「号泣!私たちは野球で一つになる!」KANO 1931海の向こうの甲子園 しのたんさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣!私たちは野球で一つになる!
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映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』で号泣。今年の野球映画三部作(と、私が勝手に呼んでいる)の中では、断トツの涙。
2013年3月のWBCの台湾VS日本の名勝負が重なって見えたためだと思います。あの試合は、本当に素晴らしかったですよね!
映画の中で、野球をじっくりと見せてくれました。球児たちが、若々しくて、すれていない。近藤監督が「俺が甲子園に連れて行ってやる」と気負っていたのに、少しづつ変わっていく。3時間という長さが、その移り変わりを自然に見せてくれていました。
近藤監督は、勝つためには平等な人です。近藤監督曰く、
「蕃人(先住民)は脚が速い。漢人は打撃が強い。日本人は守備に長けている。三者のよいところをひとつにすれば、理想的なチームができる」
驚いたのは、台詞の9割が日本語であること。日本の統治下の高校生たちは、ほとんど日本語で暮らしていたようです。だから、字幕はほとんどありません。台湾の映画とは思えないほどです。
余談ですが、札幌商業との試合で、実況のアナウンサーの「万年雪に覆われた札幌と常夏の台湾の対戦」には、「雪は冬だけだわ」と1人で笑いました。「札幌商業」は懐かしかったけれどね。
ついでに、「バンクーバー朝日」と「KANO」の対戦を観たいと思ったのは、私だけですか?
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