LUCY ルーシーのレビュー・感想・評価
全62件中、41~60件目を表示
アキラか?
脳の稼働率が限りなく100%に近い人間が、現れたら…
勿論、それは超能力者ということにはなるのだが、テレキネシスなどの超自然的な能力まで使えるようになるのには違和感を感じた。
イメージでは、記憶力とか計算力がすごくなるとか、ピラピラ捲っただけで本が読めちゃうとか、いわゆる「頭がいい」レベルが飛び抜けちゃう感じなのだが。しかし、このイメージこそ貧困なのかも。
『サイボーグ009』では、赤ん坊の脳に常人の10倍活動させる改造手術を行った結果として001が誕生する。テレパシーを使い、予知夢を見て、宙に浮遊することができる。
通常は脳を10%しか使っていないというなら、その10倍は100%だ。
脳をフル稼働させるとエスパーになるという考え方は、あながち独りよがりでもなさそうだ。
が、しかし、である。
いくらなんでも、時空を超越して人類の期限に遡るようなイメージはやりすぎだ。
身体が変異してコンピュータを取り込んでしまう描写は、大友克洋のAKIRAに影響受けてるような気がする。
とにかく、サスペンスアクションを期待していたので肩透かしをくった。
冒頭はその趣があって良いのだが。
悪役のチェ・ミンシクがいいだけに、残念だ。
主演のスカーレット・ヨハンソンも、クライマックスではその容姿を止めない。
誠に残念だ。
モーガン・フリーマンは、誰でもいいような役回りだった。
エスパーなら、それなりの敵でなければつりあわない。
アムール・ワケド
予告編と「賛否両論らしい」という情報のみで鑑賞。
個人的には好きです。この作品。
観終わって、皆さんの感想を読みました。
私はあまり小難しく考えず「ほえ〜」っと観て「そうなんだ〜」と受け入れてしまうタイプなので、「理解できない」という感覚が分かりませんでした…
ただひとつ首を傾げたのは、終盤で回収された薬をルーシーに投与するところ。
え?誰も止めないの?と思いました。
科学者だし、知りたい見たい欲求に抗えなかったのかな〜。
最後に。
レビューを一通り読みましたが…誰も触れてないんですね…アムール・ワケド…カッコ良かったのに…
彼見たさにDVD買っちゃうかもです。
キレイな映像だなぁ
うーん
ちょっと期待しすぎたかな・・・というのが正直な感想
覚醒が進んでどうなるんだろ?と最初はワクワクしたけど
中盤から「????」の連続
よくわからないままに進んでよくわからないまま終わりました(笑)
合間合間に挟まれるLUSYの脳内映像?過去に戻ってみたりっていうシーンはすごくキレイで見ごたえがありました。
LUSYが消えかかるところとか、要所要所の映像がキレイだな、と
脳の覚醒っていう題材は面白いと思うんだけどちょっと私には難しすぎたかな・・・
楽しいなあ
面白かったなあ。
中学生が習うレベルの進化論をもとに、中学生が思いっきり妄想したらこうなるっていうのを、大盤振る舞い。
携帯から電波が立ち昇っていくシーンなんて、思いついても中々恥ずかしくて映像化しないと思うんだけど、そういうのを惜しげも無くやってくれるのがベッソン監督。
「時間、時」と何度も言ってるから、こりゃ過去を遡るねー絶対。と思っていると、ちゃんと遡ってくれるし。
あとは宇宙行くしかないなーと思っていると、ちゃんと行ってくれる。
予想に反することなく「中学生ならこう考える」を忠実になぞってくれる。
賢く見せたいという欲が、全く無くて、本当に楽しい。
これをやったら〇〇のパクリって言われるんじゃないかと遠慮する小賢しさもない。
ベッソン監督らしい、「オレのこういう所が好きなんだろ?」なサービスも沢山。
(チェミンシクが、かつての悪役ゲーリーから1ミリも外れてない所も楽しい。)
—
ニキータ・レオン・フィフスなどと同じく、ヒロイン成長記の本作。
それらのヒロインは今まで、貧乳で少女体型の人が多かった。(成長譚に、成熟したオンナオンナした体型は似合わない。)
で、今回はスカヨハ、もといスカーレット・ヨハンソン。
プルンプルンして、ふるいつきたい身体なわけである。ザ・オンナだ。
ベッソン映画に合わないんじゃないかと観る前は思っていたけど、合う、合うねえ。
女神光臨な感じが、たまんないっす。
こんな「成熟した身体の女」を主役に据えたにもかかわらず、ベッソンは男女恋愛話にすることなく、最後は、ルーシーを神の領域、手を出せない存在へと持っていく。
女性崇拝と言ったら聞こえはいいけど、「大人のお姉さんには手を出せません、相手にされません」っていう、中学生的雄叫びが際立つラストだなあとも思う。
--
追:スカーレットの「肉」な感じをしっかり撮ってる所は、ベッソン、中学生ではなく、ちゃんと大人、というかエロいオッサン。そういうのも楽しいなあ。
期待とは違ったけど、楽しめました。
北斗の拳みたいに、潜在能力を引き出し
それを使って敵と戦う映画かと思って観ました。
確かにクライマックスでは「おいおい!どこまで話を広げちゃうんだ?」って感じだけど
ふむふむ!
全ての物事には、これまでの記録が残っていて
それを感じられる能力が開花すれば、それもありだなと解釈しました。
物理的に、宙に浮いたり電磁波を感じられたりするのも
イルカのエコーがさらに強力になれば出来るのかもしれないですね!
映画として、欲を言えば
せっかくスカーレット•ヨハンソンなんだからもうちょっと格闘的なアクションシーンがあっても良いのでは?
と思いました(^_^)
人間から超人枠へ。
人間の脳が10%しか機能していない、という根拠のない仮説から
こういう映画を作ってしまうベッソンの飛躍脳は大したものだが、
このまさしくトンでも映画である本作が、ベッソン史上最高の
ヒット作だというんだから、何を信じればいいのか分からない。
これはもう、ラジー賞目前のスカヨハに出産祝いをドーン!!と
捧げて欲しいところ。この脚本にしてこの売り上げは、どう観ても
彼女の奮闘ぶりを観たいファンがたくさん押しかけたからでしょ。
私的にやや期待はしたものの、前半の不穏な展開からまさか!!
あらららら…。そうなるんですか。あらー!まぁすごいことに!と
ほぼ口アングリな状態で終わっていく本作。
バイオレンス映画が覚醒し、哲学の観点でネイチャードキュメンタリー
にまで発展していくというものすごい作品。
何を観にきたのかという意識さえ、風のように散っていく…
スカヨハは頑張ってます!あの肢体をユッサユッサ揺らしながら(爆)
色んなことをやってくれてます。
そこへいくと敵役のミンシクおじさんの哀しいこと哀しいこと…(爆)
根拠のない説でもモーガン博士が語るとなんとなく信憑性が芽生え、
じゃあ、ルーシーはどうなっちゃうんだろう!…なんて思うんだけど
物語はどんどん稚拙に、アクションと映像はどんどん派手に進行し、
あーダメだ、私の脳は10%しか機能してないから分からないや~^^;と
もはや超人と化していくルーシーに置いてけぼりを食らう。
鑑賞前にルーシーというタイトルに、あははアイ・ラブ・ルーシーか?
なんて古いドラマをほのぼのと連想した自分は、この上なく愚かだ。
う~ん。。。
こうなってくるともはやスカヨハは、人間界の枠を越えた役柄が定着
しちゃうんだろうか。(herといい、今作といい…)
普通の女性をやらせるには女優幅があり過ぎるんだろうか。
色気があって声がシブくてアクションもできる。
あと大仰な台詞さえ手に入れれば、藤原竜也じゃないか!(すいません)
(結局私の脳は覚醒しないまま終わりました。よくて5%くらいかしら^^;)
スピーディでアトラクション感覚
テンポいいし、映像きれい。映画館の前の方で観たから、余計引き込まれてアトラクション気分。私も、自分の脳をもうちょっと活用して、感情を征服したいし、無知からくる不安感を払拭したいと思った。確かに現実でも、知識が豊富で頭脳明晰な人はちょっと非人間的?スカーレットヨハンソンだから魅力的でちょっとアホっぽさがリアルで、よかったと思う。鑑賞後、人間てまだまだ賢くなれる、という謎のワクワク感でいっぱいになった。
全体的にはとても面白かった。
テンポも良くて楽しめた。なぜ、女の子が脳を使えるようになるのかと思ったがわかりやすくなっていたと思う。
スカーレットヨハンソンは仲里依紗っぽい感じで私はとても好きだなぁと思った。
ただ、残念だったのが最後。なんかもうわけわからん感じになっちゃって、せめて結局最後渡したデータは何だったんだかのくだりがあってもよかったのでは。独特の世界観はよかったと思うんだけど。なぜ飛行機の中で砂のように消えそうになったのに、最後はドロドロになったのか?
でも、全体的には面白かった。
アダムの創造
脳が100%使えるようになったら?
ルーシーという女性がアクシデントによって脳が覚醒し、徐々に人間性を失っていく。
20%のとき、母に電話して泣くシーンは、ルーシーの人間としての死を表しているのではないかと感じた。
また、映像にドキュメンタリーのような演出が多かったのも面白かった。
動物や、脳のカウント等。
だが納得がいかないのは何故どのSFも「肉体」「器」を捨て、「魂」「精神」と呼ばれるような存在になるのかということだった。
それは結局「肉」からの解放、死の神聖化なのでは…?
あと、終わり近くで神格化した「ルーシー」が人類最初の猿人「ルーシー」に名画ミケランジェロの「アダムの創造」と同じく指と指を触れ合わせるシーンがある。
これはいくつか疑問が残った。
・大衆が理解しやすいように
(でもこの作品のテーマは「進化」なら、宗教的要素はなくても良いのでは?なくても充分成り立ったのではと思う。)
・神「ルーシー」が始まりの「ルーシー」に生命(知識)を与え、人類の始祖となった?
(これはストーリー的にはすごいロマンチックだし、よく練りこんであるなと感じた。)
・現代人には神「ルーシー」が見えない。だが、インディアン、恐竜、猿人には「ルーシー」を認識することができた。
(この違いは?昔は持っていたのに、今ない物とはなんなのか?)
名画を前半に映したりと、映画の伏線回収としては申し分ないが、難しい。
だがよく考えることができる良い作品だったと私は思う。
また他のレビューではあまり良く言われていないが、私は脳のカウントや、脳の覚醒の予想に使った古い映像が美しいと感じた。
その方が私たち(大衆)が理解しやすい。無理にCGを使い新しいシーンを作ろうとするよりも、ずっとイメージを抱きやすいし、あれだけ最新の技術を使いながら、私たちの理解に合わせてあの映像を使ったのは納得ができる。
商業的な面と自らの目指す方向性の兼ね合いをつけているリュックベンソン監督は素晴らしいと思う。
(好きな映画監督だという贔屓目はあるが。)
また映画、「フィフス・エレメント」にもアジア人が少しでも使われていたのをみると、リュックベンソン監督はアジアに対して何か感じるものや好きな所があるのかな、とも感じた。
あくまでも私の私見ですが、以上です。
とてもニッチな⁉︎映画です
ストレスフリーでコンパクトに映画観るならオススメ!上映時間89分、いいんだな、これが。カーアクションは期待通り、ルーシーがかっこいい。韓国人生マフィアの非道さ
冷酷さが画面を引き締めてくれましたね。
まぁ、ラストはあれれ???って感じでしたけど。
SFとして
トレイラーの、いつから中国語話せるの?➡︎since an hr agoの下りに興味を持って見てみた。
カーアクションのところや最後彼女ががエネルギーを吸収するシーンは長すぎた感じはしたけど、この物語の核となる、TIME is all we have.って言うことを実感させられた。
1分1分を大切にしたいと思った。とともに、壮大な地球の自然を見せられ、小さいことでクヨクヨする必要はないなと感じた。
私は、素敵な映画だと思う。
10%の人間の想像
かなり期待してたんですが…
スカヨハ作品ではハズレ映画の部類に入りますね、間違いなく
まず、会話シーンが長い上に陳腐な内容でかなり退屈
それに所詮10%の人間の想像なので「は?」と引っかかる所がほとんど
しかも何だろう、あの消化不良のラストは
結論出てないも同然じゃないですか
というわけで、興業収入ランキング3位なんてよく言えたもんだなと映画が終わってから思いました
全てにおいて説明不足。
題名が全てです。
総じて説明不足。まずキャラの素性が分からなすぎる。
状況説明はあるけど、なんかライオンが鹿を狩る映像を挟んだり、原始人みたいなヤツが水飲んでるトコとか。この原始人の映像は後半で繋がるんだけど、必ずしも必要だとは思わないし、何と言っても上手くない。
主人公の覚醒具合もいちいち、[10%]とか[70%]とか画面にバンッって出るし、雑にも程がある。
これは話と関係ないけど、チェ・ミンシクが出てる。
本編見るまで知らなかった。「悪魔を見た」を彷彿させる残虐ぶり。最高ですよね。台北なのに韓国人っていう矛盾はありますが。
彼に1点。
総じてつまらない。
リュックベッソンが利口ぶって科学を持ち込むとこのような薄っぺらい映画になるので、今度からは主人公をタクシー運転手とか殺し屋とかにしてほしいです。
よくわからないけど面白かった気もする
冒頭は結構ドキドキしたのですが、ルーシーが覚醒(結構最初の方)してから正直おいてきぼり感が凄かったです。
ルーシーを中心に話が進むのですが、観てる私にはルーシーの変貌も唐突で、ルーシーの目的も途中までぼんやり、気づけばルーシーの口からビームが飛び出し、時をかける壮大な映像が広がり出し、突然のET?!と思ったら、いつの間にかルーシーは概念?のようなものになって終了しました。何だかもうよくわかりません。よくわからないけど面白かった気はします!(口からビーム辺りから笑いこらえてました!)
それにしてもマフィア集団がほぼルーシーに華麗に倒される為だけの棒…最後まで引っ張るならもう少し活躍させてあげて欲しかったです……アクション要素は中途半端な印象でしたし、最初だけ脅威で残り雑魚な存在ならいっそ早々に退場でよかったのでは。
ルーシーの感情喪失や能力獲得をもう少しゆっくり丁寧に書いてくれてたら、もう少し入り込めたし理解しやすかったかもしれません。私変わっていってる怖い!しかもだんだん死ぬの怖くなくなってきて怖い!変な能力使える怖い!みたいな過程に尺とるとか。駄目かな!
とりあえず導入が一番面白い系の映画でした。導入のドキドキ感はオススメです!
そういえば今あらすじを読んで初めて、ルーシーが自分と同じような人間を出したくなくてマフィアに立ち向かったって知りました。
そうだったんだ……。
やりたいことはわかる
幼年期の終わり、2001年、AKIRAとかと同じテーマだなと思った。
単細胞生物や人猿がこんな進化しました、これからどうなるの?っていう。
あと映像の面白さ。
でも、細胞分裂とかのCGがちゃち過ぎるし、研究者の科学的理論もなんか陳腐。この辺の説得力の出来で、トンデモ展開が受け入れられるか決まると思う。翻訳者のせいかどうかは知らん…。
例えば、神経細胞の数じゃなくて、神経細胞のネットワークが宇宙的スケールって話じゃないのかな?
それまで細胞細胞ゆうてたのに、肉体なくても良くなった理由の説明も全くなかった。
ルーシーが世界そのものに同化して、世界自体が巨大なコンピューター的存在になりました的なことだと思うけど。
スケールから言ったらまどマギの方がすごい。
あと、予告編で面白い映像あらかたみてしまったので、出てきたとき、「ああ、あれか」って感想になってしまう。予告編=見せ場のダイジェスト手法はマジやめてほしい。
初めの方の、これからどうなっちゃうの?というわくわく感はあった。
ぶっ飛んでた
少し冴えない女性が、脳を100%活用できるようになる物語。
少し抜けたところのあるルーシーが薬の影響で覚醒し、椅子に静かに腰を落とすシーンは一変、クールな表情になりドキッとさせられました。
自分の死期を悟り母への感謝を電話で伝えるシーンがあるんですが、そこは少し泣けましたね。
人間らしさを持った状態で、人間のパフォーマンスを100%発揮する感じかと思っていたのですが、途中からは、もう完全にX-MENのようで、終盤はもう人間と呼べる代物ではありませんでした。
終わり方は、色々意見があると思いますが私は少しスッキリしない終わり方かなと思いました。
最後のシーンではトランセンデンスを思い出しましたね。
壮大なSFと思って観れば、なかなか楽しめるのではないでしょうか。
全62件中、41~60件目を表示