イヴ・サンローランのレビュー・感想・評価
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「やりはじめますよ」というシーンが多すぎ。 またかと思った。 イブ...
「やりはじめますよ」というシーンが多すぎ。
またかと思った。
イブがゲイというのはわかった。もうわかったから!
それだけ孤独で、その隙間を埋めていたんだということはわかるんだけどさ。
虚しさ全開というか。
そこが迫る人にはすごく迫るらしいけど、私にはきつかったかな。
危ういけど確かな関係
サンローランについては若くしてディオールの後継者に抜擢されたここと、モンドリアンルックくらいしか知らなかった。
アルジェリア生まれだったこと、アルジェリア戦争の際には徴兵されたこととか、そしてその際にすぐ軍の病院に送られ、それが原因となりディオールに解雇されて独立したことなどを知った。
その彼を支えていたのがピエール。この2人、ビジネスパートナーでもあり恋人でもある。危うい部分もありながら、確かな信頼関係がある。
行動なんかは破滅的な部分もあるのだけれど、それでも不快にならずに観ることが出来た。
メインの2人、どちらもコメディ・フランセーズだったとは。これぞ2人の実力だろうか。
ゲイに拒否感ある方には勧められない
一言でいえば予想していたより感動しました。
性についての描写が多め、とは特に思いませんでしたが
もともと指定もついてる映画だし
どうってことはない。
ただし男性にはきついかもしれません。
とくにゲイに拒否感ある人は。
私が観て受けた印象では、もはや性別だのを問うのはナンセンス。
仕事上のパートナーであり、
なおかつ恋人から親友、母親的な位置づけにまで到達してしまった関係は
長年つれそった普通の夫婦と
なんら変わりないといったものでした。
むしろもっと密かも。
またそれほどにすべてをささげた相手が
孤独を埋めきれずにいるというのも
パートナーとしては寂しいことでしょう。
イヴとしては創造やデザインは
結局は自分一人で抱えて生み出すものであって、
支えてくれることに感謝はしてても
どうあっても分かち合うことはできないことだったと思います。
そんな寂しさや憤りも突き抜けて、
互いを認め合ってた二人を描いた映画だと感じます。
だから人物伝やブランドヒストリーを期待して
鑑賞すると肩透かしをくらうかも。
退屈な映画
えーーーー結局
ブランド公認の伝記作品
ブランド創立からサンローラン氏の亡くなるまでを追った伝記作品。
俳優陣、映像ともに美しく、サンローラン氏の生い立ちや人となり、サンローラン氏を支えたベルジェ氏との出会いから別れが、ベルジェ氏からの思い出語りの形で描かれていて追いやすかった。
イヴ・サンローランに興味が無い人には、ちょっとキツイかな…
『プラダを着た悪魔』のようなファッションを題材にした痛快ドラマを期待していたので、ちょっと肩透かしをくらったというか… ハッキリ言って、感情移入のできない苦痛な作品でした。
序盤のディオール社のデザイナー抜擢!からの転落人生、からの再復活・躍進!といったあたりはドラマ性があり、として楽しかったのですが、その背景にあるイヴの恋物語が、兎に角ウザイ!
同性愛を否定するわけではないけれど、それをネチネチ見せられても興味が無い私には苦痛でしかない。更に、イヴには信頼できるパートナーがいるにも関わらず、別の恋に走っては、振り回されて自分をダメにして… 何やってんだよ!!って感じ。同情する気にもなれない。
軽妙なジャズの多用(カッコイイ!)や、衣装のエレガントさ等はとてもよく、その辺は大変満足だったのですが…
趣味に合わない映画でした。残念!
会うべきして会った偶然の必然。
イブ・サン=ローランのキャリアや人生の光と影を描いた伝記ドラマ。サ...
タイトルなし
自伝 シンプルに
ピエール・ニネに初めて出会った映画
レビュー
彼氏に支えられた天才
Yvesの内気で神経質そうな繊細さが上手く演じられていました。時々中身は女の子なのかなと思うくらいでした。
彼の儚げな美しさと才能に惹かれ、常に彼を目で追ってしまうかのようなパートナーPierreの視線からは、ある時は見守るように、ある時は不安げに、ある時はどうにもならない気持ちを訴えるかのようで、複雑な愛情が伝わってきました。独占欲と保護欲が混在しているようでしたが、こんなに想ってくれる人が公私共にずっと側で支えていてくれたからこそ、天才は充分に力を発揮でき成功したのですね。
酒に薬に男に溺れていくYves。
生涯の男と愛人は別…。
お国柄なのか、男女関係なく入り乱れる奔放な恋愛は大変ですな(^_^;)。
徐々に規模が大きくなるコレクション。
最後のランウェイは本当に美しいです。
ファッションとは人間が身に付けられる芸術なのだと改めて思いました。
世界観に脱帽!
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