娚(おとこ)の一生のレビュー・感想・評価
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最高の作品
なんとものどかで魅力的
トヨエツのダンディズム
一昨日観た「さよなら歌舞伎町」が
好きだったので、
廣木監督に期待して観ました。
劇場内はレディースデイだからか女子がぎっしり、
少しだけカップル、男は2、3人。
豊川さんって、スゴい人気あるんだね。
映画はトヨエツのダンディズムが軸。
ぶれない中年男は、どんどん観客を引き込んでいく。
意識したことはなかったけど、さすがの色気。
演技も素晴らしい。
きっと中年男は、勇気をもらえるw
田舎風景の中で、
たんたんと流れるストーリー。
盛りだくさんのエピソードをきっかけにして、
関係が築かれていくのだけど、
もう少し内面の変化を描いて欲しかった。
人物のディテールが全体に甘いと感じました。
漫画原作は、縛りが多いのでしょうか。
足なめから突然仲良くなるのも、
よく分からず。(趣味があったのかw)
この不要と思えるシーンが
プロモーションのメインビジュアルになってるのは、
狙いすぎた意図が見えて残念。
それでも見終わった後は
さわやかな気分になれるし、
田舎の風景はほっこりするし、
安心して観れる邦画の定番です。
群像劇かな?
思った以上に素晴らしい。
男から見てもトヨエツっていいわ
映画紹介から勝手に、「若い女の独り暮らしに寄生しただらしない中年親父のヒモ生活」かと思いきや、さにあらず。
榮倉は、その醸す雰囲気で、過去の失敗話は説明せずとも薄々わかる。
そこにトヨエツはつけ込むのか!と思ってたら、そんなずるさは微塵もなく、良くも悪くもぶれずに飄々としてる。
だんだんそれが、頼れる男らしさに見えてくるのだから不思議だ。
トヨエツの生い立ちが知れるにつけ、その生き方の訳も理解でき、いじらしく思えてくる。
けんかの後の榮倉を見る充血した涙目もせつなく、競艇で敗けがこんだあとのショボくれさも愛嬌。
とにかく、しぐさ一つ一つがどこかかわいいのだ。(コケかたや、メガネ投げたりとかも)
しっかりと作り込んだ、いい映画でした。
トヨエツになりたい
原作に忠実。予想以上によかった!
漫画からの映画ってあんまり期待してなかったんです。
元々漫画が好きで読んでいたんですが、内容も時系列の多少の違いはありますが、しっかり再現されていました。
またそれぞれのストーリーの中でウルっときたり、クスリとくる演技が豊川さんと榮倉さん表現してくれてます。
田舎のゆっくりした時間の中で、ちょっとずつ距離が縮まっていく感じ。ずっと見ていて楽しかったです。
個人的にはバレンタインに落ち着いたカップルとか見るのもいいんじゃないかと。あと豊川悦司のかっこよさを見に行くだけでも十分楽しめる作品だと思います。
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