劇場公開日 2015年11月13日

ハーモニーのレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

1.5原作の世界観が全く出せていない

2024年11月5日
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鑑賞方法:その他

寝られる

原作はすごく良かったです。

ただ映画は…
映画だけしか見てない人でも途中からラストが
【はい、でしょうね】となる結末は分かると思うんですが、途中から分かっているにも関わらず、原作で感じたヒリヒリと刺さるような感覚も全く無く、ただただ延々と単調に無駄な描写も含めて平坦なストーリーが続いていただけでした。

ハッキリ言ってつまらない。
原作を時間内に表現するのはもちろん難しいとは思いますが、原作リスペクトが全く感じませんでした。

映画制作サイドの
【俺の表現、感性すごいだろ】
みたいな圧が描写の節々に出てしまっている感じがして、苦痛でした。

夜中に見たらたぶん途中で寝てしまうぐらいずっと平坦で盛り上がりもほぼ無い一本道作品。

原作が素晴らしいだけにかなり残念な作品でした。

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ルシリース

3.0テーマが良い

aさん
2022年2月11日
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意識とはなんなのか、考えるのが楽しかったです。
人の意識についての解釈をよく考えられてアウトプットされているのだろうなと思いました。
作画が怪しいのと女の子の関係性の演出が若干生々しいため見づらさはありました。

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a

4.0入り込んでしまう映画でした

2020年10月21日
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原作既読です

最後が違うので評価が分かれる作品(否の方が多いかな)
自分はかなり良かったと思います
この作品で伊藤計劃さんを知りました

レビューを書きにくい作品ですね
凄く良かったけど、それをどう表現したらいいか分からない
全てが感情
溶け込むと言うか…

自分に語彙力がないのはその通りですが、簡単な言葉も出てこないです

なんとか言葉で表すなら「観るんじゃなく感じる映画」ですかね

レビューになってないなw

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w_MAXL_rose

4.0繊細な百合SF

2020年6月7日
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鑑賞方法:VOD

ラストは原作寄りにもうちょっと何とかして欲しかったけど、忙しい人のハーモニーとしてはいいのではないかな。プロップがクリーンだけど不気味で好き〜!

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れお

3.0映像がきれいすぎ

2020年3月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

天才SF作家・伊藤計劃の劇場アニメ化作品。映像がきれいすぎるなあ。

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とし

4.0彼女が最後に選んだものは

2019年11月2日
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鑑賞方法:VOD
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das Stout

3.0ハーモニー

2019年5月22日
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誰かのユートピアは誰かのディストピア。

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タウンマーチ

5.0最高でした。原作は未読で、読んだことがあるのは虐殺器官のみです。 ...

2018年8月12日
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最高でした。原作は未読で、読んだことがあるのは虐殺器官のみです。
初見の人にもわかるようにしているだろうなとは思って見てだけれど、最初から最後まで本当に素晴らしかった。完成度高い。

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collectible

2.5不思議な未来世界

2018年6月14日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

難しい

・3人の同級生、体に埋め込まれたインターフェース
・お話がわかりづらかった

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mimiccu

3.5最初と物語の進む方向が違い過ぎる

2018年1月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

人工的な絵柄と女子校生のレズってナニコレ
健康まで管理される超監視社会
人類の完璧なハーモニーのためには意識など無くていい!ということか。
独特なアニメが邪魔をするので原作小説を読んでみたい。

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消されるので公開しない

3.0ウォッチ・ミー

2018年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

未来の人類は憎悪に満ちた戦争を経て、平和で病気のない世界を作り上げていた。
これは多くの人間に感情をコントロールする装置を埋め込んだおかげだった。
そんな社会で多くの人間が突然、自殺するという事件が起きる。
ちょっと危ない話。

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いやよセブン

4.0テーマが好きなら気にいること間違いなし

2018年1月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作小説は何度も読んだ。世界観やストーリーが個人的にツボでお気に入りの作品。アニメ化させるに際してその魅力がどこまで映像化されるか注目していたが、まずは及第点。回想・独白が多いことに抵抗を感じる人もいるだろうが、もともとが深遠な作風なので受け入れるしかない。

ただ、WatchMeを体内に埋め込むことで病気が駆逐された超健康社会の極端さとシニカルな滑稽さをもっと深く描いてほしかった。主人公たちが生きる世界をより具体的に理解できた方が、ストーリーを断然楽しめるからだ。

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たろ☆

5.0面白い!

2017年12月22日
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これで『虐殺器官』も『屍者の帝国』も観たけど、どれも面白かった。『虐殺器官』と『ハーモニー』はもう一度小説も読みたいなぁ〜。

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そうたん

5.0伊藤計劃作品の中でも一番好き!

2017年12月5日
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鑑賞方法:TV地上波

大好きな作品。

この世界はWatch meというナノマシン遺伝子に管理されています。

平和を人工的に作り出した世界では、機械によって健康や生活を守られながら生きているのです。

一見理想郷とされる幸せな世界。

でも、トァンにとってここは、優しさに殺された死の世界なのです。

この幸せに満ち溢れた世界で苦しむ人間たちを解放しようとするトァン。

与えられた健康や幸せは、本当の意味での優しさと言えるのでしょうか?

人工的に作られた理想郷に、果たしてどこまで人間はついていけるのでしょう。

全てが完璧な世界なんて、本当は存在しないのかもしれません。

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ガーコ

1.5色々と考えてしまいました。問題作。

2017年10月18日
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鑑賞方法:映画館
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余 疏涅

3.0原作未読

2017年2月28日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

屍者の帝国を見てから見ました。

ラスト衝撃あったけど、自分的には好きかな。
世界観好きです。

伊藤計劃さんの小説読みたくなった。

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Mi-ku

4.0フジで放映してたのを録画で観た。 「優しい地獄」とかパワーワードが...

2017年2月25日
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鑑賞方法:TV地上波

難しい

フジで放映してたのを録画で観た。
「優しい地獄」とかパワーワードが多い。
1回だと内容理解しきれなかったので、もう一度観てみたい

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totte

5.0泣きました〜

2017年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

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アイカ

自我が生まれ死ぬまで

2017年2月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

捜査官の主人公が事件の解決と落とし前をつける話

虐殺器官を鑑賞後勢い余って見ることに。

劇場とTVの差、作画の差などで大分げんなりしてしまったものの、話自体は面白かった。
アクションより事件捜査と回想に重きを置いた展開なので退屈と感じる人もいるかも知れない。

同じ世界の後日譚だが本作は平和の約束された日常、自我がどんどん削られて争いの無い世界。ちょっと過剰すぎる気がするがこれが世界平和の一つの形なのかも知れない。

世界のシステムを逆手に取った犯人のテロ、同一作者なだけに展開が似ている気がするが、主人公達は女性なのでそれならではの心の動き、感情がいい差別化になっていた。

親友のいかにも拗らせた様な性格も話が進むにつれて理由付けされていくし、最後の展開なども綺麗な決着だった。
ただ、世界観と緊張感があまり感じられず、大多数の人類が終末のを迎えであろう大規模な話な割りに、身内だけでなんだかこじんまりしてしまった感がいなめない。
犯人の動機は捻りがあったのだが自分としては納得があまりできなかった。いや理解が足りていなかったのかも知れないのだが・・・

自分の理想郷に人類を連れていこうとした訳だが、そこには友情も愛もない世界、主人公の事が気に入っていた様だがそんな感情も生まれなくなってしまう世界に行く意味はあるのか?
合理的に考えているのか感情的なのかよくわからなかったが、それでも決着をつける最後は切なく思えたし、綺麗な悲劇だと感じた。

原作を読めば理解が深まるだろうが、映画として一つの作品なのだから単体で納得させられる作りであってほしかった。

劇中セリフより

「理想を求めるか心理を求めるか」

どちらも欲しいが純度が高い物ほど一つしか手に入らない。

理想も心理も突き詰めると人間は人間でいられなくなるのではないだろうか。目指すのは勝手だが目指さないのも勝手なはずだ。自分の判断を押し付けてしまわないようにしたいものです。

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フリント

3.5もったいない

2016年12月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

伊藤計劃の虐殺器官、ハーモニーは
いわゆるゼロ年代SFでは非常に評価されている

本作は小説の映像化という点で高評価
でも作品としてはやや評価を下げざるを得ない

もともとハーモニーは密度が濃い小説
ナウシカのネタやしょうもないギャグ、
フーコー、ヒトラーの雑学まで
「etml」なんてのは、この作品の根幹をなすのだが
大幅に削られている。これは映像化で当然

画面映えする表現を選択して描いているのは好感。
小説で想像していた世界が見事に表現されている。
町並みや建物の造形は主人公の感じる嫌悪感を反映しているのだろう
小説上では色彩の薄い立方体なのだが、この改変は世界観を表現するのに一役買っている。
またPassengerBirdのデザイン、螺旋監視官の制服デザインはずば抜けて優れている。

ただWatchMe、生府<ヴァイガバメント>、財布が使えれば~などの説明などもごっそり抜けている。
作品の大きな魅力が喪失しているので映画をみて面白いと思ったら小説は絶対に読んだほうが良い。

ハレルヤは流石に宗教色濃いので改変したのだろう。そこは脳内補完した

あくまでも映像化は成功している。
が、単体作品としては魅力が少ない。

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tabletap