ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのレビュー・感想・評価
全79件中、41~60件目を表示
やっと終わった。
はぁ~^^;やっと終わった。ホントに長かったねぇ、このシリーズ。
しかし振り返ると1、2作目からずいぶん印象が変わってしまった。
残虐極まりない理不尽なゲームを強いられた少女の葛藤劇から離れ、
革命のシンボルという人形に祭り上げられてしまった少女の内面が
ハッキリせず、不安定な心が織りなすメロドラマが行ったり来たり。
登場人物は多く悲劇性も強いが後半戦は前半戦の惨劇には及ばない。
そんな中でこの少女がどうケリをつけるのかに注目が集まるのだが、
やはり弓。最後も弓で〆るところは鮮やか。でもこうも引っ張れば
そのラストが容易に想像できるので新鮮味はない。何者が主導権を
握ろうがそんなことより平和であることの重要性がヒシヒシと伝わっ
てくるが、映画ならもっと簡潔に描けたんじゃないか?とも思える。
ところで最後に描かれる夢にまで見た彼女の母性はどう映るのかな。
(受難は男性陣。皆振り回されたね。そしてホフマンよ…さようなら)
カットニス!!
主要キャラクターはどんどん死ぬし,結末もけっしてハッピーエンドとは言えないが,それはあくまでも原作に忠実だったがゆえのこと。原作もストーリーが進めば進むほど重苦しい雰囲気が強くなる展開だった。
思い起こせば1作目から随分とテイストが変わったものだ。1作目と4作目を単純に観比べれば,それが同じシリーズの映画とは思えない雰囲気に満ちていることは明らか。1作目は「ゲーム」の残虐性とそこからの脱出劇をが物語の主軸だった。しかしストーリーが進むに連れて「ゲーム」はあくまでも副次的な要素でしかなくなり,最後は「戦争」「革命」が軸になる。
物語の巨大化に伴い,主人公カットニスの立ち位置も大きく変わった。もはや「平凡な一人の少女」であることを周囲が許さない。カットニスは自分の意志に反して「ジャンヌ・ダルク」のような「革命のシンボル」に祭り上げられたことにとことん悩みぬくが,4作目の「〜レボリューション」に至ってようやく自分の気持に決着をつけ,敢然と権力に立ち向かう。
とは言えカットニスは完全無欠のヒロインではないし,圧倒的に強いリーダーでもない。常に権力に翻弄され,自分を見失いかけることもしばしば。悩みが尽きることもない。そんな等身大の姿が観る者の共感を呼ぶのだろう。
おそらく観終わった後のカタルシスはない。何か心の奥にもやもやしたものが残るに違いない。でも,もしかしたらそれは,最後のシーンに描かれるカットニスの心情と同じなのだろう。単純なハッピーエンドはなし。それもまた「ハンガー・ゲーム」っぽくて良い。
やっぱり弓ですね。
とうとうfinalですね。ストーリー的にはまあ、そうだよねって感じだけと、満足感ありました。
最後はやはり弓で決めるのはさすがですが、あそこでエンドロールでもカッコよかったかな?
ちょっと間延びしたかも。
観てきた人は観るべし。。。
前作で盛り上がったほどではなく…。
カットニスの戦闘シーンが、前作と比べて盛り上がりがなく、アメリカ映画っぽくない感じ。日本人が作ったのかなって思う説明調(ラストの方の)シーンは、短くしてほしかった。白い変な化け物は唐突過ぎてよくわからないし(^o^;)纏まりにイマイチ欠けたかな。
A級芸達者による学芸会、完結編。
「ようやく終わった」という印象がまず第一の一本。
イチゴ小説原作にしては、偉そうに申し訳ないが類似の中では1番楽しめたシリーズ。
ただし、これも「アリノママ女子」映画なんだけれどもね。
大義を説くには、カットニス(も、だよ)は我儘過ぎて共感は出来ない。
洋の東西を問わず。時代は何が欲しいんだろうか、と思ってしまう。
俳優陣が実力のある豪華ラインナップだけに、余計に。
作劇も薄い。
主人公がギャーギャー騒ぐくせに、自分を救ったりしてボロボロ死ぬ人間に対する描写は極薄。
男を捨てる女を体現しているのだろうか、ナチュラルボーン自分が第一の。
兎にも角にも、フィリップ・シーモア・ホフマンの最期の姿に全てが救われた作品。
終わってしまった。イイ作品だった!
一作目は劇場で観る事が出来なかったので残念でしたが後は全て劇場で観賞でき満足でした。FINALの①と②ではカットニスが政治に利用されるシーンが多くなり仲間もたくさん失い残念だった。ただ、最後のカットニスの顔が穏やかで一作目の最初の頃に観てから久しぶりの顔だったなぁー。とにかく、イイ作品だった!
それなりに楽しめます
ラスト前15分は、なくても、良いかな。シリーズを見てきたお客様への、プレゼントかな。放たれた矢で、ラストでも、十分にメッセージは伝わります。 ちょっとだけ、ストーリー?はあれどラスト矢迄は、テンポ良い展開 本作品単独でも、楽しめました。
カットニスに共感ができん、、、
情緒不安定でどうしたいのかよくわからん思考の彼女に最後までポッカーンなままで終わってしまった。ピータもピータだし。後ろの外人は所々で笑っていたので楽しみ方が違うんやなぁと思った。四部作も鑑賞するもんやないで(笑)
最後まで弓
たまたまDVDで1をみた。ハラハラしながら面白くて2と3をみた。ラストは初めて映画館で観た。期待したほどドキドキしなかったけど、納得の結末だったと思う。原作も読んだけど映画の方がイメージをとらえやすかった。カットニスの弓を構えたポーズは毎回かっこ良かった。
いかにも女性的な
女性が主人公であるにも関わらず、これまでの作品では
なぜか全く感じませんでしたが、良くも悪くも今作では、
女性の紡いだストーリーであることを実感。
それと同時に、人間という生き物の素晴らしさとめんどくささ、
愚かさ、残酷性などを、「戦争」を通じて生々しく描いています。
もともと原作の内容も知らなかったので、ここまで深い
作品だとは思いませんでした。
この最終話に漂う女々しさがどうも気になりますが、
全体の締めくくりとしては、よいのではないでしょうか。
息つかせないうちに…
終わってしまいました。
なんだか寂しい気もします。
原作を読んでいないなかで漠然と予想していたストーリーとは良い意味で違い、クライマックスも「私ならこうする」通りの展開でなかなかスッキリしました。
暫くしてセルDVDが手元に揃ったら、最初から一気見するだろうと思います。
衝撃的
評価が意外と低くてビックリ。低評価に繋がりそうなこういう映画特有の矛盾や疑問点がないのがこの映画のスゴい所。
迫力も前作より更にアップしていました。恋愛模様も多く描かれていた。登場人物の心情は痛いほど伝わってきます。
戦いのシーンが想像をはるかに超えていて、人間はここまで非情になれるのか…と思った。
その点でも、今回は感動より哀しみからくる涙が多かったかな。終始泣いていた気がします(笑)
このストーリーの面白さが分からない人は感受性が乏しいのでは?と思わずに居られない…。そもそもピータをピーターと勘違いしている人に評価をして欲しくない!笑
1話からずっと見ていただけに、完結してしまって残念。でも結末には満足です!!
戦争こそが、ハンガー・ゲーム。
良かった良かった。満足です。
第一作目から映画館で観てきて、結構長く付きあって来た映画シリーズですからね、華々しく終わって欲しくて。結果ちゃんと見事に着地してくれて。壮大で。
やああ、もうね。今は充足感を噛みしめてるとこです。
かなりの謎だった「どうやって独立国家を壊滅させて国民の自由を取り戻す展開にすんだろ?」という、この物語最大のポイントにもしっかりとオトシドコロを付けてくれたし。これ以上ない終わり方だったと思います。うん。
アクションも総括的に、前三作全ての良きとこを詰め込んで、更にそれらを凌駕するほどの火薬量爆発量大量破壊のクライマックスがオンパレードでなだれ込む!という!これが観たかったよね!これぞハンガー流アクションだよね!という!おまけに中盤辺りで謎のクリーチャーがアホほど湧いて出てきちゃってね(そういうホラーな映画違かったじゃん!というw)、良く分からない要素も付けちゃう出血大サービス!であると。
まさにッ!これぞッ!生死を賭けた戦いッ!これがハンガー・ゲームであるッ!国全体がフィールド化したのであるッ!という。
第一作目の閉塞的なゲームを二作目で打ち破り、一般大衆の娯楽であったシステムの崩壊から、独立国家に反旗を翻す展開に移行する三作四作目、という見事な構図、流れは映画としても画期的だったと思うし、このシリーズは映画史に残るほどの出来栄えだと思いますよ。いやマジで。
もし、全く観たことない!て方が居ましたら、これを機に一作目から鑑賞してみるのをオススメします。壮大な一大エピックがアナタを待っていますよ。
全79件中、41~60件目を表示