娚(おとこ)の一生のレビュー・感想・評価
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大人の恋のお話
原作を先に読んでいるので、どんな感じに4巻分のお話が進んでいくのか気になるところでした。
簡単に言えば、ちょいちょいつまんでふんわり仕上げた作品です。
映画化されるにおいて内容が原作と少し違うのはよくあるあるですが、特に違和感なく観れます。
住んでいる場所とか色々と考慮してそうされたのかもしれませんが、全体的な画が綺麗で私は好きです。
海江田先生役の豊川悦司さん、最高でした。
嵐山を歩く姿も綺麗でした。
白スーツ最高。
( 笑 )
いつも私の好きな作品の実写化が榮倉奈々さんで、私の中の原作からのイメージとは結構離れているんですが、映画的には保守的なのかと思いきやわりと脆くでも芯は強く柔らかい雰囲気を醸し出す榮倉奈々さんがいい感じで演じられていました。
原作は優しくて脆いけどもっともっと強い感じで最後の方はエネルギー有り余ってる感じだったので。
評価は原作派として★3個で。
優しい大人のラブストーリーを観たい方にはオススメです。
トヨエツ様がかっこよすぎてどうしよう
すっっっっっっごいよかった。
レビュー見てたら酷評多くてびっくり。
久々にツボど真ん中映画だったんだが。
足キスが広報につかわれまくりだって
気持ち悪いとかいうレビューもみたけど
そこに視点をおきつづける必要性を感じない。
ほど、全体的な空気感とか二人の距離の近づく感じとか
リアルでかつ優しくてとてもよかった。
なんせトヨエツ様がかっこよすぎてどうしよう。
あんな変でかしこくで面倒くさそうな大人男子が近くにいたら
私確実に瞬殺で惚れてしまう。。。
榮倉ちゃんが相手役というのもまたよかった。
素敵な大人ラブストーリーでした。また見よう。
高身長カップルのラブストーリー
トヨエツ演じる役を受け入れられるか否かで作品自体の見方が変わるかと思うが、総じてなかなか楽しめる作品だったかと思う。
榮倉奈々も背が高くトヨエツと並んでも引けを取らないため、2人が並んでいるシーンは非常に絵になった。ただ安藤サクラとのシーンは距離感に少し違和感を覚えたので演出で何か工夫があったらよかったかも。
状況的にはあり得ない恋愛に発展するストーリーだけれど、田舎の風景をうまく投影させ情緒的に二人の縮んでいく距離感を映し出せていたと思う。
冒頭とラストでしっかりと結んでいて腑に落ちる印象を与えるところはさすが広木監督と思えるところ。
生理的に合わないー
まずおばあちゃんと関係のあった人って時点で無理だし、トヨエツのねばっこいヤラシイ感じが気持ち悪い。
ああいうズケズケくる人がNGなので、私だったら最初に警察呼んじゃってると思うw
という時点でなかなか移入できなかったですね。
主人公の背景が謎だったのでなんとも腑に落ちない感じでした。
絵になる2人
豊悦は幾つになっても色気がありカッコイイ。
長身の2人が絵になる京都シーン。
原作漫画は読んでいないが妄想が膨らんでしまう。
不倫の痛手から祖母の元に逃げ帰った矢先に祖母は他界。
離れに住む50過ぎの祖母と訳ありげな大学教授と不自然な共同生活を送ることになる。
図々しくものを言う教授にムカつくつぐみだが、手料理を美味しそうにパクパク食べる姿はなんだか憎めない。
クールなようで人情派の教授は、子供の躾に厳しくもあり温かい。
食事のシーンや薪割り、買い物帰りなど家族感がありホッコリします。
つぐみの親族も教授との結婚に賛成していてなんの問題もないのだが…
つぐみの気持ちは?
つぐみの母が
おばあちゃんの遺産だと思って教授ももらったら?って…
なんとなく気持ちが傾いてきたつぐみの前に元カレが現れる。
近所のおばあちゃんが
大切な人は離しちゃダメだって言う。
嵐の夜に助けに来た教授は正にヒーロー。
ラストに届くハガキの⭕️にウルっとします。
萌えず
後期おじさんに入ったトヨエツに萌える気まんまんで見ました。
なにこの気持ち悪い男…え、受け入れちゃうの?警察呼んだ方が良くない?
うわ、腹立つ…え、受け入れちゃうの?
の繰り返しでした。
良かったのは木野花のお婆さんぷり。
ちょっと無いくらいつまらなかった…。
足の指を舐めるシーンに負けた台詞たち
映画「娚(おとこ)の一生」(廣木隆一監督)から。
いつものように、メモ帳を片手に観はじめて、
「君、そこそこきれいなのに、手入れしてへんな。
そうだ、練習やと思うて、僕と恋愛してみなさい」と書いた。
「女というものは、たとえ親友の秘密でも黙ってられへん。
そういう生き物や、最低や」や
「いつの時代にも、おっさんが好きな子っておるんやな」
「いわゆる『枯れ專』ですね」で、思わず笑った。
「君は自分を大事にしなさすぎや、腹立つ」
「祖母と付き合っていた人となんて無理です」
「君の過去なんてどうでもいいわ。
過去には戻れへんのに、どうして目の前の僕を見いへんのや」
「僕は君を一人にせぇへんで」
「通りすがりのおっちゃんやと思うて、僕の胸で泣いてもええよ」
これ使える、とメモはしたけれど、豊川悦司さん演じる「海江田」が、
榮倉奈々さん演ずる「つぐみ」の「足の指を舐めるシーン」の
インパクトで全て吹き飛んだ。(汗)
中途半端なセックスシーンより、興奮してしまったから、
「足の指を舐めるシーンに負けた台詞たち」とメモしておこうっと。
不思議な感じの作品
独特のテンポで綴られる片田舎での日常。
都会では当たり前の出来事が田舎ではそうとはならない。
原作読んでないのだけども不思議な印象でした。
淡々と進むストーリーに大きな展開も無ければ
どんでん返しも無い、ラブストーリーの情熱も
感じない。
榮倉奈々とトヨエツの純愛でも無ければ
どろどろしい部分も少ない。
でも最後までみてしまうそんな映画。
ただ、キャスティングに問題あるかな。
榮倉奈々は好きな女優なんだけど
半端なく色気が無い。
ベッドシーンでも肩幅の広さが印象に強く
細腰やうなじに感じる女子特有のセクシーさは
本当に微塵もない。
あのシーン無い方が彼女には良かったかもね。
トヨエツはまずまず、鹿児島の雰囲気をうまく
演出出来たと思います。
全体的にあり得ない話なんだけど中年男と不倫に疲れた
OLのラブストーリー。正直きもい。
んなわけあるかい!というつっ込みと
うらやましさ半分半分の複雑な感情。
でも最後まで観てしまう、そんな作品。
割と好きなリズムです
祖母の家で染め物を
していくお話。と言えば聞こえはいいが
祖母の元彼と何故か同居して
そして告白されて
恋に疲れて会社も辞めて
祖母の家に来たのに。
もう恋なんてしないと思ってた。
だけどキミを一目見た瞬間、
また恋に落ちた。←このセリフ大好きです。
原作とは大分違うけど
ゆったり流れる田舎の雰囲気と、
ゆったりすすむ物語。
このリズム感が良いです。
独特の空気感漂う映画でした!
登場人物に共感出来ない
原作を読んでいないのですが、漫画がキュンキュンすると聞いたので観てみました!
前半トヨエツ演じる大人の男の魅力がサッパリ分からずどこに惹かれたのか疑問に思いました。後半良いところ見せてはいたけど、そこまで(^_^;
奈々ちゃんの良さも出てないし、1回観たら十分な作品でした。
丁寧さの権化
近頃Instagramで「#私を構成する9本」ていうハッシュタグが流れてくる。私はこの映画をそのうちの1本に入れることにする!
上述したあらすじを読めば、まぁありがちな「少しずつ変化が」系なんだけれど、 一つ一つのエピソードから、つぐみの真摯な性格だったり、海江田のちょっととぼけた真っ直ぐさが伝わってきて、全然ありがちじゃない。唯一無二。そんなに大きな出来事はなくても(ウイルスは蔓延しないし地球外生命体の襲撃もない)、丁寧に作りあげればこんなクオリティの作品になるんだなぁと感激した。
自分史上最高に大好きで泣きまくったドラマ「Nのために」も、視聴率こそすば抜けて良くはなかったものの、視聴者の満足度は非常に高かったらしい。Twitterのタイムラインに流れてくる感想を読んでみると(寝る前の日課だった)、「丁寧」というフレーズが頻繁に出てきた。そうなんだよ。丁寧さって大事よね。おばあちゃんとつぐみが染物をするというのが特徴的。染物って。染物って。丁寧さの具現。つぐみの母親は対照的で、大雑把でよく喋って悪く言えば雑。だからこの映画では重要人物にならない。つぐみと海江田の恋は、雑な人間は足を踏み入れることのできない聖域。
あと、これも「Nのために」を観て思ったことだけれど、榮倉奈々の、田舎町に佇む民家と自転車への馴染み具合ね、これはもう尋常じゃない。長身でスレンダーで顔も小さくて、只者じゃない感満載なのに不思議と庶民的な景色がしっくりくる。飾らない雰囲気ながらトレーニングはガッツリ週5回やっているらしい。元モデルでここまで演技ができる俳優さんってなかなかいないと思うんだ。すーごく好き。
そしてところどころフジモンに見えたトヨエツ。「なんかのCMに出てたよね〜」くらいしか興味なかったけど、海江田の立ち居振る舞い全てが微笑ましくてトヨエツも好きになった。5分に1回の頻度で笑みがこぼれまくった。しかしあの有名な足を舐めるシーンは驚異的に官能的だった。
哲学の教授ということで、一応大学で哲学専攻だった私にとっては馴染みのある人物像。行き過ぎた真面目さゆえにどこか面白おかしくなってしまう。本人にその気はなくても周囲はほっこりしてつい笑ってしまう。あぁいう先生いたなぁ、古代ギリシャ哲学の講義とか震えるほど楽しかったなぁ。懐かしい。
いい映画だったから録画を消さずにおこうと思う♪
またいつか観たいな。
彼の愛は祖母からの贈り物
かも知れませんが…、私は生理的に無理でした。
主演2人が、脚が長いということ以外、魅力的に描かれていません。
海江田という男性の、大人の男の包容力や理解力は徐々に見えてくるものの、昔想いを寄せた女性の孫に恋心を抱くという、変態中年男にしか見えなかったです。(ファンの方すみません。)
平穏と退屈を含んだ静かな大人の恋愛でした。
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