こっぱみじんのレビュー・感想・評価
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とても純粋、美しい。
見ていて、なんだかすっきりとした幸せな気分になった。
音楽がないことで寂しい印象を受けるのではないかと思ったが、そんなことはなかった。
見ていて、いつの間にか引き込まれている。
登場人物が皆魅力的だ。
決して皆全てがうまくいって、幸せというわけではない。
だけど、それぞれ幸せというものは皆違っていて、幸せの形にも様々ある。
また、ロケーションの雰囲気が素敵だ。
映像が美しい。
肯定する素晴らしさ
映画への愛を感じる映画館で愛の映画を。
久々の〜
また観たい
じれったい映画だ。
だがそこがいい。
甘っちょろい映画だ。
だがそれもいい。
好きだの嫌いだのにとらわれがちな恋愛映画だ。
だがなにか広がりを感じさせてくれるのがいい。
注目の楓役、我妻さんに興味を持って出かけたが、
これは映画がいい。
たいしたことは起らない、恋愛群像劇、等身大、成長。
あきるほどある永遠の映画テーマの数々を、
ピリっと瑞々しく映像にした。
88分の上映時間のこじんまりしたサイズ感もいい。
ドキュメンタリータッチと書かれているが、
そこまで生々しくはない。
演出や脚本に狙いがあって、
それを表現するために余分なものを排除した潔さに脱帽。
この作品から感じる古くさい上質さは、
これからが楽しみな俳優陣を器用したことで成功していると思う。
もし有名俳優が出演していたら
「勝手に悩め!よけいなお世話だ!」と言ってしまいそうだ(笑)
2014年ベストムービーとは言えないが、
この夏、映画館で観るべき作品の筆頭には押せる。
DVDじゃない。
東京大都会ではなく、
ロケ先の桐生のような場所でも観てみたい。
大学生以下800円 という製作陣の心意気は敬意をはらう。
泣いて幸せな気分になれる
映画の中では音楽がなく、珍しいなと同時に物足りなさを感じ見始めましたが、各場面のリアルな音が、よりいっそう感情移入させてくれて、自然と涙が溢れていました。メイン4人のそれぞれの思いや苦しみが画面から繊細に伝わってくる、これもやはり音楽がない効果ではないでしょうか。それと拓也のメガネ、萌えアイテムです。
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