「てっきり夫婦愛かと思いきや」トワイライト ささらさや サクライさんの映画レビュー(感想・評価)
てっきり夫婦愛かと思いきや
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冒頭、「あたくしもう、この世の人間ではございません」と言う、噺家、大泉洋のセリフから始まり、その語りによりストーリーが進んでいくのだけど、笑えない噺家の話なだけあって、これがまったく面白くない。
気弱で頼りない妻と幼い息子を残し、交通事故で死んでしまった主人公。
妻と息子のことが心配で、心配で心配で、心配で心配してたら他人に乗り移っちゃった!というお話。
「ささら」という不思議な街で、
個性的な隣人と出会い、隣人たちに支えられながら、母親として成長していく。
てっきり夫婦愛を描くのだと思ったらそれだけじゃない。
「ばっかだねー、おめーは。」
まるで口癖かのようにサヤ(妻)に話しかけてきたユウタロウ。
次第に母親として成長してきた妻に、目を逸らしてきた大切なものに気付かされる。
ところで、ヘッドライト5回点滅は、もしかして・・・愛してるのサインーーー?!?!?!
街の風景がジオラマで
初めは、まじか!って思ったのだけど、
そこに「ささら」という街の不思議さが現れていてとてもいい。
個人的に富司純子さんの声や口調が大好きです。
もうまさにサマーウォーズのおばあちゃん。
そして見所は寺田心くん!
あんなに長いセリフを…。。
可愛い。可愛すぎる。名演技すぎて、おばちゃん涙が止まらないよ。
(寺田心くん大好きなのでかなり贔屓目で見てます)
全体的に展開というか心境の変化が急で、理解できてない部分も多く、もしかしたら気付いてない描写があるかもと思い、無難に☆3つ。
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