ヴェルサイユの宮廷庭師のレビュー・感想・評価
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マティアスとケイトの大人の恋愛。
貴族同士の恋愛なのかと思ったらそこに仕える者のストーリー。 貴族の衣装や住まいは豪華で美しいけれど、主役2人が美しい! ちょっと物憂げな感じで終始かっこいいマティアス。きれいにびしっと整ってない長髪がむしろいい。 男性の中でも泥にまみれてもがつがつ作業するケイトはすごく素敵。お出かけの装いの時は顔だけじゃなく豊満な胸元も美しい。 幸せな気持ちになれました。
皆さんがレビューに書いているように中味はラブロマンスだった。
原題のほうが納得できる。庭の面白い話が少しはでてくるかと思ったが残念だった…。専門家がメインキャラとなるこの手の映画では、専門的な知識を多少は織り込んで鑑賞者を楽しませてほしいものだ。 ルノートルは、最初は渋くてステキ〜と思ったが、終盤では、奥さんから解放され美女もゲット、仕事も上々で喜ぶ棚から大きなぼたもち受けるニヤケ男に見えてきて残念。熱心に仕事に取り組んでいる場面がもっとあったら同じ笑顔でも印象は変わってきたかも…。 ここまで最初と最後とで印象が変わったキャラも珍しかった。 とはいえフランスの香りの疲れないラブロマンスを、ということなら、この作品は良い。 そのほか、わたしは監督のアラン・リックマンが演じたルイ14世がかなり気に入った。薔薇の花の比喩のやりとりも面白かった。この映画が、監督が自分に花を持たせるために作ったということなら、そこそこ成功していると思う。
ヴェルサイユ宮殿の庭園を任された女性庭師のお話。 辛い過去を持った...
ヴェルサイユ宮殿の庭園を任された女性庭師のお話。 辛い過去を持った女性庭師が仕事に恋愛にと自分を取り戻していく。庭師というよりは恋愛要素が強い。 派手さはないけれど、静かに、ケイト・ウィンスレットが迷いながらも光を取り戻していく終盤は良かった。
邦題がイメージと違う
宮廷スキャンダルみたいな邦題なのでちょっと敬遠していたが、庭師が女性主人公だったとは。 女性がシビアな環境で男性と仕事していく姿はとても共感できたし、主人公の奥行きもあって見応えがあった。 お庭素敵、の映画ではなくて裏方だけど、彼女のセンスは至る所に散りばめられているので、ガーデナーだったらとても楽しめると思う。
がんばる姿が美しい
登場人物が、美しくて、庭園ができるまでの過程がわかっておもしろいのだけど、ケイトウィンシュレット演じる主人公の過去が苛酷すぎて、胸が締め付けられる。期待した、女性ががむしゃらに働いて地位を獲得するという単純な内容ではなかった。日本語のタイトルにいつも惑わせられる。日本も行間を読むというしゃれた文化を取り戻したい。何でも間でも有名だからいいと思うこの流れ、なんとかならないのかな。
自然へのささやかな抵抗か
ヴェルサイユ宮殿の大庭園を造営した女性庭師(ケイト・ウィンスレット)とルイ14世(アラン・リックマン、監督も)、国王直属の建築家との関わりを描いていく。 役者がそろっているので安心して見ていられる。 あの庭園のうんちくが無かったのは残念。
この題名なんだからさ…
ストーリーが少々… この題名の映画なら庭についてガッツリ議論しようよ笑 なーんて思ってしまったけれど、コスプレ上手な恋愛物語マスターなケイトが出てるんだから当然お話はケイト中心で当たり前だ! と見終わって、見たことを少し後悔しました。 ベルサイユのお庭って行った人なら当然よく分かると思うけど左右対称で素敵じゃないですか!そーゆー所を教えて欲しかったのに…とほほ まぁラブストーリーとしては、いやラブストーリーと知ってて見ていたとしても配点は変わらないと思います。
主役二人が美しい
野性味あふれる逞しさと美しさを兼ね備えたヒロインと理性で献身的なヒーローが、刻一刻と心境変化して注文をつけまくるルイ14世というクライアントに立ち向かいつつ少女漫画する話。本当に少女漫画みたいな障害があるしすごい。二人とも相方に愛人作られて乾ききってる同じ脛の傷持つってのがアダルト恋愛かつフランスらしくていいですね。二人が庶民で家名とかしがらみに囚われないので安心して見ていられます。
陛下との問答が好きです。
ルイ14世のメヌエットとか太陽王の称号とか細かい所に仕込んでるのが大河ドラマならでは!
背景もドレスも豪華!かつ、宮廷の歪さを庭師の視点で描いてるのも新鮮だな〜。ババアだらけの女子会は凄い。あとオルレアン公〜〜!スタンリーさんの独特さは凄いなあ、円満な三角関係凄い。
「ヴェルサイユの宮廷庭師」を観て
不幸な過去を背負った女性の宮廷庭師が、ラブロマンスに発展しながら苦労して仕事をやり遂げる、といったストーリー。17世紀のヴェルサイユの社会や宮廷の雰囲気が楽しめる作品。最後に完成した水が流れる庭は、美しかった・・
ラブロマンス
庭師としてお互いにぶつかり合いながらも 信頼、愛が芽生えていくのかなって思っていたから そこは凄く裏切られた! けど悪い方向ではなかった。すごくキレイで美しく感じた。 庭が出来上がっていく行程はもう少し観たかった...とは思ったけど 過去に囚われている中 懸命に生きようとつなぎとめようとする様を 主演のケントウィンスレツトが熱演していた。 マティアススーナールツも秘めた情熱というか何というか... 2人共が凄く光ってた! アランリックマンのニヒルな笑みも頂けて(*´ω`*)♡ 波の強弱はないから物足りない人もいるかも。 けど人の心の波はしっかりと捉えていて、その伝え方も良かった。 荒々しく伝えるのではなく波紋が広がるように伝えていく...感じ! ..伝わらない(´×ω×`)
フランス組曲、リリーのすべてに続いて、マティアス・スーナールツが出...
フランス組曲、リリーのすべてに続いて、マティアス・スーナールツが出ているこの映画を見てみました。 過去に深い傷を抱えながらも、庭師として懸命に働くサビーヌ・ド・バラ。 そんな彼女の感性に魅了され、彼女を支えるル・ノートル。 水浸しになった庭を修復していくなかで、ふたりの間に確かな繋がりが生まれていく。 ゆったりと穏やかで、美しい映画だった。
ストーリーの主軸がねじれている
アラン・リックマン監督! しかも出演もしてる! ということで観に行った映画。
ヴェルサイユ宮殿の庭園作りに焦点を当てたプロジェクトX的なストーリーに恋愛が絡んでくるのかと思っていたら、ストーリーが進むにつれだんだん逆転していっていつの間にかラブストーリーになり、途中妨害があったにもかかわらず、庭園があっさり完成したのでちょっと拍子抜けしてしまった……。ストーリーの主軸がねじれてなかったら、もっと面白かったんじゃないかなと思った。
一昔前の少女漫画みたいな、ベタなラブストーリーを中年女性が演じていることに若干のイタイタしさを感じなくもないけど、ケイト・ウィンスレットとマティアス・スーナールツがものすごく魅力的なので助かった。特にケイト・ウィンスレットは、乙女のような純粋さと、熟女のエロスを兼ね備えたすごい女優さんだと思った。
アラン・リックマンは相変わらずええ声だった。
もう少し美しい庭園のビジュアルが見たかった。
当時のベルサイユでの暮らしぶりや、人間模様が興味深くケイト・ウィンスレットのつつましゃかな演技に魅せられました。 タイトルからして、もう少し庭園の風景を期待していたのですが… ベースはしっとりとしたラブストーリー。 気になったのが、ベルサイユで英語って…
庭師というよりもラブロマンスがメイン
過剰なまでに谷間を強調されたその始まりに、嫌な予感がした。その予感は半ば的中してしまうのだが、それほど嫌な感じでもなかったかなというのが正直な感想。 確かにケイト・ウィンスレットの肉体にはそそられます。出されれば、そりゃあ見ます。だからなおさら邪魔なんです。いや、邪魔じゃなかった、ある意味これも重要な要素であったりもしたのだなーと今にして思っています。 英語でフランス人らしい庭をとか主張されても腑に落ちないし、彼女には下心なんて全く無いわと言わずもがなのセリフを与えられても引いてしまうだけなんですけれど、一生懸命ド・バラを魅惑的にしようとする皆の努力がひしひしと伝わってきて、感動を覚える場面もありました。 ヨーロッパ貴族のことに精通しているかどうかで見方が全く違ってくる可能性大だと思います。知識ほぼなしの私は楽しめました。そして後で個人的に歴史を紐解いてみると、映画の中の設定はアイデアなのだと知るに至り、なんかチョビがっかり...そしてまた改めて考え直してみると、なかなか面白い設定かもなんて思い直したりして、要するに歴史を知っていようがいまいが楽しめるという結論です。ちなみに隣で見ていた知らない知識人風のおっさんは腕で口を隠しながら笑いを殺していました。なにがそんなに笑えたのか無知の私には理解不能です。
「柔軟な草のように」
観終わって。いや、観ている途中から「良い作品だなぁ」と強く思った。
庭師とは「自然を図面に添わす事」。
どのような地位の女性も同じ事で苦しみ、悲しみ、求めるものは同じ。
主人公のケイト・ウインスレットはこの時代が良く似合う。
すばらしいと思う場面もいくつもあった。
ルイ14世との庭での場面。
宮廷での会話。
音楽。
そして、最後の「舞踏の間」のお披露目の場面、愛する人の手を握りたくなるのが理解できた。
けれど、「われわれフランス人」と言いながら、全編英語って。
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