バクマン。のレビュー・感想・評価
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少年ジャンプ黄金期のアラフォーの皆様、家族で見るべし
モテキの監督とは知っていたけど、初回はサカナクションを聞きに行ったつもりが映画として最高な出来で大感動。
今日は息子を連れて3人で再鑑賞。7歳児に実写で夢中にさせ漫画家になりたいって思わせた大根監督に脱帽です。
この映像と音との融合は絶対映画館で見るべき映画。
おもしろい!
人気俳優さんたちを使った〜な映画かと思いきや、面白くてびっくり(*_*)
長めの映画だと途中飽きちゃったりするのですが、がっつり見入ってしまい、あっという間の二時間でした。
マンガの小ネタあり、絶対見れないジャンプ編集の裏側ありで、見応えがありました。マンガすきなら絶対オススメします。
良い映画でした!
映画としてはいい
原作読んでなかったら4.0ぐらいはつけてたかな。映画として見たら普通に面白いけどやっぱり無意識に比べるな、、、それでこの評価で。
原作のエイジめっちゃ好きだったけどなんかこの映画のは嫌いだった笑
あと亜豆との結婚どこいったww
っていうのがちょっと良くなかったかな
他の人も言う通りエンドロールは秀逸
仕事に対する価値観が変わるみたい(笑)
友達が見たいというので予備知識無くみたコチラ。原作をよくしらないからか面白く観れました。居眠りしそうな中弛みはあったけど。
見終わり、一緒に観た友達いわく、必死に仕事に向かうって大切なんだねって言ってました。 今までと仕事に対する意識が変わったーって。
所々パロディがかくされてるらしく それを見つけるのも楽しい(*´・ω・`)bね
わくわくした
漫画は、読んでないししりませんでした。
予告をみて、面白そうだったので見に行っただけですが、
ストーリーも面白かったのですが、映像がよかった。引き込まれる、3Dみたいで、わくわくした。
漫画の方がどんな風にかかれてるかわからないけど、伝え方がワクワクして最後まであきなかった。
描きに描き抜かれた
いやぁ…面白かった!映画バクマン非常に楽しめました。
私は原作は読んでいないので、未読の意見ということで。
ストーリーは高校生の漫画家が「ジャンプ」で頂点を目指すという、僕ら一般人からしたら遠い話のようであり、子供の時から親しんでいる「ジャンプ」の話ということで登場人物それぞれになんだか親近感のようなものが芽生えました。昔の作品の話で盛り上がるところとかジョジョ立ちしたり、なんだか全員が子供みたいにはしゃいでで、もう最高!って思うのです。
だからサイコーとシュージンや天才的な才能を持った登場人物たちに何故か嫉妬しないとうか、頑張れ!て応援したくなるものがある。この作品のキモはここにあると思うのです。「才能を持った人が頑張っているのを純粋に応援したくなる」ということ。
そんな彼らが上手くいくと思いきや壁にぶち当たる。また上手くいくと思いきや、またぶつかる。そして最後、彼らが成し遂げた時に、スラムダンク的なハイタッチでカタルシスが最高に味わえる!心の中でガッツポーズ!そういう体験をするために映画観てるんだよ!という良い映画体験ができました。
後半の熱い展開も、これがジャンプなんだよ!だから良いの!若干寒いけどこれが良いの!っていうこちらも熱くなってしまった笑
あと音楽を担当したサカナクション。すごく良かった。劇伴よりもミュージシャンやDJが作る音楽が見事にこの作品に合っていると思いました。役者は言わずもがな、このサカナクションをキャスティングした大根監督に感謝。
シュージンがアイデアを思いついたときに顔にアップが行くと同時にサビ前のグーッて上がる音楽とか、なんといっても、ペンを走らせる音とサカナクションの音楽の融合。あれは観てて聴いてて、気持ち良い!
CGも良かった。漫画をテーマにした映画ということで一見地味になりかねないのに、ストーリーを見事エンタテインメントとして作りあげている。原画やふきだしが浮かび上がるとことかエイジとの戦いのとこも上手く表現できているなと。
で、美術も最高でした!編集部の部屋、それぞれの漫画家の仕事部屋まであそこまでディテールに拘ってるとお見事。役者の待ち時間が長かったのも頷けますね。そしてエンディングは今年1のエンディング賞。素晴らしい。描きに描きに抜かれた映画だと思います。
べた褒めですが、ただ少しテンポが良すぎて展開が少し早いかな〜っていうのとヒロインの亜豆をもっと上手く見せれたらな〜とか思ったりもしましたが、あまり気にならない程度。
なんにせよ、最初のジャンプ作品がズラーっと出るところから、最後のエンディングまで気持ち良く映画を楽しめました!オススメです。あとパンフレットもとても面白いのでこちらもオススメ。
素直に面白い!!
配役逆!と当初から言われてましたが、超適役でした。
邦画になかなか見られない画期的な表現や、アイディア溢れるエンドロールはお見事!!
ストーリーも大体の予想はつくものの、こんな高校時代があったらステキだと、素直に熱くなれる映画でした。
DVD化してから〜と思っていましたが、映画館で観ておいてよかった!!
これが大根監督の「大バクチ」だぜ!!
最初はね、観に行く予定もなかったんです。でも、監督が大根仁さん、と聞いてちょっとビビッと来たんですね。
あの「モテキ」の監督さんですよ。
これ、「オモロいかも」という感じで見に行きました。
結果。大満足!!
もしかして、これって、今年観た映画の中でベスト5に入っちゃうかもしれないです。
やっぱり、映画ってねぇ、何をどう撮ったっていいんですよ。基本、表現は自由なんですから。
どうしても、ちょっと映画をかじると、プロっぽくやろう、とか、あの大監督さんの作風でやってみたいと思うわけですよ。
例えば小津映画の様式美は素晴らしい。洋画のアンゲロブロス監督のスケール感は例えようもない。ヴィスコンティ監督の美意識は酔いしれますよね。じゃあ、自分はどんな映画を撮るのか? 映画監督を志す若者たちは、ぜひ、独りよがりでもいい、自分にしかできない表現を模索してほしいんです。
大根監督はそれを商業映画の中で、どれだけの可能性が示せるのか? 果敢にチャレンジしている監督さんの一人だと、僕は確信します。
映画の中に、書店のポップアップ広告、マンガの吹き出しみたいなのを入れてもいいじゃない!(たぶんこれを最初にやったのは、中島哲也監督の「下妻物語」だと思う)
本作は、漫画家を志す二人の高校生が主人公。
高木君(神木隆之介)は文章、ストーリーを書くのが得意。同じクラスにいる真城君(佐藤健)は絵を描くのが得意。そこで高木君から提案あり。
「俺、ストーリー書くからさァ、オマエ、画を描いてくんない!?」
そして二人でマンガを作って、デビューしようぜ!!というのです。
最初はあまり乗り気ではなかった真城君。さて、クラスには真城君の憧れの女の子がいます。それが亜豆美保(小松菜奈)さん。圧倒的な美貌とスタイルの良さ。まさしくアイドルです。そんな彼女、実はアニメの声優を目指していることを知った真城君。
「もし、俺が漫画家デビューして、そんで、そんで、もしだよ、アニメになったら、その時はヒロイン役やってくれる?!」
彼女の答えは……
「Yes」でした。
「よっしゃぁぁぁぁぁ~!!
おれは漫画家になってやるぞぉぉぉぉ~!!」
真城君は高木君と組んで一心不乱にマンガを描き始めます。
「マンガやるなら、頂点めざそうぜ!!」
二人はマンガ界の巨人と呼ばれる「少年ジャンプ」編集部に、やっとの事で描き上げたマンガを持ち込むのです……
漫画を創作する、彼らの頭の中、どんなアイデア、どんなストーリー、どんな表現をやろうか? 表現者であれば、誰もが経験する、自分一人にしかわからない、実に曖昧模糊とした、ある種の「ゾーン」
それをプロジェクトマッピングという新しい手法で、本作は描いてみせます。彼ら二人の心象風景を、大根監督は、スクリーンで観客に提示することに、見事成功しました。その演出はけっして独りよがりではない、と僕は思います。
また、その手法は、のちに二人がタイマン勝負することになる、天才漫画家との熾烈な競争のシーンでも、実に効果的に使われます。
この天才漫画家を演じるのが染谷翔太君。
彼、いいねぇ~。
ここまでちゃんと役作りしてくるとは思ってもみませんでした。
以前見た矢口史靖監督の「WOOD JOB!」では、まだまだ、新人臭さが抜けていない感がありました。
でも本作では、明らかに役者として成長している姿が見られます。
天才にありがちな、ひとりよがり、わがまま、傲慢、クセとアクの強さ。
普段からかなり猫背な姿で、フラフラと歩く若き天才漫画家を、実に巧みに演じました。
それを演出した大根監督。やっぱ、エッジが立ってるわぁ~、っていう感じですね、
矛盾した言い方かもしれないけど、アマチュアなら、大いに独りよがりでいいと思います。
しかし、必死の思いで努力して、ようやくプロになった。
マンガを描いてお金をもらう。当然、「読者が面白い!」と思ってもらえるものを描かねばならないわけです。
もう、独りよがりでは通用しない世界なんですね、プロっていうのは。
さらに、映画の場合もっとアブナイ……。作品に関わる人が格段に多くなるんですね。
映画に出資してくれる支援者は、まだ、完成品が見れないわけです。
「これからつくる」映画作品に大きなバクチを打つわけです。
それは売れる作品なのか? はたまた、大衆がそっぽを向くのか? もし、そんなことになったら、もう大赤字。最悪の場合は、監督、プロデューサーは首を吊らねばなりません。売れなきゃ、おしまい「the end」です。
そういう意味で、最近では、大ヒットマンガの映画化が進んでいるのは、出資者への、ある種の「保険」がかかった作品作りとも言えますね。
ところで皆さん、映画のエンドロールって最後まで見ますか?
僕は本作については、最後までちゃんと見ました。
なんで?
だって、エンドロールまでも面白いんだもん。
こんなに素晴らしいサービスしてくれてるエンドロールなんて、今まで見たことがないです。
1960年代までの映画は、エンドロールなんて、ほんとあっさりしてました。
あるいは、オープニングロールで、先に出演者やスタッフ紹介がありました。
それも、実に短い時間です。
ところが、映画が巨大産業になるにつれ、関わるスタッフの数が、半端なく多くなってきました。とうぜん、エンドロールも長くなる。
「しょうがねぇじゃん」
それが業界でまかり通ってきました。
また、一部の「映画評論家」「映画通」「映画マニア」と称する連中が、この「糞面白くもない」エンドロールを、最後まで見るのが「エチケット」なのだと、いう風潮を作ってしまいました。
エンドロールを最後まで見るのが「本当の映画ファン」なぁ~んだって!!
笑わせるな!!
だから誰も映画館に行かなくなったんだ!
映画を作る側も、最後の最後まで観客をどう釘付けにしようか、という創意工夫を何にもやってこなかった。はっきり言って明らかにサボってた。
「エンドロールは長くて当然じゃん」
それが業界の常識。
でも観客の立場からは、まったくの非常識。
こんなつまらん、背景真っ黒、知らない人の名前だけ、延々五分以上見せ続けられるなんて、たまったもんじゃない。こっちはお金払ってるんだからね。
我慢大会やってるんじゃないんだよね。
大根仁監督という人は、本当にサービス精神旺盛な人で、観客をどうやって楽しませようか。あっと言わせようか、ニヤッとさせてやろうか、そんな楽しいことしか考えていない、ちょっとイタリアンな感じの人じゃなかろうか。
僕は本作のエンドロールを見ていて、そんな風に感じました。
映画は確かに大バクチです。
でも僕は、あの偉大なスティーブ・ジョブズの言葉を借りて言いたい。
「そりゃあ、失敗する可能性は高いよ、でも僕は一生のうち、一回でも映画を作ったことがあると言えるんだ。それだけで誇りだよ」
エンドロールが良かった
作り手にジャンプや、漫画に対する敬意を隅々に感じる丁寧な作りでした。
作品を産み出す苦労、漫画週刊誌に掲載され続ける大変さなど、モノづくりのドキュメンタリーを見ているような臨場感がありました。
山田孝之は今まで好きになれなかったが、演技がすごくはまっていて好演でした。
アイディアや漫画の進行具合が可視化されているところや、実写と漫画のコマが一緒に見られるところなど映像化されていて、あえて映像にしている工夫が見られて楽しかったです。
少年ジャンプからそのまま、飛び出してきたような二人の主人公も世界観がありました。
あと、あずきちゃんの透明感がハンパない。
今年見た邦画で一番、ヒロインっぽいヒロインでした。
エンドロールが楽しめました。エンドロールだけで、1000円払ってもいいです。
シュッ、サーッ、
というペン音が、頭に残っています。
原作読了し鑑賞。
佐藤さんと神木さんは配役が反対の方がいいのではないかと、発表当初は私も思っていましたが…
それほど問題はなかった。
佐藤さんはもう高校生役は難しいように思いますが、神木さんは見事にシュージンを演じ切っていました。
亜豆役は小松さんではなかったように感じます。可愛かったけど、原作とは少し離れてしまったような印象。
エイジは染谷さんのユーモラスな演技が光っていました。
劇中のプロジェクションマッピング含む演出や映像技術は、新しい映画の姿を感じられて
こだわりのあるエンドロールも面白かった!
物語の進み方としては物足りなさを感じますが、上記のような点で楽しめる作品ではありました。
サカナクションの音楽も良かったです。主題歌も合っていたように感じます。
ただ、原作好きな人は、別物だと思って観た方が楽しめるかと思います。
あずきちゃんもっと欲しかった…
実写という面で気になってみてみましたが漫画を読んでなくても話についていけてとても面白かったです。俳優の人達も漫画のキャラクターそっくりで日本も捨てたもんじゃないなと思いました。特に染谷将太さんは一番難しかったと思います。ただ私的にはもっとあずきちゃんを出してほしかったです。お金払ってみる価値は全然あります。
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