シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのレビュー・感想・評価
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失敗したら世界が終わる
編集からして、そうだけど「経過が大事」とか「常に現在進行形」とか、そんな言葉がふと頭をよぎる。
とても良質なヒューマンドラマで、気楽に観れる点が秀逸。
いくつも共感できる台詞があった。
「俺はいい人間じゃない。夫としても父としても失格だ。でも料理は上手い」
とか、信念をもつ人間の強さと傲慢さが、溢れんばかりに伝わってくる。
物語のラストでは、皆がこの信念に、飲み込まれてしまう。
数多ある台詞を抑えて印象に残ったのが表題の台詞…というか、言葉。
エンドクレジットが流れる中、メイキングが映し出される。
ホットサンドを焼く料理人。
彼は言う、なんの臆面もなく、
「いいか、集中しろ。世界には、俺とこのサンドしかない。この焼き加減を失敗したら世界が終わると思え。」
その通りだ。
次なんてない。
人生は一度きりだし、時間も巻き戻らない。
ちょと編集に中弛み感を感じてしまった。
シェフ
大好きグループの映画
お父さんである私の感想。お父さんであるならば誰でも持っている思い、悩みを共感して、夢を見て、スッキリして、俺も頑張ろう!なんて思っちゃう映画でした。
思い問題を深く掘り下げる毎日にやっぱりみんなちょっと疲れてると思うんです、そんな時にこういう映画みるのってほーんと、映画って最高だなぁと思いました。
この監督兼主演のお父さんの言いたいこと、めっちゃわかりますわぁ。がずーっと続く共感大作。ちょっと売れて、お金の事が大事になって、人の言う事を聞いてやった仕事、全お父さんが納得してないもんね笑。
別れた元奥さんはええ??って言うほどのセクシー美女、会社でなぜか惚れられる同僚もムチムチ美女。もちろん全お父さんがみる夢。ドリーム。
そして息子との失われた時間をロードムービーのように旅をしながら取り戻す。自分の得意分野だけを教えながら美味いもの食って野菜なんか全く食わない。子供にも食わせない。びーるは飲ませる。言うまでもなく全お父さんの思い描く理想。
ここで大事なのは全お父さんは最初からの成功にはあまり執着していないということ。一度挫折してそこから美女に囲まれながらロードムービーみたいな旅をしながらはい上がっていくことに興味があるということ。その辺がとっても気持ちよく描かれていて、大好きグループに入れるしかない映画でした。
最後に回収出来てないんじゃない?と思うポイントを。
最初の店でシェフになったノッポはその後どうなったのか?
ノッポと助っ人に来てくれた奴は結局ゲイカップルだったのか?
元奥さんの会社ってなんだったの?
いや全然回収なんかしなくていいんですけどね。
今年の好き好き映画にランクイン間違いなしでした。
すぐチーズトースト作りました!
料理好きの女性とみにいきました
アメリカ映画じゃないとおもっていたので
もっとしんみりかと思いきや感動のファミリー映画でほがらかでよかったです!
まず音楽が一番いい マイアミバハマ感溢れる音楽で小気味好い料理シーンが最高です
あとはツイッター息子のなんとも愛らしいこと
親子愛もあふれてて12歳以下もみていいとおもいます!
主人公が一生懸命だとなんかうまくいくんだなということで勇気もらえます作品です!
それから必ず最後までいること!エンドロールが一番真実味にあふれてていいです
ノリノリ。
「シェフ 三ツ星フードトラックはじめました」はじめました。見ました。
アイアンマンでお馴染みジョンファブローすごい。
話自体はよくあるサクセスストーリー且つ、息子との関係修復。そんな変哲の無いストーリーを楽しく見せるための陽気な音楽、ぶっ飛んだ主人公、そしてそいつが作る料理。どれも単純に楽しいんですよ。特に料理。
料理を扱った映画なんて大体、料理はプロっぽく、そして綺麗に見せている。でも今作の料理は、それに加えて本当に美味しそうに見える。一番そそられたのが、キューバサンドではなくてチーズサンドですよねー。見た目も美味しそうだし、齧った時の音がたまらない!そしてあの場面は息子への朝食か何かでしょう。言わば軽食までも本気で作る彼の料理に対する姿勢と、プライドをさらっと見せている。あとはスカーレットヨハンソンにパスタを作る場面。パスタを作る過程で、オリーブオイルにニンニクの香りを乗せる事が大切。そのショットをスゲー長々と見せるんですよ。ジュンジュワーっと美味そうな音はもちろん、ニンニクの香りがこちらまで臭ってきそうな感覚。たまらない。一晩焼いた豚肉ですか、あれも美味そうだったー。
あとはツイート。ツイートの画面が現れて、文章がカタカタと打ち込まれる演出は最近本当に多く目にする。これ、すごく分かりやすくていいと思う。本作ももちろん、使い方がいいと感じました。
ぶっちゃけ、お話の細かいところは全く気にならなかった。それもやっぱり料理の力。次はどんな料理を作るんだろうとワクワクするんですよ。それだけで料理を扱った映画として満点の出来だと思う。
ちなみに若い頃に自分も飲食業を齧った身です。中盤手前くらいですかね、酷評されたブロガーに食ってかかる場面。あの一方的に熱い攻め自体も痺れたし、何よりあそこでシェフが浴びせる言葉の数々が、かなり心に響いた。特に「みんな必死にやってるんだ!シェフも!ウエイターも!」みたいなセリフ。これは全世界の飲食業に従事する人間の心情だと思う。飲酒業に限らずすべての職業、特に目の前のお客さんにサービスを提供する職業の人の心情を掴む一言ですよね。
もう思い出すだけでヨダレが...と言った具合にとにかく料理映画としても素晴らしく、人間ドラマとしても頷ける作品です。
カラッと明るく元気になれる。でもお野菜も食べましょう(笑)
まさしくフードポルノ
思ったよりおもしろかった。
名のあるシェフがフードトラックを始める話だけを想像していたら、美人の妻とかわいい息子との関わり、弟子とのやりとり、メキシカンフードであること、何よりもアメリカ横断フードトラックであることに惹かれた。ちょっと下品だけど笑えて元気になれる映画。楽しめた。
イイんだけど、ちょっと物足りない
とっても素敵な映画です。
とにかくハッピーな気持ちになれる良作でした。
劇中を彩る料理の数々とテンションの上がるラテンのリズム。前半ややもったりするものの、小気味良いテンポですすむ後半のロードムービー的ワクワク感。
スカーレット・ヨハンソンやロバート・ダウニー・Jr.の縁起もさすが。
アイアンマンシリーズ途中降板しているジョン・ファブロー監督の思惑も勘ぐってしまうネットレビュー批判のくだりからの再生物語は、後半の際限無いハッピーの連鎖のご都合主義的ストーリー展開も気にならないどころか、わかった上でホッコリさせられる、そんな映画でした。
出てくる料理は全体的にコッテリ気味だけど、つまみ食いのシーンは本当に美味しそう。
SNSの勉強にもなるし(笑)、親子の絆に胸を打たれること必死な本作、 全国の父親に観てほしい!
ジョン・レグイザモ、本当に良いやつだ!
今の自分にスパイスを振りかけてくれます。
料理人の
ドタバタだと勝手に思ってたら、
失いかけた自分と、息子の絆を取り戻す、
美しいストーリーでした。
というか舐めてました。
すごく活力がわいてくる娯楽良作です。
こだわりは、
とことん貫くこと。
シゴトは、
相手の笑顔で輝くこと。
どん底こそ、
チャンスであること。
忘れかけてた大切なことを、
たくさん思い出させてくれるなんて。
そして、
いくら認められたって、
チャレンジしなければ価値はない。
人生にゴールはないのだな。
構成はやや普通で、
そんなにイベントも起こらないけど、
かえってリアリティがあって良かった。
少年も媚びてないし、
ギャグ的な掛け合いも見事。
SNSの絡ませ方もいいし、
脚本がとにかく上手い。
そこ抜けに明るいラテンミュージックと、
大好きな料理に打ち込む主人公の魅力で、
爽快な気分になれます。
すぐ忘れちゃうかもしれないけど、
今の自分に少しだけ、
スパイスを振りかけてくれる
素敵な映画ですよ。
happy!
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