「パパイヤの根に釘を打つ」KANO 1931海の向こうの甲子園 Mandelaさんの映画レビュー(感想・評価)
パパイヤの根に釘を打つ
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まず、日本の植民地だった時の台湾が甲子園に出場していたことを知らなかった。
その甲子園に4度出場した学校は元々1勝もしたことがなかったが、鬼監督が来たことで一気に強くなっていく。
もちろん部員の努力があってこそなのだろうが、この映画を見ると近藤兵太郎という人物の凄さが伝わってくるし、それを演じた永瀬正敏も見事。
指を怪我した呉明捷の最後まで出続ける決意を監督が認め、部員全員でカバーする甲子園決勝は涙なく見られない。
人種への偏見を持っていた記者が、目的に向かって、そんなことは関係なく協力する姿に美しさを見出していくのも良い。
しょうがないのかもしれないが、台湾の人の日本語が聞き取りづらいのは残念。
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