なのになぜ女にモテる?
ママ美人、息子イケメン超可愛い❤️
でも、料理に対する情熱はハンパない、
動画に撮られて拡散されて、
雇い主にクビにされてもめげずに
次を目指す。
あの動画での言葉、
同業者なら感涙ものではないか⁉️
だからフォロワーも増えていく。
やはり、色々あれど人間性かな。
技術もあってのことだが。
人に雇われて三つ星ながら制限のある中ての
仕事。
イライラしながら、焦りにも似た表情で、
プライドをかけて料理していた。
それがどう⁉️
あのきったないフードトラックを、
パーシーと二人で掃除している時も
お互いうれしそう
やはり見る間にピカピカになり、
マーティンのおかげで素敵なイラストも。
三つ星シェフだったとかにかかわらず
丁寧に吟味して作ったサンドを誇りに思い、
客の喜ぶ顔を頼りに料理して売る時の
うれしそうな顔。
仕事って自分が喜んでするのが一番いい。
始めから終わりまでずっと楽しい映画。人の良さそうなシェフに良き友、...
始めから終わりまでずっと楽しい映画。人の良さそうなシェフに良き友、そしてスマートな息子。
大御所俳優たちがちょい役で出演してくれているのもまた楽しい。スカヨハは何だった(笑)
おいしい料理って人をワクワクさせます。キューバ🇨🇺サンド食べたい。
後味の良い映画
疲れてて癒しが欲しい、
または重いものは受け付けない、
映画はやはりエンタメで楽しくなくちゃ、
といった気分の時にいい作品。
1度どん底に落ちたり、
家族との絆再生があったり、
ではありますが
正直そんなに深刻な衝突があるわけでもなく。
周囲の人も陰湿な人はいなくて。
そのせいか困難を乗り越えたー!て実感は薄い。
でもほとんど嫌な気分を最後まで感じることなく
ニコニコして映画館を出られるので
これはこれで嫌いじゃありません。
癒されてハッピーな気持ちになった
あー面白かった!!!
ストーリーは単純だけど
センスが良いから観やすいし心がしんどい時にもってこいの素敵な映画でした。
元の奥さん良い人だなぁ
美しくセクシーな所もだけど
元旦のシェフのことを誰よりも尊敬し理解しているからこその愛ある手引き!
評論家役の人もラストで大好きになっちゃった
彼は意地悪なのではなく心底あのシェフと料理と言う物を愛してるのだと思った。
キッチンカーの中は戦争だ
幸せな戦争だ
どんな味のホットサンドなのだろう
ビールと共に食してみたーい✨
幸せな気持ちになれる
1本でした!
是非観てほしいです
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