テロ,ライブのレビュー・感想・評価
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圧倒的脚本
映画批評ばかりに触れているとついついカイエ・デュ・シネマあるいは蓮實重彦的な価値観が内面化されていき、映像に比した際の物語の比重を軽んじるようになる。物語なんか要らん、美しいショットがあればそれでいい、といった具合に。
一方、本作は徹底的に物語の映画である。本作の映画としての魅力は脚本上の危ういシーソーゲームにすべて賭けられているといっていい。しかしこれがメチャクチャ面白かった。
舞台はとある放送局の収録スタジオ。落ち目のアナウンサーのもとにテロリストの男から連絡が入る。「俺の言うことを聞かなければ橋を爆破する」。そして実際に放送局付近の橋で大規模な爆発が起きる。
アナウンサーはこの唐突な「特ダネ」を奇貨にアナウンサーとしてのキャリアを再始動させることを思いつき、カメラの前でテロリストとの交渉を試みる。当然視聴率はうなぎ登り。
さて、ここでアナウンサーとテロリストの言葉による一騎討ちが始まるかと思いきや事態はそう簡単には進まない。
アナウンサー同様に昇進を目論む番組ディレクターや対テロコンサル、プライドの高い警察署長などなど、異なる利害が四方八方から入り乱れ、敵味方の二項対立は早々に崩れ去る。一丸となってテロリストを追い詰めるはずが互いの足を引っ張り合う泥沼状態。
一方でテロリストの主張は揺るぎなく一貫している。資本家や政治家の身勝手な行動によって死んでいった名もなき労働者たちに対して、ただ一言謝罪が欲しい、という。
私利私欲が動機であるがゆえにいっかな優勢に立てない対テロリスト陣営と、仲間への弔意が動機であるがゆえ孤軍にして大健闘を続けるテロリストの対比は非常に強烈だ。そして主人公であるアナウンサーは対テロリスト陣営の価値観とテロリストの価値観の間に宙吊りにされ、どちらかを選択せざるを得ない極限状況に追い込まれていく。
韓国映画は脚本が優れている、とはよく言われるが、本作はその中でも抜きん出ている。小さなシーソーゲームが幾重にも複線化されているにもかかわらず、物語の流れは美しいまでに一方向的で見やすい。
思えば映画を見始めた頃に映画に求めていた面白さとは、こういう類の面白さではなかったか、と自覚させられた。確かにショットを分析するとか、映画史的な結節点を探るとか、そういうアプローチで映画を観るのも楽しいけれど、物語のジェットコースターにただただ身を委ねるという徹底的に受動的な映画体験も楽しい。
昨今の映画は大衆におもねって「わかりやすさ」に舵を切りすぎたがゆえに凡庸化している、といった懸念がまことしやかに囁かれている今日この頃だが、ここでヌーヴェル・ヴァーグ的な価値観に再帰して映像至上主義を顕揚するようなやり方というのは実効性に欠ける。それよりも、物語というローコンテクストな境位で「わかりやすさ」を適度に実践しながら新たな映画的可能性を模索するほうが現実味がある。
そう考えると、本作のような、ないし韓国映画のような、脚本(=物語)の強度をどこまでも鍛え上げていくような進化の方向性はメチャクチャ正しいように思う。
犯人は誰なのか?思惑と思惑が交差しあうサスペンス。
不祥事でテレビからラジオに左遷された主人公。そんな主人公の番組に舞い込んできた、テロ予告。最初は主人公もとりあわないが、実際に橋の爆破が発生し、主人公も本当のテロだと信じる。そして主人公は思う。『ここで上手く視聴率を稼げば、テレビに返り咲けるかもしれない』。主人公は上司に視聴率を上げればテレビに戻してくれることを掛け合い、そして視聴率を稼ぐために犯人との対話を試みる。果たして犯人は誰なのか?
という感じの話。犯人は誰なのか…はもちろん気になるところではあるが、この物語を面白くしてるのは誰も信用できないところ。偉いやつは人の心がないのか???と思うくらい、出てくるお偉いさんが揃いも揃ってこのやろう…!と思うことを平気でする。おそろしや。
主人公も不祥事をしているので人の心がないかと思ったら、野心があるだけでどちらかといえば我々の感性に近い、ような気がする。そんな人の心がない人だらけの中で、主人公がどうなっていくのか。テロ犯は誰なのか。最後まで手に汗握る面白い作品でした。
「テロに屈しない。」じゃあ人命は?
不祥事でテレビキャスターから降板。
ラジオ番組をやりながらも、テレビへの復帰の野望を抱く主人公。
そんな時、ラジオ番組に爆弾テロの予告電話が入る。
ほとんどがスタジオシーンと中継映像で構成された映画。
主人公と犯人のやり取りなど、狭い空間の中でのストーリー展開が見事。
セリフがない時も役者の感情表現に思わず釘付けになる。
緊張感が漂う中、予想外の展開に引き込まれる映画だ。
「綺麗事では解決しない。」
そんな印象を受けた作品。
テロに屈しない事は大事だが、お偉さんのメンツを守るために人命を犠牲にしているようだった。
(本当にクソだなと思った)
ただ、何が最善なのかもわからない。(無力)
テロに屈しなくても悪い事をしたなら謝罪すべきじゃないかな、、、。うーん、、、。
ラジオ番組に犯人から電話が入ってからは、
ハラハラする一触即発な展開で緊迫感が途切れない。
終盤は主人公も追い詰められ、
結末は予想だにしない展開へ。
「一言の謝るのががそんなに難しいことなのか?」
このセリフがずっと頭に残る。
余計なシーンが一つもない
星新一や
世にも奇妙な物語
を観た後のような感覚になれる。
ほとんど場所が変わらないのに、ハラハラドキドキ、そして社会に一言あり。
面白かった!
ノンストップで楽しめる低予算作品
オープニングからノンストップで楽しめる。
橋だけならともかく、
誰が使うか分からんイヤホンに爆弾を仕込むとか、
ビルごとふっ飛ばす、ってのは流石に荒唐無稽だと思うが、まあ大目に見よう。
犯人の目的が「謝罪を求める」というのも韓国の国民性なのかな。メンツ重視というか。
あとは、「やっぱり韓国映画」と思うのはラスト。主人公が死んじゃうのは定番。
本作をハリウッドでリメイクするなら、主人公も元妻を生かして、ヨリを戻すようなラストにするだろう。
8年前の韓国作品。政府おすすめ勧告映画には絶対ならないけど、ノンス...
8年前の韓国作品。政府おすすめ勧告映画には絶対ならないけど、ノンストップなパニックサスペンスとして意外な掘り出し物。とにかく見始めたら止められない勢いがある。全編テレビ放送室内のワンスポットの映像で、しかも演者もアナウンサーほぼ一人なのに、飽きさせずに魅せてしまうシナリオと演出がすばらしい。イタ電かと思いきや、冒頭すぐのブリッジ爆破でつかみは完ぺき。半ばの警察庁長官のイ〇〇ン狙撃で中だるみも解消。最後の◯◯破壊でクライマックスも大盛り上がり。テーマ的には、視聴率しか考えてないテレビ局体質批判なのか、犯人に翻弄される危機管理担当の腰抜けぶりなのか、体面だけを重視する政府糾弾なのか、わやわや詰め込みすぎて結局コメディっぽくなっちゃったところに好感が持てる。
すごい!こんな傑作が知られてないとか!
すごい!傑作だった。
最初から最後までノンストップで緊張感が途切れなくて
メチャメチャ面白かった。
韓国の映画のクオリティは素晴らしい。
ストーリーも演出も役者もパーフェクト。
こんな凄いのに続編をやろうとか微塵も考えてなくて
きっちり終わらせてなんだかこっちが勿体なく思えちゃうほどの
内容だった。
韓国映画ってハリウッドと違ってお金はさほどかかってないけど
その分他でメチャメチャよく出来上がってるとこがいいよね。
韓国映画の監督でハリウッド映画撮ったら凄いんじゃないかと
思っちゃう。そのうちヘッドハンティングされるのかな?
ストーリーは単純。
建設作業員が工事中に無くなった責任の謝罪を大統領に
求めるだけの話。
しかし大統領というか国家はそれをしようとせず、
のらりくらりと時間を延ばすだけ。
それに苛つくテロリストが次々と仕掛けを爆破していく。
またそれに対して主人公がごく普通の人間で、
欲もあり愛情もあり良心もありで、
国や会社のしたたかなやり取りに潰されていってしまう。
ラストは誰も幸せになれない最悪な結末で
胸糞悪いったらないのだけど、そこは納得いく
終わり方だった。
韓国映画はマジですごい。
古館かヒカキンか
全然ちがうけどなんかジョージ・クルーニーが出てるやつで似たのがあった気がする。
本作は韓国産ってことで、出てくる人が誰かに見えるっていう現象が起きた。
まぁ主人公が古舘伊知郎に見えたりヒカキンに見えたりって、ただそれだけなんですけど。
やっぱりこの手の作品で思うのは、犯行動機が作品テーマに見えるよねってこと。
誰もが自分のことしか考えてない世の中の怖さというか、
ある時、自分がどうしようもない弱者の立場に置かれたらって恐怖というか。
登場人物の行動にちょっと予定調和を感じなくもないけど、
考えさせられるって意味では十分に力を持った作品だったと思う。
ジャーナリズムに興味のある人なら、もっと深い感想を持てるのかも。
主義主張があれば良かったのにね。
ある不祥事を起こしてテレビからラジオへ左遷をされた、元ニュースキャスターの主人公が、放送中にかかってきた不可解なリスナーとの電話から始まるテロ行為に向き合うクライム・サスペンス・ストーリー。
なんか、日本でも似たようなのありましたよね?
中井貴一さんが主演のやつが。
序盤から中盤くらいまでは緊張感があって面白いのですが、後半、そしてクライマックスへ向かう展開が結構大味というかハッキリ言ってしまえば雑というか、
結局、主人公が成長するとか、後半で自暴自棄なのか正義感なのかは分からないけれど、犯人に対してまた警察やテレビ局に対して怒りをカメラの前で行うとか、何かしらのヒントを得て犯人を特定するとか、アナウンサーならではの話術で欺いたりとかなんかそういうのが一切なくて、単に犯人側の言いなりにしかもそれすらもなんかこうイマイチやり切れてない感じのまま最後まで進むんですよ。
犯人側の方も最後の最後で姿見せたりはするんですけど、結局本編で全然出てきても無い奴が最後に犯人でーすみたいな感じでやって来て、しかもなんかそういう所でカメラをめっちゃ切るんですよこの作品。なのでその犯人がどんなバックボーンでどんな過去を経てこのテロ行為を行おうとしたか?まぁもちろんソコには一定の理由があって、それに対しての独白といいますか、説明と言いますかそういうのは一応お飾りみたいな感じで語られはするんですけど、本当にお飾りくらいの感じなんですね。
なので、主人公側にも犯人側にもどちらにもカタルシスが産まれないわけです。
特に本来感情移入するべき側の主人公は結局どうしたいのかをハッキリさせずにグダグダグダグダ同じ事ばっかり言うわけですよカメラの前で。
なので段々イライラしてくるんです主人公に。
で、ラストも救いの無い感じで終わるので主人公が全く主人公な行動をしていないのです。
先述したように、主人公が物語の途中で成長する、振り切るような展開が無くそのまま単に“テロリスト、テロリズムには屈しません”みたいなお話としての訴求も出来てない。
で、テレビ局側の人間は結構腐ってるみたいなお決まりのパターン。
あれ?そんなに良くないのか?この作品、てことは?
韓国映画らしい緊張感や殺伐とした描写やテロが行われていてその模様を犯人側とライブでやり取りして行くという発想はとても良いにも関わらずその間の構築が出来ていなかった惜しい作品ですが、国内の緩い感じ、規制でガチガチな作品に対してのアンチテーゼという意味では、オススメです。
【主人公を雁字搦めにする制約が映画を非常に面白くしている】
・2013年公開の韓国のクライムサスペンス映画。
・韓国のテレビ局からラジオ局に左遷された元国民的アナウンサーのユンは、朝の生放送中に「パク」と名乗るリスナーから局の近くにある橋を爆破する、という強迫を受ける。いたずら電話だと思い無視したが、本当に橋が爆破され大事件に。他のテレビ局も報道を始めようとする中、犯人と唯一つながっているユンは、その状況を逆手にとり「俺なら独占放送できる。その代わりテレビアナウンサーに戻してくれ」とテレビ局の上層部と交渉。独占放送を始めるものの、要求は「大統領の謝罪」というかなり無理目なモノ。「それが達成されなければ更なる爆破を行う」「お前(ユン)の耳のイヤフォンにも爆弾を仕掛けた」と言われ、一気に緊迫状態に。政府、警察、テレビ局の上層部、ユン、パクとそれぞれの思惑の中で事件はどう進むのか⁈ という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・目が離せない緊迫感
・各々の汚い思惑が錯綜するリアリティ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・用意周到な犯人の仕掛けがどこに潜んでいるかわからない恐怖、ユンの耳につけられたイヤフォンが爆弾、大統領はテロに屈しない姿勢を見せるため一向に謝らない、視聴率を爆上げることで役員になりたい上司、爆破され取り残された橋の中央部にはユンの元妻が…様々な制約が張り巡らされており、それがユンの行動を制限し、観ているこちらをハラハラさせてくれる緊迫感を生み出してくれます。サスペンス映画として、結構好きな部類です。ただ、これまた終わり方が納得いきません!笑 終わり方と犯人設定、これがもう少し違ったら、かなり好きな映画です。
[演出]
・登場人物たちの「いやらしさ≒人間らしさ」がしっかり感じられる演出になっていると思います。「純粋な正義」がどこにもないんですよね。笑 これがまたリアリティがあってよいです。
[映像]
・爆破シーンなど、結構凄い映像に仕上がっています。ラストで畳みかけるようなシーンの映像も圧巻です。
[音楽]
・特に際立って感じたことはありませんでした。
[演技・配役]
・ユンを演じるハ・ジョンウさん。いやらしさと純粋さの狭間の役柄に対して、演技が非常にリアルでお上手だと感じました。放送が始まる前の口をゆすぐ姿や、髪を整える姿など、細かなしぐさだけでユンという人物像と物語の立ち位置を私たちに簡単に理解させてくれます。あと、犯人。岡崎体育さん?笑 どことなく似てました。w
[全体]
・「人質爆破」はどこにでもありそうですが、そこにテレビ局や政府など、各々の思惑がからみ、制約によって主人公を動けなくしたうえで物語を進める。これ結構斬新なワンシーンのクライムサスペンス映画だと思いました。どことなくデンマークの映画「ギルティ」を彷彿する面白さがあります。その上で、爆破シーンなどの豪華さもしっかり。オチには納得いきませんが笑、一鑑してよかったです。ありがとうございました。
#映画 #クライム #サスペンス #テロ、ライブ #THE-TERROR-LIVE #韓国映画 #2013年 #キム・ビョンウ監督
#ハ・ジョンウ #ワンシーンクライムサスペンス
#全体3.5 #物語3.7 #演出3.5 #演技3.6 #配役3.4 #映像3.6 #音楽3.4
ビルが傾く…
テロに屈しないと政府はいっていた
それで本当によかったのかが疑問です
韓国に限らず私たち日本においても考えさせられる映画だった(韓国の視点に驚かされます)
最後、犯人の爆弾のスイッチを押した思いは……
犯人が大統領に謝って欲しい要求も聞き入れない政府そして警察に射殺されて
その時
犯人の思っていた事が理解できた
この国には救いがないことを…
自分も賄賂の嫌疑をかけられていたのも
引き金の原因になった一つの理由かも
アイデアの勝利
最後まで緊張感はそのままにとても面白かった。
大きなテロが起こっているのにスタジオだけのワンシチュエーションで進んで行くアイデアの勝利かと思う。
建物や橋が崩れて行く様をスタジオのモニターの映像で
見せる事でショボさもなくなるし、安く作れるんじゃない
でしょうか?この手があったか!と思いました。
ラストの虚しい感じも韓国映画らしくて良かったと思うし、
日本では「新聞記者」が圧力があったと聞いたけど、
韓国映画は政府批判をするし、
切り込んで行くのが素晴らしいと思う。
ちゃんとエンタテイメントに仕上げて来るし、
それを理由はどうあれ政府も口出ししないのが良いなと
思います。(実際は分からないけど)
時間も100分弱だし見て損はないと思います。
すべては茶番
かの国もこの国も薄汚さは等しく同じ、どこを切っても金太郎飴のように茶番、茶番、嘘とでっち上げと居直りだけだ。男が女の手柄をわがものとし、上司が部下の手柄をわがものとし、施政者、政府、警察はたかみの見物。
ハジョンウというキャスター役の役者さんが人間味溢れる体温を表現していて好感、というか、拍手。この人物も大概クソなの、でも、一個人としての心、組織の中の自分、組織の中の個人としての皮算用、元妻、周りの登場人物もだいたいクソなので全てが茶番。、労働者が信頼していたキャスターとは。彼も収賄も、さっさと犯人に振込されるあたりも、だいたい組織がらみの事情のようでそんなにクソではないのかもしれない。妻の手柄も局長に横取りされそうになっての偽装受賞かもしれないし、そもそも男尊女卑であるから。晴天の空の下、一等地の高層ビルかひとつ、ふたつと倒れゆく様はもちろん911を彷彿とさせるし、いつの時代にも労働者、労務者という言葉もあったし今でも現代奴隷法なんて言葉もあるがそんな人たちは名もなく何もなく人柱として使い捨て搾取されていく。誰がなにをもって誰に対して、テロ、テロリストなどと言いう放つことができるのか。
設定も秀逸映像も迫力があり、抑制の効いたシナリオ、そして課題は山積みであることを改めて思い知られる。
背景。。。
テロ、表面だけ見ると善悪はっきりするけど。
理解はできないことでも、いろんな見方ができる。
後付けでは色々言えるけど。
全部ストーリーがある。
それをすごく考えさせられた。
初めは低予算映画感があって、
そうなのかもしれないけど、
緊迫感に、ストーリーに引き込まれた。
意外とヒリヒリする展開
テレビ局からラジオ局へ左遷されたアナウンサー”ユン・ヨンファ”は、放送中掛かってきたテロリストからの電話を受け、これがチャンスとテロリストとのやり取りを実況中継し始める。
スタジオ内に爆弾を仕掛けられ、逃げるに逃げられない主人公。
意外とヒリヒリする展開の映画。
最後にもうひと展開欲しかった…というのは望み過ぎか。
緊迫のTVライブ中継
犯人は誰で何が目的か、最後の最後まで緊迫した状況は続く。
そして、誰が交渉の主導権を握るのか。
視聴率欲しさのメディアの暴走。
テロリストからの脅迫だけではなく、上司の裏切りや他社や当局から足を引っ張られ、四面楚歌の状態。
そしてユン・ヨンファの最後の決断は…。
テロのこのような要求が実際に起こったら、どう決断すろうか。
テロの要求に屈するのか、犠牲者を出しても断固としてテロに対抗するのか。
韓国政府は?日本政府なら?
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