フューリーのレビュー・感想・評価
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感動はない、でももの凄く意味がある映画。
感動はない、でももの凄く意味がある映画。
アメリカがハリウッドが英雄ブラピを使って戦争には善も悪もない、ただ勝者と敗者があるのみ、双方が悪であると表現した映画。
先の大戦を描く最悪の映画『パール・ハーバー』の劣悪ぶりは語るべくもないが、最近の『リンカーン』然り彼らが描く戦争は『聖戦』。
この映画ではアメリカ軍人による民間女性・子供への容赦ない虐殺、敵国女性への蹂躙・〇姦、それを英雄ブラピが演じる意味。戦争とは人間を悲惨・異常なchaos(ケイオス)に陥らせるもの。
また歴史とは勝者が作り上げる勝手気ままな武勇伝。こういう映画が次々に出てこない限りアメリカ人は今後も女性・子供民間人への大量虐殺を続け、英雄・聖戦と語り継ぐ。
フィクションとしての『映画』の完成度は壮絶な戦闘シーンをはじめてこだわり抜いた本物の追求がもたらす臨場感は素晴らしい。
冒頭、『感動しない』と述べたのは最強ドイツ陸軍にアメリカ陸軍が5対300人で勝てるはずがない戦隊ヒーロー映画のようなパロディ感。
ただフィクションと思えば十分楽しめる映画でしょう。
非常に素晴らしい
今年のアカデミー賞はこれで決まりというような作品。戦争の過酷さ、残酷さ、惨さ、全てが凝縮されてシュールに描かれている。
リアルなのでちょっとグロテスクなシーンもあるが、それはそれでうまく表現できているので良いと思う。
主演のブラッドピットはもちろんかっこいいし演技の質については語る必要はない。
僕が驚いたのが、シャイア・ラブーフ。
彼の演技の幅広さに驚いた。
彼をトランスフォーマーや、インディージョーンズなどで見ていたが、今回の作品の役は今までの貧弱な男の子の役からは打って変わって真の男というような感じでこの人は本当に一流なんだな、と感じた。
一生持ち歩きたい、"最高の教科書"
ここに宿ってる"覚悟"闘い"、"男"とは何か?何なのか?それがたった一本の、この映画に宿っていた!間違いなくそう感じる!
ローガン・ラーマンが最高だった!!"草食系男子"の代表を本作で一身に引き受けて、人生の先輩に揉まれ学び、"男"として成長する姿、"マシン"の称号を得る瞬間、もう涙腺緩むしかなかった。
戦争映画は大好きだけど、こんなに共感したうえに、"男の称号"が詰まってるなんて、現代男子は是非見るべき!眼(まなこ)に焼き付ける価値はあるから!
良いと思うよ
戦闘シーンや人間模様はとても評価出来ますが、結局何を伝えたいのかが最後まで分からなかった。
ローマンが生き残った。新兵で前線は初めてで人を殺めるのも初めての人間が最後まで生き残った、なのに最後の最後まで何も語らなかった、彼が語ったならばかなりの説得力があったはずなのに。
最後に思ったのが戦争映画好き、戦車好きよ集まれ!的な映画なのかなと感じました。
戦争がいかに残酷か などというありふれたメッセージを伝えたいだけなのだとしたらこれを見て得るものは今まで戦争映画を見てきた人にとっては何も感じられないのではないか。
ただ、ブラピ超かっこいいし、戦車もシブイ!
第二次末期の爆撃機主流の時代に戦車ってかっけぇと思いました。
戦車対戦車ってあんな風に戦うって初めて知ったし。
ノーマンがマシンになる瞬間
初番、身なりの汚れた(おそらく演出の意図だろう)ウォーダディが嫌がるノーマンに無理やりドイツ人を殺させる。それからウォーダディの身なりを整えさせて見せた、その姿はどことなく年をとったノーマンを思わせる見せ方をしていることから。ウォーダディことドンもかつてはノーマンと同じタイプの人間だったことが察しられる。初番に仲間の死に独りで慟哭したりクライマックス前に聖書の一文を繋ぐシーンもそれを裏付けている。だからウォーダディがノーマンを気にかける描写が浮ついてはいない、二人は擬似的な親子にあるいは兄弟にみえる仕掛けになっている。
戦争での極限状態がドンをウォーダディへと変えたのだ。
クライマックスで極限状態を体験したノーマンもマシンに変わる。これから思うに作品の本題は「戦争は無慈悲にも人を後戻りにはできない存在に変えてしまう」だろう。
そうゆう視点からすればこれは監督デビット・エアー作品である。
中盤、悲劇的なシーンでクーンアス(ジョン・バーンサル)が「死んだものは甦ってはこない」みたいな台詞をいうが、ある人気TVシリーズを思い出してしまい、思わず笑ってしまったのは我ながら場違いだったと反省。
飽きないが
過激な戦闘シーンや、ブラピ指揮の巧妙な戦術はつまらなくない。最後までみたところで、何が言いたかったのかな?と思っても結論は絞りこめなかった。命を犠牲にしても、使命を果たさねばならない、戦争の残酷さってことかな? 生き残るとヒーローって呼ぶけも喜べないよ、って。どうやってこの企画、とおったんだろう?って疑問が残った。
始まってしまえば、こういう事だ
始まってしまえば、こういう事だ。
強烈な体験でした。臨場感に圧倒されました。
戦場でしか生きられなくなってしまった者、信条と現実に心を引き裂かれる者。
本当に、始まればこういう事だ、と思いました。
戦争の事を考える時、きっと胃のむかつきと共にこの作品を思い出すだろうと思います。
戦車フューリーに搭乗する事になったノーマン、いきなり気絶しそうな目に遭い、へたり込み…。
ローガン・ラーマンが否応なく地獄に引きずりこまれる新兵を熱演、とても良かったです。
フューリーチームのリーダーを演じるのはブラッド・ピット。クレバーで強力で、まあ間違いない感じのハマり役でした。
バイブルとあだ名される信仰深い青年も印象的、シャイア・ラブーフの演技が見事でした。
劇場で観て良かったです。でも一回でいいかな、厳しかった。
アメリカの戦争映画
テーマが分かりづらいので、感情移入しずらい映画でした。戦車戦は十分に楽しむことができました。ドイツ人婦人との食事シーンはなにを訴えているのか、いまいちピントが合ってない気がしました。ブラッドピットのためのカッコいい死に方みたいな映画だったのかもしれません。
無駄なとこなし‼︎
あんまり気にしてなかった映画で友達に行こう言われていったら‼︎凄いよかった、戦車を題材にした映画見たことなかったからどうかとおもったけど全然気にならないし主演の5人も見たことある顔揃いでみんな独特のキャラだけど5人が5人をちゃんと想ってる戦争だからこそ戦車の中にいる仲間だからこそあそこまで生き残って行ったってゆうが伝わってくる‼︎
結局戦争は、ひとがひとを殺し合うという地獄
戦争映画なので愉快な感想はおきてこないが、プラトーンを観たあとのような後味の悪さはなかった。けしてアメリカ万歳でもなく、ドイツが悪の権化でもなく、押し付けの正義や過剰な家族愛もない。とにかく戦争の前線で命を張っている緊張感と空しさが伝わってきた。
ひょろひょろの役立たずだったノーマンが、一人前の砲手になっていく。そして付けられたアダ名が「マシン」。本人も仲間に認められた満足から笑顔で受け止めるのだが、平時でいえば、殺人兵器ってことでしょ?そう言われることが誇りに感じてしまう「戦争」というものが恐ろしい。
ブラピが、そのノーマンを一人前にしていくいくつかの場面を思い返すと、おそらくブラピの新人時代にも、ああして鍛えてくれた上官がいたんじゃないかって思える表情をする時があった。ノーマンもこの先、冷徹でなく冷静な指揮官へと成長していくのだろうと思わせるラストだった。(実際には、このあと直ぐにドイツは降伏するが)
ふと、ノーマンのような若者が老人になった時を想像した。
孫から「おじいちゃん、戦争にいったんでしょ?」と聞かれたとしたら、いろんな思いが去就して、なにも答えられないのだと思う。
僕が若い頃、戦争について尋ねたときの祖父の態度が、そうだった。
リアルな戦闘シーンだが。。。
戦争映画は難しいところに来ているのかもしれない。
デビッド・エアーは「エンド・オブ・ウォッチ」で名を上げた人で、確かにあの映画はすごかった。
僕は、本作にもあのタッチを期待していた。写実的ともいうべき映像が、戦場に展開されていれば、それはすごいものができるだろうと。
だが、それは大きな期待はずれに終わった。
どちらかというと、ヒロイックファンタジーという感じであった。
ノーマン(ローガン・ラーマン)の成長譚としてとらえることもできるが、戦場における成長とは何か、が問題になる。無抵抗のナチスを射殺することが成長なのか。
戦闘場面はさすがに迫力があったが、それだけでは戦争は語れない。
良い「気分悪くなる」映画でした
「当時の」がつくんでしょうけど戦車と歩兵はセットで戦うものなのか。
戦場は人間性を破壊するが、それでもその後社会に戻り立て直ったドイツや日本の先人は凄いし、両方攻撃していたアメリカの力は図りしれんな。
タイガー戦車かっこいい〜
男の映画です!
指揮官(管理職)とはどうあるべきか…すごく勉強になりました
同時代に日本は特攻作戦を連日の様に決行してたんですよね…戦艦大和が玉砕したのも同じ時期かな…
ヨーロッパ戦線であれだけの戦闘をしつつ太平洋戦線でも日本軍を追い詰めて…
改めてアメリカの国力というか戦力の強大さを意識させられます
それにしてもタイガー戦車かっこ良かったな
エンジン音にシビれてください
登場する時の迫力に圧倒されて下さい
上映時間は2時間ちょいですが長さをあまり感じさせません
深い
実に良かった。いろいろなテーマが詰まっています。
最後まで見るとわかりますが、主人公は、ブラピ演じるリーダーではなく、新兵なんですね。
前半は、先輩4人が「人間の心を捨てた粗暴な人間」のように描かれ、「信仰心の厚さゆえに役立たず」である新兵と対照的な存在になっています。しかし決戦直前の、酒を回し飲みするシーンで、先輩たちも聖書の中身を熟知していることが明らかになります。
「勇敢に戦うことと粗暴は異なる」
「価値観が合わないように見えても、相手に何かが欠落しているとは限らない」
という、日常生活でも役立つ示唆があります。
最終的に、新兵だけが生き残るわけですが、そこにドイツ兵の「見逃し」が入るのがまた粋なところです。
戦争末期のドイツの内情など、批判すべきところは批判する。
しかし単なる「戦争反対」ではなく、勇敢に戦うことの意義もちゃんと訴えている。
そして、ドイツを一方的に悪者にしない。
バランスが実によくとれていて、示唆に富んでいます。
グロテスクなシーンも少なくないですが、見て損はありません。
リアル・・・
かなり残酷なシーンが繰り返しある
グログロ全然平気な私でも
戦争映画となるとリアル過ぎて
見ていて苦しくなった(;>_<;)
訓練をうけていない新人がいきなりこんな場所で
殺しまくれと・・・
任務だぞ!!!
やらないと自分が…仲間が死ぬ
戦場では正義感なんてなんの役にもたたない
極限状態の中で変わっていく新人
綺麗ごとでは無い、戦争の残酷さ
死と隣り合わせの現実が
かなりリアルに感じさせられた
字幕
テーマはなんだったっけ
見終わった感想は重いの一言。
しかし思い起こしてもテーマが今ひとつ分からない。新兵の成長が主題じゃないだろうし、カットされたであろうシーンに分かりやすい所があるんだろうなぁ。
とりあえず話に聞くティーガーは強いという事は理解しました。あんなのに出会ってしまったら逃げるしかないですね。
必然性がない
戦車を中心とした画像や最近では珍しい戦場の画像がインパクトあるが、よく考えると何を伝えたいのか。戦争の悲惨さか。ノーマンは、事前に読んだレビューほど、本質が変わっていない。
無傷のノーマンを生かして何をつたえたかったのか。
インターステラーとはしごて観賞しましたが、かなりの差。インターステラーこそ、アカデミー賞に値する。
ブラッドピット以外の三人の描きかたがステレオタイプ。下品。そうはならないのではと感じた。もともと、敬虔なクリスチャンが二人も。
戦車戦は珍しく。インパクト。
パツトン大戦車軍団を思い出したが、実像はあちら。
無線つかえずなら、撤退。十字路も空爆したらよい。自暴自棄で、みな、死ななければならない必然性乏しい。
それほど重要なのに、戦車のみで。
都合よく無線使えず。なぜ、やりすごさない。こんなチームなら、アフリカから、ドイツまで、いきのこれないはず。
最後のシーンとるための設定。
がつかりでした。戦車シーンのみ、語られる作品になるとおもいます。
おすすめしませんレンタルでじゅうぶん。
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