グッド・ライ いちばん優しい嘘のレビュー・感想・評価
全62件中、21~40件目を表示
邦題センスなさすぎ
生きるため生かすための嘘を中心としたストーリーだった。作中に色んな嘘が出てきてその度に泣かせられた。難民の人たちは私たちの想像を絶する経験をして生きてきたんだと思うと、申し訳なくなってきた。
しかし、焦点を合わせるところが多すぎるという気がした。色んな人の生き様を見た感じだから、二人に絞って詳しく見ていきたかったと少し残念に思う。
なんか…重いのに軽い印象を受ける。
でも、この映画は今を考えると上でとても価値のあるものだと思う。
悔いなく生きていくってこういうこと。
最後にマメールが下す決断はビックリだけど、
すんなりとそれを受け入れるお相手にもびっくり。
実話題材なだけに、そこにリアリティがw
自分の人生を、他人のせいにせず自分で決めて生きていければ
困難な道のりであったとしてもエネルギッシュに進んでいけるのかな…と
ぼんやりを考えさせられる作品でした。
アカデミー主演女優賞を受賞されたにも関わらず、
リース・ウィザースプーンのモブっぽさよ。
生命の根幹にある大切なことは生きる過程で自然と培うものだと教えてく...
生命の根幹にある大切なことは生きる過程で自然と培うものだと教えてくれました。道徳は座学で学ぶものでも言葉で覚えるものでもない。それが、ものや情報が溢れ、可能性が広がる世界にいると見えづらくなるのかも。
家族や仲間。絆は大切。シンプルかつそれが全て。
●故郷とは。
考えさせられる映画だ。
物語はまず、スーダン内戦の実態に時間をかける。移民後の話だと思ってたから、心を鷲掴みされた。なんの罪もない人々が虫ケラのように殺されていく。日本でのほほんと暮らしている自分とは、天国と地獄ほど差がある。避難すべく、東京・広島くらい、900kmもの距離を歩く。生きるために肉食獣のおこぼれに預かる。ションベンも飲む。兄貴は捕まる。弟は死ぬ。
そして、からくも助かった彼らたちの家族の絆の深さ、純朴さ、故郷への想い。会いたいのに会えないもどかしさ。助けてくれた人への心から感謝の気持ち。心が洗われる。もちろんラストは号泣だ。相当なトラウマ。まさに想像を絶する。
移民後は、アメリカナイズな資本主義とのギャップに戸惑う彼ら。クスッとさせるシーンもあり、ホッとする。しかし最後につくやさしい嘘が切ない。日本でも震災の影響で故郷に帰れない人たちがいる。本当に気の毒だ。故郷とは。家族とは。身につまされる。
急ぐなら1人で行け、遠くへ行くなら一緒に行け
ハックルベリーフィンの物語「いい嘘」
ヤディットは「偉大な白い牛」
彼らには想像以上にトラウマが刻まれていると思うの、だって
サヨナラと言うと、死ぬほど悲しい顔をするの。
最後に役者は実際の元スーダン難民だと知らされ絶句
重いのに浅い
なんだか思ってたより暗い感じだった。冒頭のアフリカでの場面とアメリカに来てからの場面のトーンが違い過ぎるので、そもそも最初で疲れてしまう。ロストボーズたちの回想というかたちで織り込んでいた方がいいと思う。
そして何よりヒロインの過去や感情の機微が浅すぎる。何があってあんなに寄り添うようになったのかが描き切れていない。
観て損はない
こんな話があることをほとんど知らなかったので、知れてよかったなと思います。
本当はこんなにもライトじゃなくて、もっと辛いことが多いだろうし、何年経っても難民キャンプから抜け出せない人もいるという辛い事実はあまり描かれていないなとも思いました。
最後なんとかならなかったのかなと、思いました。それに最後の仲間のリアクションが本当にそれでいいのかなもも思いました。
考えされられる
ルック △
シナリオ◯
アクター◯
デプス◎
ラスト◎
オススメ◯
出演者が元難民出身が演じていたのがなのがよかった。
ラストが優しい。
エンディングも良かった。
アフリカとアメリカの違いの差
日本も同じ
アフリカの人がアメリカに行きその違いに驚く。
日本人の私もその違いに驚く。
ものを大事にするか、しないか、文化の違いと環境で人は大きく変わるのかと感じられた。
家族も大事に
命を大切にせねばならんな。もっとアフリカのことを知って、アフリカのことを勉強しないといけない。
「The Good Lie」とは「厳しい環境を生き抜くためのウソ」
映画「グッド・ライ いちばん優しい嘘」
(フィリップ・ファラルドー監督)から。
これが、ほぼ「スーダン」の現実だとしたら、私たち日本は無力であり、
彼らを全米各地へ移住させたアメリカは、やはり大人の国だと感じた。
タイトルになっている「いいウソ」の定義は、大学の授業のシーンで。
「『ハックルベリー・フィンの冒険』の『いいウソ』の意味は?」と
先生が訊ねると、賢そうな女性の学生がさっと答える。
「厳しい環境を生き抜くためのウソ」と。
確かに、本にそう書いてあったのだろう、しかし説得力がない。
その後に答えた、スーターンから移民してきた主人公のひとりは、
「『奴隷はいない』と奴隷狩りの連中をだました。
でも、何よりも大事なのは、そのウソでジムを救ったこと。
彼には、ジムの自由が賞金より大事でした。いいウソです」と付け加えた。
リアル体験から生み出された定義は、より具体的であった。
戦争は、想像を絶する状況で、難しい選択を迫られることが多い。
ウソをつくのは悪いと知りながらも、仲間を救うために、
自分が犠牲になっても、咄嗟のウソがつけるかどうか、
「厳しい環境を生き抜くためのウソ」とはそういうことである。
簡単そうでありながら、実はなかなかできることではない。
最後に流れた「アフリカの諺」を記しておく。
「急ぐなら、1人で行け。遠くへ行くなら、一緒に行け。」
If you want to go fast,go alone.
IF you to go far, go together.
今も世界中で似たような惨事が起こり続けていると思うといたたまれない。
不勉強故に理由が解らないが、何故自国民の子どもたちを殺すのか?
キャストも元少年兵と書いてあったが、あまりにも重い現実で、容易に解決しないのが分かる分、辛くなった。
アメリカに行ってからの彼らの暮らしは平穏になっても、文化の違いからしても苦労が想像できる。
トラウマを抱えて生きねばならないロストボーイズたちにはかける言葉もない。
ラストの優しいウソはあれでいいのか?
悩んでしまう。
リース
ウィザースプーンが普通のおばさんになっていて、言い方を変えるとなかなか女優然としていて良い感じ。ただアメリカ編が今ひとつパッとしない。リースがでかいジープに乗ってる。逆にアフリカ篇は悪くない。ただアフリカの信じられないくらいバイオレントな話はやはりアフリカ人に撮って欲しいし、早くそんな映画が出てきて欲しい。南アフリカからは25年?経ってようやくケルコフ、ブロンカンプ、あるいはdieantwood等面白い文化出て来ているが、ソマリアやリベリアのスラムからあるいは蹂躙された村から人道的な社会派なんかじゃない見たことないクールな映画がそろそろ生まれても良いはずだ。黒人版のdieantwoodが早く聴きたい。ジョニーマッドドッグ自身が撮った映画を早く観たい。ISのプロパガンダ映像みたいなどこかで見たことあるようなダサい奴じゃないやつを。
全62件中、21~40件目を表示