フューリーのレビュー・感想・評価
全311件中、101~120件目を表示
重い、でもこれが戦争なんだな・・・
物凄い迫力の戦車映画、いや戦争映画でした・・・。
しかし本物の戦車を使用して撮影しただけはあって、戦闘シーンのリアル描写は半端じゃなく、臨場感たっぷりのド迫力映像は圧巻の一言でした。
さすがは元軍人のデヴィッド・エアー監督が細かい部分にもこだわって作っただけはありましたね、久々に骨太な戦争映画を見た気がしました。
それにしても、戦争とはいかに残酷なものなのか、改めて思い知らされました。
序盤はブラピ演じる指揮官のウォーダディーやその部下の傍若無人な振る舞いや言動に、不快感すら抱きましたが、最後まで見ればそれも納得と言うか、そうでもしない限りは生きていけないってことだったんですよね。
殺るか殺られるか、まあ参加しなくても殺られる訳ですから、殺らない限りは死しか待っていない世界、戦場の実態をまざまざと見せ付けられると、本当に言葉も出てきません・・・。
そんな中に手違いで戦場に放り込まれてしまったローガン・ラーマン演じる草食男子の新兵ノーマンは、いわゆる我々と同じレベルの戦場素人、つまりこの映画は彼目線で戦争の現実を知る戦争擬似体験映画だった訳なんですね。
理想は平和、でも歴史は残酷、戦争は残酷、まさしくその通りとしか言いようがないぐらい、残酷な現場でした・・・。
この映画を見ていたら、改めて戦争に英雄なんていない、そして相手国だって皆同じ人間、憎むべきは戦争なんだと言うことを再認識させられました。
激しい戦闘が終わった後の静けさが、本当に虚しかった・・・結局何の意味があったのか、とにかく虚しいだけでした。
しかしアメリカ映画だけあって、いくらなんでもクライマックスの戦闘でのドイツ兵が間抜け過ぎた部分だけは若干?でしたが、でもまあここ数年では1、2を争うぐらい物凄く見応えのある戦争映画ではありましたね。
銃の光線が描かれる点が新しい!
戦車ってのはカッコイイんだなと改めて思った
なんというか、戦車で始まり戦車で終わる作品だった。子供の頃買ってもらった戦車のラジコン。今思えばなんで買ったのかな〜と思ってたけれど、今作を観終わって改めて戦車の素晴らしさに気付かされた。
もちろん作品としてもいいと思うけど、撃破の際に花火みたいのが上がるのがどうも気になるのでそこが難点。
評判よりとても良かった!
戦地で戦意を失うということは、死を意味する…
誰も喜んで人を殺しはしない。
そんな当たり前のことも、殺されることが目の前に迫っては選ぶ権利を失くしてしまう、自身も気がおかしくなりそうになりながらも、必死で目を見開き仲間を死なせないために戦う…
目を背けようとする仲間を鼓舞し…
人間らしくいようとすればするほどに、苦しみに耐えられなくなる現状、少しの休息を馬鹿騒ぎすることで紛らわす仲間。
頭がおかしい訳ではなく、
戦意を無くさないためのギリギリの心。
痛いほどに、伝わって来ました。
戦争も勝利が見えているにも関わらず、降伏しない敵と、増える自軍の死傷者…
フューリー(怒り)とはローマ神話の復讐の女神Furiaeから派生した言葉(ストーリーを見終わるとまた感慨深くなる)
(ここから☆ネタバレ☆ありなのでまだ見てない人は見ない方が楽しいです。)
個人的には、神を信じないと言っていたドンが本当は聖書を読んでいた人間と明かされるところに、心を揺さぶられました。
横暴な振る舞いにも見えるグレディと、心身深いバイブルのどちらに組する訳でもなく中間に位置していた意味をさらに感じました。
リアルで、人間ドラマを多くの言葉で語らず、身振りや目線の演技で見せる素晴らしい映画でした。
最後の戦闘シーンはツッコミどころも多く(そこはリアリティよりドラマということで…ね?)弱冠(割と…)脳内補正が必要ですが、緊迫感がすごく伝わって来ました!
他映画では案外バサバサ潰される(主にプライベートライアン)VI号戦車の恐ろしさも実感。
僕の今まで見た戦争映画の中では、ベスト3に入りました☆
タイトルなし(ネタバレ)
戦争の悲惨さをうまく描けてると思う
ブラピ、トランスフォーマーのシャイア・ラブーフ、ウォーキングデッドのジョン・バーンサルといかにもなキャストがいい
戦場慣れしてないノーマンが徐々に戦争というものを感じ、順応していく様がうまく表現出来てる
ドイツ人のエマの家に立ち寄ったあたりがこの映画のターニングポイントかな
制圧された街のドイツ人娘と制圧したアメリカ軍の関係性が戦争というものをリアルに感じさせてくれ、ブラピのキャラの心情が垣間見えるシーンでもある
最初は敵兵を殺せなかったノーマンが終盤では人が変わったように打ちまくってるのがリアル
終始優勢だったアメリカ軍が最終的に絶対絶命の状況で立ち向かっていくところは斬新
でもあり、これぞおきまりのアメリカ映画て感じもする
最後の終わり方はいいと思う
戦争映画は基本的に自国がヒーロー的な要素が嫌いで、これはまさしくという感じでやはり違和感がある
戦争の愚かさを教えてくれるが戦車道は教えてくれない
とても素晴らしい映画でした
なんとなく借りてみて観賞した結果とんでもなくいい作品でした
当時の戦争の残酷さ卑劣さそしてそのなかにある人間模様がとてもわかりやすく伝わってきました
全体的なテンポもよくとてもみやすく、必要なところをとてもうまくぬきとってまとめた感じで終始飽きません。
ラストは賛否わかれるみたいですが私はよかったとおもいます
戦争をテーマにした映画にハッピーエンドはないです
しかしそれでいて納得できる
ピットインフューリー
これが戦争の酷さ
全311件中、101~120件目を表示