イヴ・サンローランのレビュー・感想・評価
全43件中、1~20件目を表示
「やりはじめますよ」というシーンが多すぎ。 またかと思った。 イブ...
「やりはじめますよ」というシーンが多すぎ。
またかと思った。
イブがゲイというのはわかった。もうわかったから!
それだけ孤独で、その隙間を埋めていたんだということはわかるんだけどさ。
虚しさ全開というか。
そこが迫る人にはすごく迫るらしいけど、私にはきつかったかな。
危ういけど確かな関係
サンローランについては若くしてディオールの後継者に抜擢されたここと、モンドリアンルックくらいしか知らなかった。
アルジェリア生まれだったこと、アルジェリア戦争の際には徴兵されたこととか、そしてその際にすぐ軍の病院に送られ、それが原因となりディオールに解雇されて独立したことなどを知った。
その彼を支えていたのがピエール。この2人、ビジネスパートナーでもあり恋人でもある。危うい部分もありながら、確かな信頼関係がある。
行動なんかは破滅的な部分もあるのだけれど、それでも不快にならずに観ることが出来た。
メインの2人、どちらもコメディ・フランセーズだったとは。これぞ2人の実力だろうか。
ゲイに拒否感ある方には勧められない
一言でいえば予想していたより感動しました。
性についての描写が多め、とは特に思いませんでしたが
もともと指定もついてる映画だし
どうってことはない。
ただし男性にはきついかもしれません。
とくにゲイに拒否感ある人は。
私が観て受けた印象では、もはや性別だのを問うのはナンセンス。
仕事上のパートナーであり、
なおかつ恋人から親友、母親的な位置づけにまで到達してしまった関係は
長年つれそった普通の夫婦と
なんら変わりないといったものでした。
むしろもっと密かも。
またそれほどにすべてをささげた相手が
孤独を埋めきれずにいるというのも
パートナーとしては寂しいことでしょう。
イヴとしては創造やデザインは
結局は自分一人で抱えて生み出すものであって、
支えてくれることに感謝はしてても
どうあっても分かち合うことはできないことだったと思います。
そんな寂しさや憤りも突き抜けて、
互いを認め合ってた二人を描いた映画だと感じます。
だから人物伝やブランドヒストリーを期待して
鑑賞すると肩透かしをくらうかも。
退屈な映画
イブサンローラン、モードの巨匠、彼の自叙伝。
内容は彼の苦悩や取り巻くパトロン、恋愛を描く。前半は雰囲気はあるが、後半にかけ、結局キラキラ、恋愛ばかりの話で、彼の凄さが全く伝わらないファッション映画でした。
えーーーー結局
ファッションデザイナーはゲイでやりまくる人生が全てなの?と思う映画。
薄っぺらで軽い主人公の見たくれと大差ない印象が正直なところ。ココシャネル、マックイーン。とデザイナー映画では秀作が多かっただけに残念な印象。
僕が過去に見たサンローランの映画はまた別のはず◎サグってみよう。
ブランド公認の伝記作品
ブランド創立からサンローラン氏の亡くなるまでを追った伝記作品。
俳優陣、映像ともに美しく、サンローラン氏の生い立ちや人となり、サンローラン氏を支えたベルジェ氏との出会いから別れが、ベルジェ氏からの思い出語りの形で描かれていて追いやすかった。
イヴ・サンローランに興味が無い人には、ちょっとキツイかな…
『プラダを着た悪魔』のようなファッションを題材にした痛快ドラマを期待していたので、ちょっと肩透かしをくらったというか… ハッキリ言って、感情移入のできない苦痛な作品でした。
序盤のディオール社のデザイナー抜擢!からの転落人生、からの再復活・躍進!といったあたりはドラマ性があり、として楽しかったのですが、その背景にあるイヴの恋物語が、兎に角ウザイ!
同性愛を否定するわけではないけれど、それをネチネチ見せられても興味が無い私には苦痛でしかない。更に、イヴには信頼できるパートナーがいるにも関わらず、別の恋に走っては、振り回されて自分をダメにして… 何やってんだよ!!って感じ。同情する気にもなれない。
軽妙なジャズの多用(カッコイイ!)や、衣装のエレガントさ等はとてもよく、その辺は大変満足だったのですが…
趣味に合わない映画でした。残念!
会うべきして会った偶然の必然。
光と影は表裏一体だとか。
光が強い程、闇も深い。だとか…
言うけれど、まさにその通りな私で…
畑は違うけれど、
今の私には、凄く治療薬になった作品。
1%の光が忘れられず、
99%の闇の中で、もがき破壊し、創造する。
1の光が、99の闇をも、かき消す程の力があって…
同じ事を繰り返す。
今、1を見失ってた。
気力を無くしてた私に…気付かせてくれた。
今の苦しみは、光放った時のパワーとなるんだ。
と思えば、この不安や、喪失感も…
未来への希望へ繋げる事が、きっと出来るはず。
そう刻んで闇を乗り切らなきゃ。
腐ってた私の治療薬の作品でした。
思うことは、沢山あるけれど、
今自分に、できることを。
イブ・サン=ローランのキャリアや人生の光と影を描いた伝記ドラマ。サ...
イブ・サン=ローランのキャリアや人生の光と影を描いた伝記ドラマ。サン=ローランの元恋人で、ビジネスパートナーでもあった実業家のピエール・ベルジェの協力や、イヴ・サン=ローラン財団所有のアーカイブ衣装の貸し出し許可なども得て製作された。
【イブ・サン=ローランの歴史とピエール・ニネを知った作品】
- イブ・サン=ローランの華やだったのではと表面上、思われた哀しき生き様がきちんと描かれており、興味深く鑑賞。
近年のアレクサンダー・マックイーンの生きざまと重なった作品である。-
タイトルなし
1953年パリ
Diorの亡きあと後継者に抜擢された
若き天才 イヴ・サンローラン
『モードの帝王』
フランスが世界に誇る
ファッションデザイナー
.
彼のキャリア 人生の光と影を描いた
伝記映画
天才故のプレッシャー 苦悩や孤独
薬物やアルコールに依存する姿や
支援し続けるパートナーの存在
その事実を
ピエール・ニネが繊細な演技で表現😌
.
サンローランを支えるパートナー
実業家のピエール・ベルジェ
ギョームガリエンヌはまり役😊
自伝 シンプルに
私自身ファッション業界で働いているので、参考資料としても鑑賞した。
漠然とした憧れがあるイブサンローランの半生を垣間見れて貴重な映画だとは思う。
フランスの世界観に戸惑いは覚えた所は多く、喫煙シーンの多さや、同性愛者の描写等、社会風刺にもなっている部分は多いと思う。
ピエール・ニネに初めて出会った映画
もう1本の「サンローラン」(ギャスパー・ウリエル主演)よりこちらの方が私の好みでした。
実物にそっくりですが、そっくりさん映画ではなく、ニネの繊細さと美しさと美的感覚を堪能することができました。なんて素晴らしい俳優なんでしょう!
うわあーキレイ!人もファッションも音楽もインテリアも、まぁーキレイ...
うわあーキレイ!人もファッションも音楽もインテリアも、まぁーキレイでお耽美でオサレ。そういう世界を堪能するための映画だった。
本物のモデルさんたちらしいけど、流石だねえー。
レビュー
モードの帝王と言われ、輝かしい世界に居続けたイブ・サンローラン。やはり芸術というのは難しい。人々が求める形なきものを具現化し続けることの難しさ。かなり大胆なシーンがあるので、一緒に観る場合は人を選ぶかもです。
フランスとパリ
5~60年代のフランスの背景を知った感じ…
服飾の世界は興味あるけど
ブランドにはまったく縁がないので
やはりファッションデザイナーという芸術家
その人物を描かれている物語として鑑賞
映像美術は映画ならでは
うわあーキレイ!人もファッションも音楽もインテリアも、まぁーキレイ...
うわあーキレイ!人もファッションも音楽もインテリアも、まぁーキレイでお耽美でオサレ。そういう世界を堪能するための映画だった。
本物のモデルさんたちらしいけど、流石だねえー。
彼氏に支えられた天才
Yvesの内気で神経質そうな繊細さが上手く演じられていました。時々中身は女の子なのかなと思うくらいでした。
彼の儚げな美しさと才能に惹かれ、常に彼を目で追ってしまうかのようなパートナーPierreの視線からは、ある時は見守るように、ある時は不安げに、ある時はどうにもならない気持ちを訴えるかのようで、複雑な愛情が伝わってきました。独占欲と保護欲が混在しているようでしたが、こんなに想ってくれる人が公私共にずっと側で支えていてくれたからこそ、天才は充分に力を発揮でき成功したのですね。
酒に薬に男に溺れていくYves。
生涯の男と愛人は別…。
お国柄なのか、男女関係なく入り乱れる奔放な恋愛は大変ですな(^_^;)。
徐々に規模が大きくなるコレクション。
最後のランウェイは本当に美しいです。
ファッションとは人間が身に付けられる芸術なのだと改めて思いました。
世界観に脱帽!
光と影。
音楽、
照明、
カメラワーク、
色彩、
美術、
そして衣裳。
何もかもがそこはかとなく美しい。
この世界観、大好き。
ピエール・ニネはもちろん、他の役者さんも揃いも揃って皆、美しいのだけれど…
私は何よりもギヨーム・ガリエンヌの醸し出す雰囲気に惹かれました。
一筋の涙を流すシーンが忘れられない!!!
何があろうとも惹かれてしまう息苦しさと切なさ。支え続けた彼の強さと、それだけ魅力的で才能溢れたイヴ・サンローラン、二人の関係にも息を呑む。
全43件中、1~20件目を表示